つつじ満開 の「鶴峯公園」
5月11日(月)
日向山へ登った後、鶴峯公園に寄って来ました。
ここは、30種3万本のつつじで人気の場所。
でも、なかなか満開には巡り合えず、
今回こそは
と楽しみです。
臨時駐車場も出来ており、らくらく駐車できました。
公園は駐車場の道路渡った目の前です。
歩道にあったマンホール
蓋に書かれた絵も満開です

臨時駐車場は有料だが、公園は無料で入れます。
入って階段を登ると色とりどりのつつじが満開です。

思わず「お~‼」と声が出てしまった
今日は二回目の感動です。
丁度つつじ祭りです。

鶴峯公園の案内図がありました。

画面右下
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奥に広い公園です。
ここは、片倉工業㈱の施設として大正時代に作られたそうです。
この公園が「つつじいっぱいになった理由」が面白いので、
少しご紹介。
- 大正時代、片倉組(現在の片倉工業)の施設として整備。
- 昭和に入り、公園として整備され、鶴峯公園となる。
- 昭和8年、県下一の立派な川岸村役場庁舎が完成(昭和31年に岡谷市と合併。建物は取り壊されている)。庁舎の庭にツツジを植えることになり議会が、ツツジを埼玉県から購入。
- 300株の注文に対し、貨車2台分(3万株)が届き、あわてて川岸駅前の清水公園と寄付された鶴峯公園の初代片倉兼太郎翁の銅像のある所へツツジを植えつけた。
- 鶴峯公園の隅に川岸村が岡谷市に合併した翌年に村につくした宮澤源勇の頌徳碑が建てられた。
- 後に中部日本随一と岡谷市が誇るツツジの名所になるキッカケを作った人物でもある。
- 庁舎庭のツツジの苗を業者に注文する際に、当時村長代理助役だった宮澤は業者に今で言う軽トラック2台分あればと思い二本指をニュッと突き出しこれくらいと答えた。
- 業者は県下一の役場でもあり片倉様だからと、貨車2台分と判断し、ツツジの苗が届いたのである。
- 鶴峯公園は注文のかん違いから生まれた、ツツジの名所なのである。
ウィキペディアより
面白いでしょ!
勘違いから生まれたつつじの名所
間違いの規模もここまでくると日本一ですね(笑)
因みに、この片倉工業は世界遺産に登録された富岡製糸場を、
三井財閥から引き継ぎ経営をしていた会社でもあるのです。
片倉工業は、絹で財を成した会社で、
諏訪湖畔にある温泉施設「片倉館」を作った会社。
凄い会社です。
片倉工業の詳細にご興味ある方はこちらから
さて、前置きが長くなりました。
つつじに戻りますね

「満開のつつじ」をご覧ください。
通路以外は全てつつじ(笑)











公園の一番見晴らしの良い場所に立つ
片倉組初代片倉兼太郎の銅像


如何ですか? 凄いでしょう!
もう植える所がない程のつつじの量(笑)
大きな勘違いが生んだ名所ですね!
大勢の人が、満開のつつじを楽しんでいた鶴峯公園。
公園の周りは出店もあり、つつじ一色でした 
帰りがけの公園道路脇にあった案内板
鶴峯公園の紹介です。

画面右下
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これでもか~!(笑)
と言うほどの、つつじの花に包まれて、
日向山登山の疲れも吹き飛びました 

花の開花に合わせるのは、なかなか難しいですよね。
三回目でやっと満開に巡り合えた鶴峯公園のつつじでした。
最後までお付合い有難う御座いました。
