「府中市郷土の森」
復元建築物と博物館
2月25日(水)
「府中市郷土の森」訪問記 No2
梅園散歩に続いての復元建築物と博物館です。
観梅の続きとして、
プラネタリウムの話に移りたいところだが、
梅を見て回る途中に、
復元建築物と称する沢山の昔の建物が展示保存されている。
まず、そちらのご紹介をします。
入口のゲートを入ると、早速昔の建物が見えてくる。
<ケヤキ並木>

ケヤキ並木の左脇の建物

この建物の向こうには茶室があるようだ。
<旧田中家住宅>

幕末~明治期の呉服店で、府中宿の代表的な大店。
明治天皇の「御座所」としても使われた奥座敷を移築し、
当時の資料を基に屋敷全体を復元した。
・建築年代 - 明治初期
・旧所在地 - 東京都府中市宮町
(Wikipediaより)
現在は、お蕎麦屋さんとして営業していた。
昼食時には大勢の人で賑わっていた。
<旧島田家住宅>

旧田中家の道を挟んだ前にあるのが
旧島田家住宅
江戸時代から続いた商家。
移築に際しては建築当時の伝統的な工法を再現し、
3年をかけて復元した。
建築年代 - 1888年(明治21年)
旧所在地 - 東京都府中市宮町
(Wikipediaより)
<旧島田家住宅の案内>

写真右下
クリックで拡大
建物の中には、お雛様が展示されていた。

<御殿雛>

立派なお雛様です。
<旧府中町役場>

大正時代の洋風建築らしさがよく表れた役場建築。
玄関側はドーマーウィンドウをもつ洋風下見板張りの2階建て。
裏手に和風の平屋が接続されている。
建築年代 - 1921年(大正10年)
旧所在地 - 東京都府中市宮西町
東京都指定有形文化財(建造物)
(Wikipediaより)
おしゃれな建物。壁の色と窓枠の色がオシャレ。
パンフレットには大正デモクラシーの息吹を感じる!
と書かれている。
個人的にも好きなデザイン。
<旧府中郵便取扱所>

1872年(明治5年)に府中宿で最初に設置された郵便取扱所を復元。
郵便制度が開始した翌年から、府中番場宿の名主兼問屋である
矢島家が郵便を取り扱っていた。
建築年代 - 江戸後期
旧所在地 - 東京都府中市宮西町
(Wikipediaより)
<旧府中郵便取扱所説明>

写真右下
クリックで拡大
ここにもお雛様が展示されていた。

<旧越智家住宅(ハケ下の農家)>


郷土の森近くにあった代表的な稲作農家。
建築年代 - 江戸後期
旧所在地 - 東京都府中市南町
(Wikipediaより)
<旧三岡家長屋門>

是政村名主三岡家分家の建築物であり、
総塗り込め蔵造りの置屋根形式という珍しい形式の長屋門。
建築年代 - 1829年(文政12年)
旧所在地 - 東京都府中市是政
東京都指定有形文化財(建造物)
(Wikipediaより)
長屋門を入ると、庭には木で作った動物形の遊具があった。

建物の中には、昔懐かしい生活用具

ススキで作ったフクロウ

この長屋門の前には小川が流れていて、
ネコヤナギが咲いていた処。
これで大体一回り。博物館へ向かいます。
途中、こんな看板がありました。

写真右下
クリックで拡大
まいまいず井戸?
この看板の向こうを見てみると、
ありました!
まいまいず井戸。
なるほど渦を巻いている(笑)
<まいまいず井戸>

これを見て、何故か伊豆のループ橋を思い出した
先ほど見た、旧府中町役場前まで来ました。

大勢の人が、ガイドさんの説明を受けていた。
バスで来ているようです。
一か所見落としていた建物があったので寄ってきた。
<旧河内家住宅(ハケ上の農家>

ハケ(武蔵野台地の立川崖線をいう)上の養蚕農家。
養蚕が盛んだった明治後期の姿を復元している。
建築年代 - 江戸中期
旧所在地 - 東京都府中市若松町
府中市指定有形文化財
農家の建物は、毎週木曜日に萱葺き民家保護のため、
ボランティア復元班による「くん煙作業」が行われているそうだ。
建物を閉め切って火を焚くので、見学できないこともありそう。
くん煙の時間帯:9:00~13:00
この公園には、古い建物を見ることができる。
その建物も農家あり学校あり、お店あり、郵便取扱所など
いろいろ幅広い。
映画村の、セットの中に迷い込んだ気持ちになった 

心地よい気分になりました。
いけないいけない!
プラネタリウムの開園の時間です。
受付を通って中へ入ります。

残念ながら、中は写真は撮れないので、
写真無しでご紹介。
上映は1時間。
その半分以上を、
ガイドの方が星の事を分かりやすく説明してくれました。
星座のことがとてもよくわかりました。
そう言えば、
この歳になるまで、星や星座の事に興味がなかった。
・・・と言うより、
夜空を見る心の余裕がなかったな~。
少し星を見る心の余裕が必要ですね 

星や星座の事の話しが終わった後は映画です。
それも、「銀河鉄道999」
地球を飛び立ち、アンドロメダへの旅を続ける999号。
オリオン大星雲に近づいたその時、ベテルギウスが放った
ガス雲に遭遇する。ベテルギウスは超新星爆発直前の状態で、
その一生を終えようとしていたのだ…とその時、
ベテルギウスに巨大な爆発が起こる。
果たして鉄郎とメーテルは無事に脱出できるのか。
この銀河鉄道は3月15日まで。
また時間により、上映内容も変わるようですね。
他のアニメも見たくなりました (笑)
宇宙の事をアニメで分かりやすく説明って
子供でも興味をもって勉強できますね
ジージにも分かりやすかった
1時間があっという間だった。
夜空の神秘から現実に戻ります。
博物館にはいろいろなものが展示されていた。
常設展示の一部を紹介。
蝶々の標本が見やすく展示

府中の昔の街並み

国府から府中へ

写真右下
クリックで拡大
府中という町の謂れがわかりました。
だから府中なのですね。
地名にも、歴史ありですね。


くらやみ祭りのビデオの上映コーナー

祭りの模型

この公園は中身が濃いですね。
梅を見るだけのつもりが、
復元建物や博物館まで楽しんでしまいました。
ここは一日の予定で来たほうが良いかも 

気が付いたら4時間もいてしまいました。
そろそろ帰るとします。
ゲートを出た所に、
「サントリービール工場見学」
と書かれた案内板が、
おいでおいで~
と招いている。
後ろ髪ひかれたが、
またの機会としましょう(笑)
最後までお付き合い有難う御座いました。
