今熊神社の
ミツバツツジ
4月8日（金）
桜の満開の近頃。
今日は、ミツバツツジを見に行ってきました。
行った場所は八王子市の東、八王子市上川町の今熊神社
駐車場に沢山の車が停まっていた。
駐車場の目の前に満開のミツバツツジ。
駐車場脇には、地元の方達の出店もあり賑やかです。
まず、今熊神社へお参りです。
神社の由緒が書かれた石碑
石碑によると、安閑天皇の時代、疫病飢饉を鎮めるため紀州熊野本宮六社を勧請して、今熊野宮を祀ったのが始まり。安閑天皇の宮妃が熊野宮に渡る際、暴風雨のため行方不明となった。その時、丹生大神の神託により勅使を遣わし、呼び戻し祈願を行ったところ行方が知れたと伝えられ、それ以来、今熊山は「呼わり山」といわれ、近郷、遠国の崇敬を集めた。正福寺の守護神、今熊野大権現と呼ばれていたが、明治の神仏分離により今熊神社と改称。
後ろの今熊山の頂上にご本殿があり、ここは拝殿所。 昭和17年に御本殿が焼失し、昭和51年に現在地に再建されたそうです。
境内から見る桜
本殿
拝殿左脇にある「今熊開運稲荷社」
この今熊開運稲荷社の左脇の斜面一体が、
今熊神社で人気のミツバツツジ
ミツバツツジをしばらく楽しんだあと、
山頂の御本殿へお参りに行きます。
本殿右側の手水舎脇から、参拝道を登ります。
山頂の御本殿までは、この傾斜の坂道。
かなり息も切れる 
昔の人は、参拝するのも大変だったことでしょう！
途中にベンチもある小さい広場。
トイレも整備されている。
そこから眺める景色
広場の隅にあったコース案内図
写真右下クリックで拡大
少しベンチに腰掛けて、息を整えてさらに登ります。
〆縄の掛かった木の間を進みます。
右の崖の上に御本殿が見えました。
あと少しです 
上の写真の左にあった「今熊開運神社」
下にあった神社と同じ名前。
今熊神社御本殿と同じく、こちらが元だったのでしょうか？
今熊開運神社から続く石の階段を登った所が
御本殿のある広場
今熊山頂上
下の本殿と頂上との標高差218mを一気に登ってきた。
それ程高くないかな？と思っていたが、
八王子駅南口のサザンスカイタワー八王子（157.5m）より高い！
と、どなたかのブログに書いてあったことを思い出す。
広場には桜が咲いています。
今熊神社・御本殿
再建された御本殿はコンクリート造り。
御本殿の入り口にあった石塔。
建立の年月日？が書かれてある。
文化七庚午年
と言うことは1810年、江戸後期。
この頃は伊能忠孝が
日本最初の実測図「大日本沿海輿地全図」を作っていた頃。
長～い歴史がこの山に宿っているようです。
お腹が減っては歴史も作れません
コンビニで買ってきた物で昼食です。
今日は、セブンイレブンの「おにぎり二個入り」
ブログ友の方が時折食べて居た物ですが、
今まで二個入りのお握りあることを知らなかった。
そこで今日、コンビニの棚を探してみたら、
ありました 
値段もお安く、美味しかった。
お握りの他に、
コロッケロールと、糖分補給で豆大福。
登った時は、
一人の方が居られだけだった頂上の広場。
流石にここまでは、あまり来ないのだろう！
と思っていたら、
次から次へと登ってこられる。
お一人で登って来られたご婦人が話しかけてきた。
文京区にお住まいの方で、
友人と他へ行く予定だったが、天候が良くないので中止。
そこで、お一人でこの山から刈寄山を歩く予定らしい。
50歳から登山を始めて24年。
あと3つで日本100名山達成！
と、とてもお元気。
先日飯山観音の白山でお会いした
80歳のご老人にも負けない程お元気でした。
「お元気ですね！私達は山登り遅く始めたので…」
と言う連れ合いに、
「まだお若いじゃないの。これからお嫁に行けますよ！」
そのお言葉に、
ご機嫌な連れ合いでした。
この景色もご機嫌です。
霞んだ向こうにスカイツリーが良く見えました。
先ほどのご婦人に、スカイツリーが見えますよ！
…とお話すると、
住まいから毎日見えるスカイツリーには
ご興味がなさそう…でした 
南の方に見える山は、山肌を露にしている。
先ほど頂上に近づくにつれ大きな音がした。
頂上の広場にもその音は休むことなく響いていた。
その音の元は、あそこで岩を砕く音だったのだろう。
山肌には、山砂を掘り出す大型重機がいっぱい。
この景色を見ていたら、
京都の茶畑をぎりぎりまで削って問題になっている
先日TVのニュースを思い出した（笑）
それにしても、
山が無くなりそうな光景は、寂しく感じる。
下山途中で見たこの山も、
山砂を掘り出す準備でしょうか？
すっかり丸裸になっていた。
下りながら見えてきた
ミツバツツジを見て、ホッとしました。
ピンクがとても綺麗
駐車場に着いた時間は12時半を回っていた。
この時間になると駐車場は満車です。
ミツバツツジは、
今週の土日あたりが見頃となりそうですね
私達は次の目的地へ向かいます。
最後までお付き合い有難うございました。
