ヒカゲツツジの坪山を登る


やっと晴れマークの今日、
ヒカゲツツジの坪山を登りに出かけた。

国道20号線から檜原方面に入り、途中から西原方面に向かう。

山間の道を進むと、こんな景色が目に飛び込んで来た。
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道沿いの満開の桜。
山間なので、下より気候が寒いのかもしれない。

車一台程の幅の所もあり、道を譲りながら気を付けて進む。

無事、駐車場に到着。
時間は8時半前。既に最初の駐車場はほぼ満車。
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この写真は振り返って見た駐車場。


準備をして出発。
お花の咲いている西ルートを登ります。
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思った以上に急な坂道が続く。
ロープを頼りに進む登山客。
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綺麗な杉林の中を登る。
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この西コースは、花が沢山咲くらしい。
特に、ヒカゲツツジが有名。

今日はそのヒカゲツツジを見るのも目的の一つ。

道脇に、最初に出てきたのがこの花。
イワウチワ
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登りっぱなしの道は、初心者にはハード(笑)
前を行くご婦人は、息を切らし半歩づつの歩み。

この何処までも続く上り坂を歩いていると、
山行始めた頃登った金時山を思い出す。

今回は、下界の景色を眺める余裕がありました(苦笑)

西原の村
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念願のヒカゲツツジ
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群生しているらしいが、もう盛りが過ぎたようだ。
他の人のブログを拝見すると、
4月第一週頃が満開だったようだ。

残り花?

少ない花だが、
その姿は、コサージュのように華やかで見事でした。

道は狭く坂は急なので、周りをみる余裕も少ないからか、
時々見られる草花でも十分満足パー

両サイドが急斜面の登り坂が続く。
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頂上近くでは、こんな場所も。
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何とか登り切ったチョキ

10時丁度に坪山頂上。
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下から一気に登ってきた感じですね~。

頂上からは富士山が少しだけ顔を出していた。
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頂上は思ったより広くなく、8組位でいっぱい。
今日は日差しも強いので、木陰を探して軽食です。

ここからの景色は、山の中の展望。

山を伝わってくる心地よい風を感じながら、
ひと時の休息。


狭い広場なので、木陰を隣のご夫妻に譲り、
30分程休んで下山を開始。

下りのコースは、当初「東ルート」の予定だったが、
急遽、「びりゅう館」へ向かう道を選んだ。

来た道は狭いので、
登ってくる人とのすれ違いが大変だし、
東コースをすんなり下るのも物足りない。
そこで、山をいくつか越えて距離が長い道とした。

葉の落ちたグレーの林の中に、
一際鮮やかなミツバツツジが綺麗だった。
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時々開けるびりゅう館の道
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道脇の木ニッコリ笑っている
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誰かが傷を付けたのか、自然のイタズラか?
この笑顔が疲れを癒してくれましたグッド!にひひ

尾根道を下ると、またまた目に留まる木が…
写真中央の木です。
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近寄ると、太い幹がゴツゴツ枝を伸ばしている。
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樹齢もかなりありそうな貫禄。
しばし見とれてしまった。

綺麗な林を下る。心が洗われる。
思わず大きく息をしたチョキ
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下まで降りてきた。
そこが「びりゅう館」

建物の脇に蕎麦の実が干してある。
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地元で取れた蕎麦を食べられる?

お腹も空いてきたので、早速中へ入ります。
こちらが「びりゅう館」
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入口の右側に、昔の消防のポンプ手押し車。
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入口の右側に地元で取れる物でしょう!
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その反対側に、昔の生活雑貨
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何故か爆弾?

中に入ると唐箕も展示されていた。
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地元で取れた物、作られた物を販売している。
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皆さん、新鮮な野菜など沢山買って居た。

私達は取敢えず、食事コーナーでお蕎麦を頂きました。
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注文したのがこちら
人気No1と書かれていた「山菜の天ざる」
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腰があり、蕎麦の味が漂ってくる。

久々に「うまい!」と思えた味でした。

後で調べてみると、
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水車で挽いたお蕎麦は香りが違う
国産、西原産の蕎麦をびりゅう館の水車で挽いて
毎朝手打ちしております。
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とありました。

隣のお客さんが、
つなぎが少ないからとても美味しい。
と言う声が聞こえてきた。

心の中で
「そう!美味しいよね!」
とつぶやく私。

食べていると、
脇の蕎麦打ち体験コーナーでお姉さんが蕎麦打ちを始めた。
その手さばきの見事さに、しばし見とれてしまった。
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普通のお姉さん…と思える方だが、
その手さばきはプロの動き。
今食べた蕎麦は、こうして打たれた物のようだ。
だから美味しかったんだね!

最後まで見たかったが、
取敢えず延ばす所まで拝見し、席を立った。



びりゅう館にご興味ある方はこちら
ダウン



びりゅう館の庭には桜が満開
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土手には水仙

水仙と桜のコラボが綺麗。
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裏庭には「つくし」が顔を出していた。
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横にある水車小屋
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この水車小屋で蕎麦を挽いているようだ。
水車小屋の裏に回ると、窓から中が見えた。
残念ながら、蕎麦を挽いていなかった。

見るだけ!の水車が多い中、
ここは実際に水車を使って居るようですよ!

川面に枝を延ばすが綺麗。
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西原はとても水が豊富。
この川も、綺麗な水がいっぱい。

駐車した場所まで30分程、のんびり歩いて行きます。

途中の道沿いの斜面からも、豊富な清水が溢れていた。
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びりゅう館から駐車場へ向かう道は車道を歩く。
その道沿いにあったボード

西原小学校の児童が書いた「伝えたい西原の自然」
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写真右下サーチクリックで拡大
駐車場手前に神社。
折角なので寄って見た。
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一宮神社
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建物も古く、由緒ありそう。
後で調べてみた。

■由緒沿革:
 康永二年(一三四三)正月志野正義創立と伝へられる。甲斐国志に「武田氏此の地に居住して一の宮、二の宮を建立し鎮守に祀りける。よりて武田一の宮と称せり。天王壬子年勝頼滅亡の頃共に亡びけるにや、天承二年の棟札に武田丹波守有氏とありて、その後の棟札に載する事なし、館跡方壱町ばかり今に存して草茫々たり、土人は丹波屋敷と称して間田となす。康永元年、永享六年、文明三年、永正五年、天文九年、永禄元年、天正二年、慶長六年、寛永八年、明暦四年、元禄三年の棟札あり。遊行他阿の六字名号板、南無阿弥陀仏奉納甲州一の宮大明神遊行十四代他阿書、永享六年二月二十五日」とある。宝物には古鏡二面と、聖徳太子時代に彫刻と言ふ翁面二個があり、夏早魃の際に宮前原の河原にて水に浸し、雨乞をすれば直ちに降雨ありと伝へられてゐる。明治六年郷社に指定された。祭日の太神楽と西原歌舞伎は今も受け継がれて有名な行事となつてゐる。 
<山梨県神社庁HPより
http://www.yamanashi-jinjacho.or.jp/intro/list/map/8/page:5

歴史がいっぱい詰まっていそう。


境内には巨大な杉が何本もある。
中でも一番大きい杉は外周8.4mの大杉
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天高く伸びる姿は ”・・・” 言葉も出ない。
樹齢千年とも言われているようだ。

最後に一宮神社にお参りし、車に戻って帰路に着いた。

予想以上に登りが続く道、
そして帰りは遠回りして爽やかな林の中を歩く山登りだった。

              今日の記録
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         総時間 : 5時間15分
               (休憩と食事約1時間30分含)
         総歩数 : 17,000歩(女性)
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山登りの記録は以上で終わりです。



最後にお土産のご紹介。

美味しい蕎麦を頂いたびりゅう館。
帰りにお土産買ってきた。

それがこちら
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左が、
スギナ茶。(袋入り)

葉緑素とケイ酸が多く含まれているらしく、
健康に良いらしい。

試しに夕食後淹れてみた。
沸騰した500ccのお湯に一袋入れてとろ火で2分。
色は紅茶。

早速頂いてみました。
匂いは…麦わらの臭い??
味は…麦わらの味??
良薬口に苦し…かな

健康に良いと聞けば美味しく飲めそうだパー

味は兎も角、このスギナ茶の効果は凄いらしい。
その効能はこちらをご覧ください。

健康のために明日朝食前に、スギナ茶を頂き、
健康を獲得することにします。




瓶詰は
「ブルーベリージャム」


こちらは朝食のヨーグルトに入れて食べる予定。





右が
「レーズンきなこ」
お菓子です。

鉄分、食物繊維、大豆イソフラボンが入っていると書いてある。
これも健康食。

健康食といっても、こちらはお菓子としてとても美味しい。
当然、レーズンやきなこは山梨県産





最近、健康に良い食べ物が目につく。
健康に注意して、
山登りが楽しく出来るよう頑張るとします。パー


最後までお付合い有難う御座いました。