神奈川県「水道記念館」訪問
1月27日(水)
キリンビバレッジの工場見学のあと、すぐ傍の寒川神社へお参りに向かいました。
途中、寒川神社へ向かう車の渋滞が見えた。
ならば!…と
もう一つの予定を先にすることに決定。
その予定地は、寒川神社の少し先、神奈川県水道記念館です。
寒川神社の参道の傍にある駐車場に車を停める。

駐車場から5分位ゆったりした道を歩く

その先に記念館があった。

レンガ造りの素敵な建物だ。池には河童の噴水

いつ頃の建物だろうか?
当時としてはモダンな建物だったのでは?と思える造りだ。

入っていいのかな?
と思いながら、どっしりとしたドア開けて中へ入る。
建物の中は、表とは打って変わって、
現代的なプレイランドのような風景が広がっていた。

水道の事が楽しく勉強できるようになっている。
展示スペースは2階もあり、取水する相模川と水道記念館のジオラマがあった。


ビデオも合わせながら、水道の勉強ができる。

吹き抜けには、水の塔があり、下から細かい泡が立ち上っていて綺麗。

この泡は文字が出るらしい。
奥のほうには、家庭で使う水道関連用品が置いてある。

水道の水を使う道具たち。
逆に言えば、水が無ければ役に立たない道具です(笑)
大切な水ですね。
こちらは、水道管の漏水の音が聞けるコーナー

水漏れは結構あると聞く。
大切な水です。早期発見ですね。
大きな水道メーター

下には「水道メーターを読む」と書かれている。
ボタンを押すと、
・ 一人が1年間に使った水量の平均
・ 1家庭で1年間に使った水量の平均
・ 寒川小学校(生徒600人)で1年間に使った水量
・ 1番多く使った会社の1日平均の使用水量
などが分かるようになっていた。
昔の井戸のポンプの展示。

実際にポンプを動かし、水を出すことが大変だったことを体感できる。
こちらは、昔の水道管?

木製です。
壁に掛かっていたパネルが何枚かある。

その一枚の上についている色紙?が気になる。
良く見ると、気象予報士の森田さん?

流石に予報士ですね。サインにも、前線を使っている(笑)
入り口の中央にある「アクアバー」

レバーを引くと、
水道記念館の隣の浄水場で、できたばかりの水が出てくる。
下に紙コップがあるので飲むことが出来た。
冷やしてある様で、冷たくて美味しい!
一回りしてからここで飲む水は、本当に美味しかった。
神奈川県の水道施設マップ
(詳細は、後でご紹介するHPでご覧ください)

富士山を源流として、山中湖から相模湾まで続く相模川。
世界遺産から流れ出た水から出来た水道水。
美味しいわけですよね!
神奈川県民が羨ましく思えた 
外へ出ると、県営水道作ったころのポンプが展示されていた。
その前は、相模川をイメージしているのか、綺麗なせせらぎ。

受付の方の話だと、
夏場はこのせせらぎが、子供達の声で賑わうそうです。

それにしても素敵な建物。

係の方の話によると、昭和8年頃の建築らしい。
こういった建物は、後世にも残したいですね。
因みに、ここは、
土木学会選奨土木遺産に認定されているそうだ。
立派な門

本道路からは工事中?で入れなさそうだったが、こちらが正門のようだ。
立派です。
せせらぎが、ぐるっと敷地内を流れている。
公園にも、こんなに素敵なせせらぎは少ないのでは?


花の季節には、弁当持ってゆっくりするのもいいかも
広場の奥から見た建物。

素敵だ!
本当に気に入ってしまった 
頂いたパンフレットを紹介





帰りがけに、受付の方に頂いたダムカード。
ここにダムカードがあるとはビックリ。
記念に大切にします。

以上で神奈川県の水道記念館見学は終わりです。
見学を終わって、
当たり前に、蛇口をひねれば出てくる水だが、
改めて、水道の有り難さを感じました。
さっき行ったキリンビバレッジの工場見学と違い、ここは案内の人もいません。
親や先生が、ここで何を勉強して欲しいか?をしっかり理解して、
この記念館を見せてあげたら、本当に素晴らしい見学となるな~
と、つくづく思いました。
あと2か月もすると春休み。
水道会館を訪れる計画も如何でしょうか?
お勧めです!

神奈川県水道記念館のことが良く分かるHPをご紹介します。
行こう!
と思われる方は参考にしてくださいね!
見学を終え、
今日の最後の予定である、寒川神社へ向かいます。
そのお話は次回へ続きます。
最後までお付き合い有難うございました。
追 記
福岡の水道管破裂で断水をみて思うこと。
先日の寒波で、福岡は断水になったようだ。
まさか凍るとは思われない地域での水道管の凍結。
TVのニュースでは、水が止まって、あらためて水の大切さを思う!
と言うご婦人のお話が流れていた。
蛇口を開ければ、当たり前に出てくる水。
この機会に、大人も子供も、
当たり前を見直す良いチャンスかもしれないですね。
どちらかと言うと、地味な水道記念館。
こういう所こそ、時々訪れて、
心の蛇口を占める必要がある様に思います。
私も、当たり前を見直そうと反省 

1月29日
