日本１００名城の八王子城跡
本丸から冨士見台
先日、高尾山へ登り、素敵な秋を楽しんできた。
最近八王子を楽しむことが多かったな～（笑）
ところで、八王子市の名前の由来って何だろう？
調べてみると、
「八王子」という地名は、全国に分布しています。それは、牛頭天王（ごずてんのう）と8人の王子（八王子）をまつる信仰の広がりの中で、八王子神社や八王子権現社（ごんげんしゃ）が建立され、地域の信仰を集め始めるとともに、地名として定着していったからです。もちろん、私たちの八王子の起源も、ここにあります。
今、八王子城にある八王子神社がそれです。 （八王子市HPより）
八王子城
前々から名前や傍を通ったことはあるが、
まだ一度も行ったことない。
本丸までは、下から歩いて40分程。
どうせなら、もう少し歩きたい。
その先の富士見台まで行って見ることにした。
専用の駐車場に車をとめスタートです。
本丸への入口
本丸までは、ほとんど登り坂
途中、石垣が見えてきた。
当時の石組みだろうか？
さらに登りは続く
本丸がもう少し！と言う所で、
見晴らしの良い所に出た。
雲が広がる空だったが、見事な見晴らし。
都内が一望です。
スカイツリーも見えました。
さらに登ると、本丸跡に到着。丁度40分。
この階段を登ると、八王子神社
八王子市の名前由来の神社です。
境内は見事な秋色がいっぱい。
幹回り4ｍ57㎝の太い杉。
この神社の歴史の重さを感じます。
丁度居合わせた方が、太い木を計っておられた。
上の杉の太さも、この方が図ったもの。
因みに、このモミジも太かった。
境内の隅に天狗の像
天狗と言えば高尾山を思い出す
前回、高尾山の紅葉が見事だったが、ここの紅葉も綺麗だった。
右が能殿？
境内の少し先へ行くと、
二つの大きな石碑が紅葉に映えていた。
その石碑の前からの景色が素晴らしかった。
写真中央にスカイツリー
右手の空と山の間が光っている。
もしかして海？
そうでした！相模湾です。
向こうに見える山の中央が、先日登った高尾山。
高尾山の建物が見える。
神社の裏側を登った所が本丸跡。
説明書き。
本丸跡の広場はそれ程広くなく、
当時の城の大きさは、それ程大きくなかったと思われる。
周りは樹々が多い茂り、見晴らしは良くない。
少し辺りを見た後、八王子神社境内へ降りる。
その時、
今まで雲っていた空から太陽の光が射してきた。
陽の光を待っていたように、
モミジが一斉に輝き出した 
銀杏の葉も風に揺られて待って居る。
モミジと銀杏のコラボレーションに、しばし時を忘れる。
本当に綺麗でした少し経ち、次の目的地を思い出す（苦笑）
次の目的地は、富士見台。
神社の境内から歩き始め、少し下った所にあった井戸。
手押しのポンプ。
美味しい水が出てきました。
昔の水汲み場だったのでしょうか？
富士見台への道は、
陣馬や高尾山の方へ続いているらしい。
ひと山越え、またひと山越えのアップダウンが続きます。
軽い気持ちで来てしまったことを少し反省。
馬鹿に出来ないコースに苦笑。
休み休み登った所に開けた場所に詰城。
ここも狭い頂上の広場。
城といっても、
小さな建物しか建てられなかったと思う程の広さ。
見張りをしていたのでしょうか？
さらに進むと堀切りが出てきた。
敵の侵入を拒む堀切り。
V字型に大きく区切れており、その高さは３ｍ以上。
写真上に白い物が写っている。
心霊写真
良く見ると、カメラのストラップでした （笑）
富士見台に到着。
時間は１１時３０分。八王子神社から４０分。
総時間２時間程で到着（休憩含）
富士見台。
富士山を探してみるが雲の中。
中央に少し横姿が見える。
テーブルとベンチがあるので、ここで昼食としました。
あたり一面モミジの枯れはがいっぱい。
手作りのおにぎりを食べていると、
パラパラ音がしてきた。何の音？
雨です。
ベンチの周りは大きな木があるので、
雨に濡れることなく食事ができたが、
あまり雨が強く降らないうちに帰るとしました。
来る時は、
到着する事を目的に、一生懸命歩いてきたが、
帰る道は、結構坂が多い事を改めて感じながら歩く。
そのうち雨が痛く感じる 
手についた雨粒を良く見ると、
いつの間にか雨が霰にに変わっていた。
今日は寒い。
雹が降ってもおかしくない冬ですね （苦笑）
急いで坂道を登り下りして戻りました。
八王子神社まで戻って来た時、
幸いにも雨は止んでくれた。
そこから見える景色は、
都心だけ光が当たって輝いていた 
スカイツリーも往きよりハッキリ見えた
ここからの景色をつないで見ました。
左側が青空で、右側は雨が降っているようだ。
何とか雨も止んだが、
雨に濡れる落ち葉を踏みながら下山しました。
今日の記録
総時間＝４時間（休憩含）
少し甘く見て登った、八王子城本丸～富士見台
なかなか魅力的なコースでした
静かで歴史のある本丸、
八王子市の名前の由来の神社。
都内や相模湾が望める景色。
晴れていれば、富士山も望める富士見台。
また来たい！と思ってしまった。
鳥居の入口を出た所に管理棟があった。
そこには、ボランティアの方達が
御主殿跡などの案内をしてくれるらしい。
時間も有るので、
案内をしてもらうことにしました。
そのお話は次回に続きます。
最後までお付合い有難う御座いました。
