霧の中の「飯盛山」


霧の中の「飯盛山」


7月2日（木曜日）
野辺山の天文台へ昨年行った時、
近くに面白い山がある事を知った。

ご飯を茶椀に盛ったような形の山
飯盛山

名前からも想像できますね！
その形を確かめたくて行ってきました。


昨日はかなり降っていた雨だが、
今日、天気予報では晴！
その天気予報を信じて高速道を走る。
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山は見えるが空には厚い雲が…
チョッピリ不安がよぎる。

昨年寄った「国立天文台野辺山」の脇を抜け、
平沢峠の駐車場に到着。
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駐車場は1／３程だが、観光バスが２台。
学生が大勢座って先生の話を聞いている。

私達も準備をして出発。

駐車場脇にあった各地域を示す案内
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これから登る飯盛山の地図。
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案内図の　緑線が登り　で　赤線が下り。


登るコース脇には綺麗な花がお出迎え。
シモツケ草
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キバナノヤマオダマキ
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途中、刈り払い機でコースを綺麗にしている人が何人も居た。
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綺麗にして頂き有難う御座いま～す！
とお声をかけ、ちょっとお話を伺いました。

町内会の方達が登山道の整備をされているとの事。
道にはみ出た熊笹や草を刈り取って綺麗にしていました。

この方達の努力で、気持ち良く登山できるのですね。
本当に感謝！


長く話しをしては、お仕事の邪魔です。
失礼して登山を進めます。

歩いて行くと、賑やかな声が聞こえてきた。
先ほど駐車場に居た学生のようだ。

人数が多いので、途中で抜くのは諦めた（笑）
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最後尾に居た先生らしき方？にちょっとお声掛け！

どちらから来たの？
藤沢の小学５年生と中学生。
生徒が週替わりで研修に来ているらしい。

お話させて頂いた方は、
この山登りのガイドさんのようだ。

ガイドさんも大変ですね パー


追い越せないので、
ならば！
と、ユックリ登りながら草花を楽しむ。

すくっと首を延ばすイブキトラノオ
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グリーン一色の中に赤いツツジ
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ノイバラ
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ニッコウキスゲ
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ウツボグサ
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山野草は、控えめな美しさに癒されますね。

途中、休憩している学生の脇を抜けて先に出ました。


静かになったコース
でも・・・

ご覧のように真っ白。
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白い世界に包まれながら登って行くと、
霞んだ先に頂上が見えてきた。
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ここが飯盛山の頂上。
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頂上の周りは、崩れるのを保護するために、
シートが貼ってあった。

飯盛山1643ｍ
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登頂チョキ

あまりユックリしていられません。
学生が登って来たので…パー

何せ、頂上はとんがっていて、
大勢留まるのは無理なので交替です。

下山途中、連れが誰かと話している。
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後で聞くと、話していた方は市役所の方で、
頂上の保護の様子を見に来ていた様子。

本来なら、
頂上の保護ネットから草が出てくる予定だが、
その出方が遅いようで気にかけていた。

草で山の崩れを防ぐ対策らしい。

楽しみで登るのとは違い、仕事とは大変ですね～

でもそういった活動のお蔭で、安全にそして綺麗な山を楽しめる。
市役所の方や、町内会の方達に、心から感謝です。


その市役所の方のお話だと、
晴れていれば、
この頂上からは、富士山や南アルプス、中央アルプス、
八ヶ岳、浅間山など一望らしい。

またその景色を見に来なくてはいけないですね グー



人が少ない丘があったのでそちらへ行く。
ここは少し広場になって居る。

ここで昼食としました。

まだまだ霧がイッパイ。
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相変わらず空には厚い雲。
太陽もうっすら。
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ここでは流石にソフトクリーム売って居ないので、
持ってきたトウモロコシで登頂記念グー
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時折霧が晴れて、地上が見える。
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ここから見る飯盛山は、本当にご飯を盛り上げたような形だ。
飯盛山の名前の謂れが納得できる。
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畑も垣間見える。
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誰も居なくなったので、そろそろ下山。

途中、霞んで見える景色の中にパラボラアンテナが見える。
「国立天文台野辺山」のようだ。
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下山する途中、木々の間から天文台がさらにくっきり。
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駐車場へ到着。
学生たちのバスは既になかった。

駐車場にはこんな案内が…
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ここが、日本の分水嶺？

そうか、ここを境に、降った雨が川となり、
太平洋と日本海へ分かれて流れていくらしい。

なるほど～
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駐車場脇にある獅子岩。
誰も居ないが折角なので登って見た。
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岩の上からの景色は、霧も晴れていて良かった。
「国立天文台野辺山」も目の前だ。
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こちらが先ほど登った山。
飯盛山はこの山の向こう側だろう。
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山頂は先ほどより霧が晴れていた。
今なら、さっきより見晴らしよかっただろうな？
と、ちょっと残念。
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この霧の向こうに日本を代表する山々が見えるはず。
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駐車場から霧の中の山を眺める（笑）
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見えるはずの山の紹介があった。
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こんなに素敵な景色なら、やっぱりもう一度来なくてはいけないね。

ここは
フォッサマグマの発祥の地

その説明があった。
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そろそろ帰る時間です。
野辺山高原まで降りてきた。

JR最高地点
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この場所の脇にある農産物の販売所で、
美味しそうなトウモロコシ等沢山買って帰ります。

道の駅きよさと
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今日は寄らずに帰ります。
荷物列車と競走しながら（笑）

でも電車のほうが早い。
列車は信号ないからね
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雨は降ら無かったが、
梅雨時の山は、霧に包まれていた。

再度挑戦ですね。

飯盛山からの素敵な眺望を見るために、
再チャレンジとします。


飯盛山は、小学生も登れる手頃な山ですよ。
晴れた日にお勧めです。

今日の記録
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　　　　　　　　　　総時間　：　２時間５０分（休憩含）
　　　　　　　　　総歩数　：　11,000歩　　



最後までお付合い有難う御座いました。