高尾山登山<いろはの森コース>



山登り行きたいが、この暑さに控えていた。
そろそろどこかへ行きたくなってきた。

昨日、一人悩んでいたら、
高尾山のカキ氷が食べたいグー
と強いお言葉キラキラ

ならば、今まで登ったことの無いコースで行くか!


そして今朝、早起きして行ってきました。

向かう途中、高尾駅そばに来た時、
窓ガラスに雨がポツポツ雨

あれ~?空は大丈夫かな?
降らないよう祈ったのが効いたのか、
それ以後雨粒は落ちてこなかった(ホッ)



今回のコースはこちら
イメージ 45


日影沢 ⇒ 高尾山頂上 ⇒ 一丁平 ⇒ 小仏城山茶屋 ⇒ 日影沢


日影沢キャンプ場手前のにある、
少し広い場所に車を止めて7時20分スタート。

駐車場から少し歩くと、日影沢キャンプ場の前から
登山道へ入る。

道脇にあった「いろはの森案内図」
イメージ 1
画面右下クリックで拡大

「いろはの森」の謂れのとおり、
コースの途中にこのような表示板があった。
イメージ 2

また、あちこちに、歌を書いた板。
イメージ 3

いろはの森コースは万葉集など含めた歌の中から、
樹木にちなんだ歌の「い」から最後の「ん」まで
48文字を選び表示してあるそうだ。

詳しくはこちらを
ダウン

道脇に咲いていた、キツネノカミソリ
イメージ 4

とても綺麗チョキ

他のコースと違い、人通りも少なく、
緑の林や、小川の水音が響く道を上る。

静かな登山道
イメージ 5

イメージ 6

人通りが少ないけど、道は整備されている。
イメージ 7

登り始めてすぐ、蚊に襲われた。
出発前に、虫除けスプレー噴射してきたのだが


タコのように根が張っている木
イメージ 8


1時間ほどで薬王院から高尾山頂上へ向かう4号路にでた。
イメージ 9

画面右が薬王院へ続く道。
左の階段の道が、今登ってきた「いろはの森コース」

暑い日だったけど、木が鬱蒼としていたせいか、
思ったより大変ではなかった。

すぐにトイレ出現
イメージ 10

ここを過ぎると頂上です。

でも、人気の高尾山頂上も人影はまばら。
時間は午前8時半。
朝早いからか?真夏の暑さのせいか?
イメージ 11

イメージ 12

残念ながら富士山は雲の中
大山はよく見えた!
イメージ 13


ここからの道は急に人影が少なくなった。
ここまでの方が多いようだが、私たちは小仏城山へ向かう。

しばらくすると、奥高尾の標柱
イメージ 14

来た道を走って行く一団
イメージ 15

夏休み中の学生さん。
とても元気ですね。羨ましい パー

まだ9時過ぎだというのに、今日も暑い。
「一丁平」手前の東屋でちょっと休憩。
イメージ 16

9時半、「一丁平」到着
イメージ 17

前回、ここから富士山がとても綺麗に見えたけど、
今日は雲の中でした。
イメージ 18

「一丁平」では休憩なしで、先へ進む。

途中、ワンちゃん連れの奥様に出会う。
失礼して写真を撮らせてもらう連れ。

ミニチュア・ブルテリア
名前は「イチゴちゃん」
イメージ 19

ワンちゃん好きな奥さんは、
犬を見ると満面の笑顔です。

こんな時、ブログ友のわんちゃんを思い出すパー

空いている道をのんびり快適に歩き、
9時50分、無事「城山茶屋」へ到着。

ここも、席は選び放題(笑)
イメージ 20

景色のよい場所で、早めの昼食とした。

家で作ってきたおにぎりです。
このおにぎり、
先日買った「パリパリのり切り隊」で作ってきた。
イメージ 21

「パリパリのり切り隊」をご存じない方は、
こちらのブログをご覧ください
ダウン


試食以後、初めてのおにぎり作成したもの。
ちょっぴり不安もありながら口にする。

すっごく良い!チョキ

コンビニのパリパリのおにぎりとは違うが、
噛み切る!って感じがなく、抵抗なくおにぎりが食べられた。
美味しい!

これなら、これから手作りおにぎりもいけそうだ!

少し食べていて気が付いた。
ここは「なめこ汁」が美味しいと評判だ。

なら、おにぎりと一緒に「なめこ汁を食べよう!」
と買いに行く奥さん。
イメージ 22

買ってきた「なめこ汁」
イメージ 23

「なめこ」と豆腐がいっぱい入っていて
こちらも、とても美味しい!

おにぎりとなめこ汁。最高のコラボでしたグー


気が付くと、すぐ後ろに舌なめずりするネコちゃんがいた。
私達のおすそ分けを待っているようだ。
イメージ 24

ごめんね!
気が付かなかったから、食べちゃった~

わかったのかどうか?
他の席のほうにゆっくり歩いて行ってしまった(笑)


茶屋のそばに、こんな看板が目を引く。
イメージ 25

「なめこ汁」を買いに行ったとき、しっかり見ていた奥さん。

ここは「かき氷」が超有名なのよ!
特に、メガ盛り

今日、高尾山に来た目的がこれです。
見逃すわけがないか(笑)

言い終わらないうちに、食後のデザートを買いに行く奥さん。
当然サイズは大

でも、
カウンターに行き、メガ盛りの高さを見て尻込み。
結局買い求めたのは「小」でした。

でも、「小」でもこのボリューム
イメージ 26

この高さを見てびっくりする私

練乳をかけて食べるかき氷。
汗をいっぱい流したせいか、この甘さが何ともうれしいチョキ
イメージ 27

隣の席では、
メガ盛りを注文した人がいて、その高さに大騒ぎ
小と比べて写真を撮ったりしています。
イメージ 28

遠いけど、わかりますか?
右が小。左がメガ盛り。

写真よりも実際は本当にびっくりする高さ。

思わず写真撮らせてもらいました(笑)


ところで、久々にかき氷を食べて頭が痛くなった。
この頭が痛くなることを、
「アイスクリーム頭痛」と言うらしい。
原因は、口の中が急に冷たくなったことを、
脳が痛みと感じることが原因らしい。


脳の勘違い!ってことですね。
脳にも勘違いするとは…
私が勘違いするのもしょうがないな~

独り言言っていると、脇で
あなたのは認知症でしょ!

下を向く私あせる


なめこ汁もかき氷も大変おいしく、
いつになくゆっくり休憩した。

10時半出発。日影沢の駐車場へ戻ります。

茶屋へ荷物を運ぶ道にもなっているようで、
舗装された道を歩く。


真夏だが、木々の緑が爽やか。
道脇にはススキが秋を思わせる。
イメージ 29

きれいな杉林
イメージ 30

山の作業のためのはしごらしきものが見える。
イメージ 31

よく見ると、その梯子に木が食い込んでいた。
ビックリ~!
イメージ 32

道は舗装されてはいるが、
自然がいっぱい

センニンソウ?
イメージ 33

ツリガネソウ
イメージ 34

初めて見る花。
名前は何というのだろう?
イメージ 35

後日、名前が判明しました。
その名前は、ハグロソウ。
葉が黒い緑をしている所からついたようだ。
珍しい形に引き寄せられてしまった花でした。



高尾山は蝶もいっぱいいた。

スミナガシ
イメージ 36

名前は???
イメージ 37

オオイチモンジ
イメージ 38

下山途中、自転車で登ってくる人達数組に会った。
イメージ 39

舗装されているとはいえ、長く続く上り坂。
結構大変そうだ。
がんばれ~
イメージ 41

道脇には、透き通った水の流れる沢。
イメージ 42

その水辺にはタマアジサイ
イメージ 40

かなり下ってきた所に日影沢キャンプ場
イメージ 43

駐車場に戻ってきた。
イメージ 44

駐車場はいっぱいです。

時間はもうすぐ12時。

                今日の記録
            ============
             総時間 = 4時間40分
             総歩数 = 17,000歩 


ほぼ、高尾山へ上るコースは歩いた。
今まで歩いたコースは結構人も多く賑やかだった。

今回歩いた日影沢から登るコースは、
緑いっぱいの静かなコースでした。

着ている洋服は汗いっぱいで、
車のエアコンで冷えて寒く感じるほど。

早く帰ってシャワーを浴びたいと感じた
夏の高尾山登山でした。


最後までお付合い有難う御座いました。





追 記
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
駐車場で、出発時に出会ったご夫婦の話


まだ、駐車場には、
朝早かったせいもあるが、2台しか停まってなかった。

準備をしていると、
ほぼ一緒に到着した一台の車から降りてきたご夫婦。

山登りかな?と思っていたが、
山登りの服装ではない。
そのうち、駐車場脇下を流れている沢を覗いている。

「お早うございます」
「沢に何かいるのですか?」
とお声をかけた。


覗いていた奥様が、
その理由をお話ししてくれた。


覗いていた理由は…
5年前に息子さんがここで亡くなられたそうだ。

今まで5年間、
この場所へ来れなかったそうだが、
やっと今日、来る気持ちになれたそうだ。

「なんで死んだんだろう!」
と、涙を溜めておられた。


そのお話に、私達は言葉を失う。
辛かったでしょうね!

思わず両手を合わせ、
冥福をお祈りさせて頂きました。


しばらくして、
ご夫妻に、お別れを告げその場を離れました。

ご夫妻は、私達に、
「お気をつけて行ってらっしゃい!」
と、優しく言葉をかけて頂きました。
その言葉に、眼がしらが熱くなった。

息子さんにもかけてあげたい言葉だろうに!

振り返ると、
お二人はいつまでも沢を覗いていた。


このご夫妻の、心が癒されますように!
と心の中でお祈りしました。


今日の登山途中、
時々、お二人の事が頭に浮かんだ。
辛い5年間だっただろう。


いつまでも心に残るお二人です。

お二人に安らかな日々が訪れますよう