南高尾山稜ハイキング
<城山湖~見晴らし台>
城山湖(草戸山)は何度も歩いたが、まだ歩いた事が無い所がある。
その道を、連れ合いと歩いて来ました。
歩いた道は…
城山湖から中沢山への南高尾山稜
コースは、
城山湖 → 見晴らし台 → 梅の木平 → 城山湖
…でしたが、途中でコース変更となりました (苦笑)
さらに、
素晴らしい出会いがありました。
そんな山歩き、お付き合いください 
城山湖の駐車場へ到着。
準備を終え、9時40分スタートです。
歩き始めてすぐ、目についた看板。

森林が我々の飲む水を蓄える働きなのですね。
一目でわかる絵、いいですね~ 
城山湖を左回りに歩き始め、草戸山へ向かう途中にある分岐点。

左方面は峰の薬師。 私達は右へ向かいます。
さらに進むと、榎窪山(420m)

ここで、出会いがありました。
この「榎窪山」と書かれた菱形の名札を付けている人がいた。
県か市の方かな?
と思ったら、一般の方でした。
その方は、
2日に1回、このコースを歩いている地元の方。
今まで付いていた名札が見難いので、ご自分で作ってこられたそうだ。
取り外した物を取り出して、
「どっちが見やすい?」
前ついていたのも、その方が付けた物のようで、白い下地に黒い文字。
新しい方が雰囲気には合っていると思い、
「こちらの方が似合っていますね」と私達。
「良かった!」とオジサン。
そのオジサンに道をお聞きして、先を急ぎます。
(後にそのオジサンとは、一緒に歩くことになりました)
しばらく歩くと三ッ沢峠の分岐点

分岐点には休憩所も整備されている。

広場にあった案内板

進む道は、三つに分かれている。

右が高尾山。真ん中が大垂水方面。
写真には映ってないが、左にも道があり、大垂水方面の巻道。
今回は体慣らしなので、楽な巻道へ進む(笑)
爽やかな林の道。

目の前に大きな倒木。
根本が土から剥いだように倒れていた。
少し進んだ所に分かれ道。
来た道が左の梅の木平方面。
右下は峰の薬師方面(梅の木平への巻道でもある)
向かうのは左の大垂水方面。
道が二つに分かれて居た。

どっちに進もうか?と悩んでいたら、先ほど名札を付けて居たオジサンが後ろからきて、
「右が巻道だからそっち行ったほうが楽だよ!」と教えてくれた。
その教えに従い右へ進む。
このオジサンとは、
ここでお会いしてから、色々なお話しが弾み、話ながら歩き始めた (笑)
オジサンは、
2日に1度はこの道を歩かれているそうで、ここの事を良くご存知で、
色々な事を教えて頂いた。
オジサンに教えて頂いた鳥の巣。

オニバシリ(ナツボウズ)の花

色々なお話をを聞きながらの山歩きは初めての経験。
疲れを感じない程楽しかった 

道沿いには、何か所もベンチがある。

今回のコースはアップダウンが少ない。
その少ない登り坂の一つ。

葉の落ちた梢の間から、富士山!

富士山が見えるとは思っていなかっただけに、
連れ合いは大きな声で「富士山だ!」と大喜び。
この道は、関東ふれあいの道でした。

梅の木平から4㌔地点。
西山峠

ここから津久井湖へも行けるようだ。
東山

オジサンが「良い所教えてあげるよ」と寄った所。
普通だと、まず寄ることはないと思われる東山。
オジサンがお仲間と集まる場所のようだ。
ここからの景色が良かった。
目の前に大山!

左のほうには八王子市街

霞みが無い晴れの日には、右の方に江の島も見えるようだ。
ここは、お仲間との歓談の場所。手入れが行き届いていた。

二本の柱が立っていて、その一方には天狗の顔。
リュックを掛けるフックまであった 

テーブルには、
おにぎりが落ちないように!とテーブルの淵には木の棒が取り付けてある。

そんなお話をするオジサンの顔は、とても幸せそうでした

さらに、道を進みます。

大垂水まで、3.7㌔。あと少しですね!
道沿いに、ベンチと書かれた案内板

道を少し下がった所にベンチがあるが、その入り口にも、皆さんの手が入っている。

一般のお宅への入り口のようだ。
ベンチ

このベンチも、オジサン達の手が入っている。
板の表面が傷んできたので、裏返し、やすりを掛けて整備したそうだ。
この山を自分の庭のように愛されているようですね。
途中、何人もの人とすれ違った。
その多くの方達と声を交わしていた。
皆さん、この道の常連さんでお仲間のようだ。
オジサンは、
ビックリするほど顔が広いですね~
入沢山

ここも、オジサンに教えて頂いた場所。
ここは暑いときの歓談の場所らしい。
手作りのストックで教えてくれた先に見えるのは…

景信山

陣馬山

双眼鏡があれば、陣馬山の白馬も見えるそうだ。
左には富士山。

そのさらに右手には南アルプス。

居心地の良さそうなベンチ

谷から吹き上げる風が今日は寒かったが、
夏の暑さをしのぐには、最適なようですね!
ガイド以上に
楽しい案内をして頂いたオジサンとはここでお別れです。
オジサンはここまでの予定だったようで、来た道を戻られて行きました。

オジサンの背に頭を下げてお見送りしました
因みに、
オジサンは80歳とご自分で言っておられた。
足の筋肉の張りや、力強い足取りは、歳を感じ無いほど。
2日に1回歩いている効果 
足腰鍛えることが、元気の秘訣ですね~
私達はさらに先へ進みます。

途中で、道が間違いないかどうか、すれ違った女性にお聞きした。
間違っていなかったようです。
少し歩いた所で、開けた休憩所があった。
見晴らし台です。

ここで休憩とした。
目の前の景色がとても素晴らしい。
ご覧ください。

目の前が丹沢山、右に富士山。
手前は三ヶ木の街並み。津久井高校も見えます。
富士山の右の方には石老山。
景色を楽しんでいたら、一人の女性が来られた。
その方は、おにぎり食べながら、道を教えてくれた。
良くここを歩かれている方で、
今回も高尾から来て、また戻るようだ。
私達が、大垂水経由で高尾山口まで行く!と言うと…
車道を延々と歩くことになるので、戻ったほうが良い!
と、アドバイスを頂く。
確かに国道20号線の車道は車も多く、
コンクリートは結構疲れる。
アドバイスに従って、来た道を戻ることにした。
もう一人、オジサンが来られて一緒に休憩。
お話ししていたら、もう一人の女性のことも知っているようだ。
本当に皆さん、ここを良く歩いているようですね。
そして皆さん、顔見知り!
そのオジサンの手には、手づくりのストック。
「良いですね~」とお声をかけると、
「○○さんに教えてもらって作ったんだ」
えっ?ビックリです。
その○○さんとは、先ほどお別れをしたオジサンの名前。
さらに、驚いたことがありました。
少しお話ししながら休憩していたら、
先ほど来る途中で道をお聞きした女性が速足で来られて、
「さっき教えた道は違っていた。ごめんなさいね!」
息を切らして話された。
えっ?
その為に、わざわざ戻ってこられたんですか?
かえって恐縮です。
何度もお礼を申し上げ、戻っていく女性に感謝です。

歩いている、皆さんが田舎の村の人達のように、
歩く人の顔が分かっていて、その人達の事を考えている。
道に迷わないように!と案内やロープの取り付けや手入れ。
休憩所の整備。倒れた木の除去。
道の案内が違ったと、わざわざ戻って教えてくれる!
人の温かさがいっぱいです。
ここを愛する人達も、
世界遺産に登録したい!
と思う程…素晴らしい山歩きとなりました。
今日の記録
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総時間 =4時間20分(休憩含)
総歩数 =16,800 歩
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最後までお付き合い有難うございました。
