鹿教湯温泉にある
文殊菩薩
11月9日、妙見寺のあと、
鹿教湯温泉の一角にある文殊堂へ向かった。
妙見寺から30分程で鹿教湯温泉に到着。
信号脇に温泉の案内。

ここは江戸時代から続く湯治場、
温泉街の道は狭く駐車場も道路脇に無い。
探せばあるのだろうが、
見つからないうちに温泉街を抜けてしまった(苦笑)
停める所を探していたら、
道沿いに空き地があったので、何とか停めることが出来た。
観光地化されてないのは嬉しいが、車で来ると駐車場は欲しい(笑)
後で分かったことだが、駐車場は交流センターにあったようだ。
事前の確認してなかったことを、ここでも反省。
散策する前に、ここの歴史を少し。
文殊菩薩が、信仰心の厚い猟師に温泉の場所を教えた、という伝説がある。温泉名もこれに因み鹿が教えた湯すなわち鹿教湯(かけゆ)と言う。
文殊堂には行基が彫った文殊菩薩像があり「日本三大文殊」の一つとされる。行基の弟子・円行がこの地に持ってきた時には既に温泉は湧いており、約1200年前には開湯していたとされる。温泉の効能から古くから湯治場として江戸時代栄えたようだ。
この言い伝えからか、
鹿教湯温泉は昔から湯治場として有名。
その湯治場にある文殊菩薩。
鹿教湯温泉には無くてはならない仏様だね。
その文殊菩薩が治められている文殊堂へ向かいます。
紅葉橋

橋を渡った所に、紅葉橋の説明

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安心して、林の道を進む。
橋から歩いて直ぐの所に子供二人の石像。
仲良し地蔵

台座には、宮下ツギ子さんの紹介
小学校の教員を退職後、絵を描くことを趣味としていたが脳梗塞で半身麻痺と言語障害に陥ったが、鹿教湯温泉でリハビリーをされ、杖をついての歩行や左手で絵を描くまでに回復し、90年間生き1996年死去。
とか書かれてあった。
鹿が教えてくれた湯治場には、
健康に通じる逸話が沢山ありそう。
温泉も素晴らしいが、ここの紅葉も見事。

温泉街に沿って流れる川

爽やかな林の紅葉が本当に綺麗。

林の道沿いに「上田市 わが町魅力アップ応援事業」と看板

手入れが行き届いた林



しばらく歩いた所に薬師堂

昔この地で疫病が流行した時に仁王像を何処からか運びこみ、
この堂に安置したという話もあるようだ。
薬師堂の案内

薬師堂とは、
リハビリーで有名な鹿教湯温泉らしい。
内にある薬師如来像

元気が何より。
私もお参りさせて頂きました。
脇にある多数のお地蔵様

台座は多数の願い事が書かれていた。
橋を渡ると文殊堂

橋から振り返り見る薬師堂

橋を渡った所にある、薬師吉祥の水

文殊堂脇に、薬師如来像。
そこからは「吉祥の水」と名づけられた湧き水の手水所。
ご利益ありそうな水!
静かで神々しい雰囲気いっぱいの境内。
境内には六地蔵

文殊堂


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文殊堂は宝永6年完成の古い建物(長野県宝)

天井に書かれた見事な龍

お堂の右脇に像

この文殊堂を創立した行基の弟子・園行か?

お堂の後ろは真っ黄色に染まっていた。

お堂の屋根に鬼の顔

どんな意味があるのだろうか?
そして屋根には菊の紋も!

境内の左脇に鐘楼

この辺りが、文殊堂の紅葉スポット!




文殊堂への46段の階段を下ると、川向こうは温泉街

温泉街から川沿いへ降りてくる階段を、杖を突き上り下りするお年寄り。
リハビリーをしているようだ。早く元気になると良いですね。
階段を降りて少し歩くと屋根の付いた橋。
五台橋

対岸の文殊堂、温泉薬師堂へ通ずる橋で。
現世とあの世を結ぶ意味合いがあるようだ。
と言う事は、
さしずめ下を流れる川は「三途の川」?
橋の周りも紅葉が綺麗。

誰もが行く三途の川、
私の行く川も、こんなに綺麗なら良いが!
これからの行い次第かな?

五台橋を渡り、階段を登ると薬師堂。
再度、お祈りしました。
もう少し、三途の川を渡らないでいられるように…
お願いを済ませ、来た道を車へ戻ります。
途中、素敵な紅葉が見送ってくれた。

今日は、鳴龍の妙見寺と江戸時代建立の文殊堂。
どちらも静かで、
歴史と自然いっぱいの素敵な所だった。
そろそろ雪の舞っていた白樺湖の方へ戻るとします。
と言いながらも、そうはいかないのがいつもの常。
そのお話は次回でご紹介。
最後までお付き合い有難うございました。
