八重山を歩く(山梨県上野原市)
朝目覚めると、外は雪が降っている。
4月も1周過ぎたというのに
雪では何処へも出かけられない。
そこで、
溜まっているブログ投稿となりました(笑)
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4月2日(木)
山梨県にある八重山に行ってきました。
行った理由は、山歩きの本を見ていたら、
「個人が寄付した山」と書かれたのを目にした。
そこには、こう書かれていた。
「八重山」は、教育に役立ててほしいと水越八重さんが寄付。山の名もそこから付けれれている。山頂から上野原中学校にかけてが「五感の森」の一帯。上野原小学校の学習林を兼ねているので、小学生を対象とした自然学習の場になっている。園内には自然観察遊歩道が整備され、桜の森の他に「味覚」「視覚」「聴覚」「臭覚」「触感」の森のゾーンがあり、それぞれの観察を体験できる。以下省略 (本=大人の遠足より)
水越八重さんの事も、とても興味が湧くし、
学校の学習を兼ねているということも気になりますね。
ならば、行って見よう!
と、早速行って来た。
天気予報は「朝から晴れ!」だが、雨がシトシト降っている。
着いた頃は傘はいらないが、空はどんより。
「学習の森」なので、今日は学習目的?
天候は我慢するとしましょう(笑)
朝8時半に駐車場到着。
早いせいか車は一台もなかった。

駐車場は整備され、トイレもある。
管理整備されているようだ。
トイレ脇に白く見えるのが「八重山五感の森」の案内
その一部の地図がこちら

写真右下
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赤線(往)と緑線(復)は、今回登ったコース。
このパネルには、五感の森の紹介もあった。(後ほど紹介)
素敵な杉林の道を歩き始める!

早速道脇に、こんなパネルがあった。
五感の森のその一つ。「聞く」ですね!

写真右下
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早速お勉強。
自然の中で、考える事って良いな~。
大人の私もこれを見て、
改めて「聞く!」と言うことを考えさせられる。
何気に聞いている音。
でも、もっと音に興味を持ちたくなった(笑)
しかし、今となっては、
耳鳴りが 
聞こえてくる音を邪魔している 

次に出てきたのが「かぐ」

写真右下
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次は「さわる」

写真右下
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「あじわう」

写真右下
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どの項目も、分かりやすく、興味が湧くように書かれている。
小学生の勉強になりそうですね!
孫を連れて来て、一緒に勉強したい!
山の自然に目を向けると、
雨に濡れた桜が出迎えてくれた。

それ程きつくない登り道、快適に展望台に到着。
展望台は5角形。
その説明は… 拡大してご覧くださいね(笑)

写真右下
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ここからの眺望が素晴らしい! …らしい。

写真右下
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ご覧ください。
景色は霞の向こうです

霧の向こうの景色は、
また来てね!と言うことでしょうね 

コブシの花

展望台の景色も目隠しなので、一息ついて出発。
歩き始めて直ぐ、鐘が出現
鐘のモニュメント

早かったせいか、誰もまだいない。
そ~っと、鐘を突かせてもらいました。
霧の山々に、心に沁み渡る音が響き渡った
この鐘の少し先に、
今回来るきっかけとなった、水越八重さん紹介の石碑。

写真右下
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八重さんのお蔭で、今日は楽しませて頂いています。
感謝です!
八重山頂上へ向かう途中、今日初めてお会いする人に出会う。
その一人歩きのご婦人とすれ違った時、少し立ち話をした。
ご婦人は地元の方で、こんな話をしてくれた。
毎日八重山を歩いているよ。能岳を超えて先を降りると2時間程。
この八重山は花がとても綺麗な山ですよ!
花と言えば、八ッ沢でカタクリが丁度咲いているよ!
カタクリの花と聞き、ちょっと心が動きます。
予定を変更して見に行って見ようかな?
心揺れながら(笑)頂上へ向かいます。
私達の来た道を
歩いて行くご夫人の後ろ姿に手を振りました。
山で合う人は、皆さん心優しい。
自然が優しくしてくれるのでしょうね!
そんな優しさと触れ合うのも山登りの楽しみですね。
霧の山もを楽しみながら進むと頂上です。

八重山山頂です。

ここには、標高530.7mと書かれていた。
案内板には、535m
本には521m
どの高さが正しいのか?
気になる所だが、530m位としておきましょう

本当は能岳へ行く予定が、カタクリを見よう!となる。
ここからコース変更し、頂上から下ることに!

少し下り振り返ると、頂上が霧の中に見える。
下る道は

その道脇に桜

左の稜線には、5角形の展望台が見える。

雨上がりの杉林の道を、心地よく歩く。

途中、幼稚園生位のお子さん二人連れのご家族にあった。
素敵な八重山をお子さんと一緒。いいな~
孫と来たい!と思う私
下る道沿いにのパネル

自然の移り変わりを教えてくれます。
先ほど巡り合ったご婦人の言ったように、
道沿いには花が咲いている。
その一部をご紹介
クサイチゲ

スミレ

斜面にこんな草が…
傘のようでアニメの世界
形が面白かったので撮ってみた。

帰ってきて調べてみたら、名前は見た通りの名前。
その名は「ヤブレカサ」
森の中にすくっと立つ「イノデ」

山野草の傍には、こうした説明がいっぱいある。

子供にも自然の素晴らしさ、魅力が自然と身に付きますね~!
こんな山は、初めてです。
今の子供は覚えなくてはなら無い事がいっぱい。
でも、自然と共に生きている私達です。
この大切さを次の世代に伝えるためにも、
こうした取り組みがもっとあっても良いな~
そんなことを思わせる八重山でした。
改めて、水越八重さんに、心から感謝ですね。
この取組が続きますよう!
帰りにトイレをお借りした。
その外壁にこんなことが書かれていた。

中学生がこのトイレの清掃をしているのだ。
それを知っては、余計汚さない様使わなくてはね!
水越八重さんの思いが確実に繋がっていますね。
駐車場のすぐ下に学校。
トイレ掃除をしてくれている上野原中学校です。

校庭の桜が綺麗でした。
今までの登山とは違った満足感を味わった 
八重山のパンフレットがありましたのでご紹介。
八重山を後にし、
山でご婦人にお聞きしたカタクリを見に向かう。
ナビを頼りに何とか到着。
防護柵の手すりの間の入口を降りて行く。
昨年、入口の前の斜面が大きく崩れたらしい。
土砂を取り除くのも大変だったようだ。

上の写真の入り口を下りて、
川沿いに右に言った所の左斜面にカタクリが咲いていた。
この斜面一帯にカタクリの花が群生していた。

カタクリの花

入り口に居たオジサンが、
棒の立っている所のカタクリは、
突然変異の花びらの枚数が多いカタクリだよ!
と教えてくれた。
その棒があった。
10枚と9枚の花弁のカタクリです。

そう言えば、カタクリって何枚花弁あったっけ?
そうそう6枚位だよね。
棒は何か所もあった。
こちらも10枚

ここは、先日見た城山のカタクリの里より控えめだが、
手があまり入っていない分、自然の生育したカタクリって感じ。
しばし、カタクリの花を楽しんだ。
ここの事がネットに載っていないか探してみたが、
殆ど無かった。
もっと宣伝すれば良いのに!と思う反面、
この静けさが続くと良いな~とも思う。
ここの記事が見つかったのでご紹介
上野原市八ツ沢の山の斜面に群生する約6万本のカタクリの花が見頃を迎えている。淡い赤紫の花が咲き誇り、多くの見物客を楽しませている。 カタクリはユリ科の多年草で、反り返ったような花びらと細い茎が特徴。同所では、地域住民でつくる「八ツ沢カタクリを守る会」(石井義昭会長)が2002年から、草取りや落ち葉拾いなどをしている。見頃を迎えると遊歩道を設置し、毎年無料で一般向けに開放している。
ことしは3月20日ごろから花が咲き始めた。見頃は4月5日ごろまでという。...【地域】山梨県 上野原市八ツ沢
場所はこちらから
出発して本通りへ出る手前の道の桜が満開。
県立上野原高校の生徒でしょうか?

学生と桜、似合いますね!
予定外の得意な「思い付き行動」で寄ったカタクリの花見の次は、
津久井湖の桜を見に行きます。
しかし、
この次も「思い付き行動」となってしまった(苦笑)
そのお話は次へ続きます。
最後までお付合い有難う御座いました。
