境川の源流と城山湖から眺めるスカイツリー


高尾山の豆まきが聞こえる「城山湖」
の続きです。


高尾山の賑わいを背に、
草戸峠を下だり、源流探索へ向かいます。

ところで、草戸峠は八王子市だった。

草戸山を堺に、草戸峠あたりは八王子市。
これから何か所も県境歩いて行くことになる(笑)
東京都は広い!


さて、コースの話に戻ります。

下りの道は、長~い階段。
周りは綺麗な杉林。

下りの雪道はさらに注意が必要ですね。
焦らずユックリ・ユックリ。

下り切った所に広い道。
そこにあった「境川源流」の案内板。
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源流方面に向かう。
どの位の距離かな~?

ここは真冬の真っただ中
5㎝程積もった雪道を進む
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左側が境川のようだ。
水量は少ない。

雪には複数の足跡が・・・

小さい足跡もあるので、
土・日に、ご家族連れも源流を見に行かれたのだろう。

10分程歩いた所にこの看板
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その場所は、車が入れない杉林の中
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雪を分けるように流れ出ていた源流。
左の案内板の方からも、チョロチョロ流れ出ていた。

案内板
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この「湧き出る!」と言うより「染み出る!」ように、
集まった水が少しずつ溜まりになり、
そしてまた地面に浸み込み見えなくなっていた。

源流のすぐ下の砂防堰堤の下から、
まだまだ可愛い生まれたての境川
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砂防堰堤を乗り越える程の水量は無く、
一番下の穴から流れ出ていた。

この水は、どんどん水量が増え、
江ノ島まで流れる大きな川になる。
ちょっと感慨深いですね!




余談だが・・・
この境川は自転車ファンにも人気のようだ。

その理由は・・・
国道246号と境川の交叉する所から、
川沿いに江ノ島まで続くサイクリングロードが続いているらしい。
大半が専用コースで、休憩所なども完備されている。

片道24.5㌔、約2時間半

これもまた魅力的ですね~



またまた話が広がり過ぎますね(苦笑)
話を元に戻します。


雪の源流一帯は、冷蔵庫の中に居るように寒い。
しばし、その誕生を眺めていたが、寒さに耐えられず退散。

少しずつ成長していく境川沿いを下りました。


先ほど草戸峠から降りてきた所を過ぎ、
しばらく進むと、
大地沢青少年センターの駐車場が見えてきた。

駐車場の片隅に、こんな案内があった。
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書かれてある内容
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
大正から昭和にかけて、日本と朝鮮・満州(現・中国東北省)を結んだ
通信用地下ケーブルが露出した部分です。
待田街道の地中には、今もこの地下ケーブルが眠っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この砂や枯葉のすぐ下にケーブルが有るらしい。
少し掘ると、そのケーブルは見えるようだ。

朝鮮や満州を結ぶケーブルが、何故町田を通っているのか?
どのようなコースで満州までつながっていたのか疑問が残る。

それにしても、私の知らない戦争だが、
まだ70年しか経っていないのだ。

争いって嫌だな~

争いと言えば、今日もTVを賑わしていますね。
何故人を殺すのか?
話し合いで解決できないのか?

争いの無い世の中になることを願うばかりですね!


駐車場を過ぎると、こんな池があった。
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じゃぶじゃぶ池。
夏にはこの池に入って、じゃぶじゃぶ遊べるらしい。

当然この水は、生まれたての境川の水。
綺麗な水で遊べるって、なんて素敵な場所でしょうか!

でも、今は2月。
流石に池の水は、厚~い氷が張っていた(笑)


周りには、すてきなバンガロー
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傍にはキャンプが出来る施設も整っているようだ。
敷地内にある建物。
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中を覗いてみようと思ったが開かない。

この時期は閉鎖?
と思ったら、火曜日定休日のようだ。
今日は火曜日、残念!

自然の中にある施設。
ここは市外の方も利用できるようだ。

キャンプと言うと川沿いが多いように思うが、
木々に囲まれたここも素敵だ。
孫とキャンプにでも来るかな~(笑)

先程の源流そばの雪道に残された足跡も、
ここに来られた人達が訪れたのかも知れないね!


興味ある方はこちらを
ダウン


この建物の前の道を下ると、町田街道の大戸交差点。

私達は城山湖へ戻らなくてはいけないので、
この建物の脇にある山を登ります。
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北斜面の道には、雪が厚く残っている。
ここは特に滑りやすかった 

冬山は、滑り止めが必要だな~と、
滑り止めを用意して来なかった事を反省。

年寄りは、骨折が命取り 
転ばない様、慎重に登った。

光が届く道には雪は無い。
雨に根を洗われた杉林の坂道を登る。
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この根が露出しながらも、風雪に耐えている杉の木。
この木達の逞しさに力を感じる。

******************************
生きるって、色々な事がある。
楽しい事も辛い事も!

それらを乗り越えるから、今がある。
それは逞しく、そして美しい!
******************************

そんな事を教えられているようだ。

自然って凄い!


脇で奥さんが、
音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜
ありのままの姿を見せるのよ~
ありのままの自分になるの~
何も怖くない 風よ吹け~
少しも寒くないわ~
音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜

その歌声に、少し寒くなっってきた 


速足で登った所が、
源流を見るために、高尾口方面に向かった分岐点の
松見平休憩所から3分の所だった(笑)
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と言う事は・・・
源流を見に行って、殆ど元の場所に戻ったと言う事だ(苦笑)
その時間は、1時間45分あせる

ありのままで・・・音譜
いることにしましょうパーあせる

さてさて、はなさき休憩所に10分程で着きました。
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一人旅の女性が食事をされていた。
邪魔をしては申し訳ないので、またまた休憩無し。

そう言えば、昼食はまだだった あせる

休憩場所にいつも先客が居て、まだ休憩も取っていなかった。
時間はもうすぐ1時になろうとしているが、
こうなったら昼食は車に戻ってすることに。


ここからは城山湖が良く見える。
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ここで ビックリ したことが・・・

生暖かい風が吹いてくる。

湖を渡ってくる風?
あるいは、南斜面の土手が温められた風?

原因は不明だが、
今までは冷蔵庫の中に居る感じだっただけに、
この暖かさが有り難かった。

この暖かさの変化に、背中に汗が・・・

一枚上着を脱いで堰堤を歩く。
すると今度は風が冷たく、慌ててさっき脱いだ上着を着る。

自然のイタズラ? とても楽しいグー

この堰堤を歩いて行く。
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この写真の中央向こうに見える景色が素晴らしかった。
あとでご紹介。

途中、湖を望むと大きな魚。
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水が綺麗な証拠ですね。

この堰堤から見える景色の紹介。
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石に紹介されているように、
八王子から東京都内、相模原、さらに横浜も一望できる。

この石の案内の隣にあった
神奈川の公園50選のパネル
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神奈川の50選?
そう言うのがある事も知ら無かった。あせる
どんな所が選ばれているのか調べてみた。

結構知っている所が含まれている。
先週行った吾妻山もあった。

50選を歩く!という計画も良いかも(笑)

ご紹介します。



景色を眺めると、記載されている通り、
横浜や新宿も見えた。
スカイツリーも!

カメラでは分かりにくいので、
今回持って行った双眼鏡に、カメラを合わせて撮ってみた。

霞んでいるが、見えますねチョキ
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十分景色を堪能したのち、駐車場へ向かう。
その道は雪国の道?

来た道を振り返った景色。
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「しろやまこ」と植木で書かれた手前が、
先ほど景色を眺めて居た所。

そこに雪は無かったが、
太陽が当たらない日陰にはご覧の通りの雪景色。

冷蔵庫に入ったように寒い道を歩く。


しばらく進むと、ゲートが出現。
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今日歩いたコースは、施設内だった。

また、ここは入場時間制限があったようだ。
今の季節は午後4時まで。

散策を計画されている方はご注意を!!

ゲートを抜けた所からの景色も素晴らしい。
ここからは、八王子市街が良く見える。
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中央手前が、JR横浜線の「みなみ野駅」あたり。
この写真の右方向には、「西部ドーム」も見えた。

城山湖周辺は、
高い山ではないが、本当に見晴らしが素晴らしい。


駐車場の手前の金刀比羅宮
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この神社の後ろ側を登ると、航空神社がある。
一昨年の暮れに登ったが、
今回は、このまま駐車場へ向かう。


名残惜しいが、そろそろ今回の散策は終わりです。

お疲れ様でした~

駐車場到着の時間は 1時45分。




今回の記録
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時間 : 4時間      
歩数 : 16,000歩



歩数を見てビックリ。
えっ?16,000歩?

歩き終わった感想は、それ程に疲労感が無い。



コースを振り返って見ると、

コースは良く整備されており、アップダウンも少なく、
雪さえなければ、小さい子供も歩けそう。

私達は、
途中で源流を見に行く、予定外の行動をしたため、
下ってまた登るコースとなったが、
それでも、疲れが少なかった。


景色も良く、整備され休憩所も数あり、
春以後は野鳥観察も楽しめそう。

初心者にもお勧めのコースです。



完歩したその後

早速、車の中で遅い昼食。おにぎりしょぼん

車の中は温室状態。
お腹もいっぱいになると眠くなりますね~。
外が寒かっただけに、暖かさが心地良い。

今日は家で「豆まきも」をしなくてはいけない。
一休みしたいが、早々に帰ることにした。



帰る途中、朝寄ったコンビニに立ち寄る。
その時、取り置きをお願いしていた恵方巻を貰って帰ります。

これがその恵方巻の一部
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朝沢山あった恵方巻。
帰りに寄った時には完売で棚はカラだった。

予約しておいて良かった。チョキ
と、奥さん (笑)


ところで・・・
恵方巻を食べる意味って何?
と、今さらながら、詳しい意味がわからない。

調べてみると・・・
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その恵方に向かって巻き寿司を食べることから、「恵方巻き」や「恵方寿司」と呼ばれるようになった。 恵方巻きは、目を閉じて願い事を思い浮かべながら、恵方に向かって無言で一本丸ごとの海苔巻きを丸かぶりすることから「丸かぶり寿司」や「丸かじり寿司」とも呼ぶ。 巻き寿司を切らず一本丸ごと食べるのは「縁を切らない」というが込められており、七福神にちなんで「かんぴょう」「きゅうり」「伊達巻」「うなぎ」など七種類の具材が入れられ、「福を巻き込む」という願いも込められている。                      (語源由来辞典より
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豆まきも、恵方巻も、
人が良い!と言う事は外すことが出来ない奥さんチョキ

元気よく豆を撒き、恵方巻を美味しく頂きました。

えっ?
食べた豆の数?

それは内緒 


最後までお付合い有難う御座いました。