高尾山の豆まきが聞こえる「城山湖」
2月3日は節分
節分には「福は内、鬼は外」と声を出しながら
高尾山の豆まきを見に行きたい!
・・・とのご希望ですが、流石に今日は混むでしょう。
ならば、高尾山の近くの山歩きをすることに。
行った所は「城山湖」一周です。
歩いている途中、
高尾山の豆まきの声が聞こえてきました。
高尾山の豆まきに参加気分

天候に恵まれ、快適な山歩きとなりました。
スタート地点の駐車場に到着。
時間は9時40分
駐車場には沢山の車がありました。

ここからの.山登りは初めてですが、
結構人気がありそう。
今回歩くコースです。(赤い線)

写真右下マークをクリックで拡大
分かりやすく、歩いた所だけ拡大

写真右下マークをクリックで拡大
一般的には、草戸山からは「はなさき休憩所」へ行くのですが、
距離が短いので、急遽境川の源流を見に行くことに。
準備をして出発

ここ城山湖は、城山発電所のための人造湖
この発電所は
公営電気事業唯一の純揚水発電所
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
わが国初の大規模な純揚水式発電所で、地下230メートルに4台の発電電動機・ポンプ水車があります。夜間の余剰電力を利用して、津久井湖の水を城山湖に汲み上げ貯留します。電力需要の多い時間には、城山湖から津久井湖に発電により放流します。公営電気事業唯一の純揚水発電所で、最大出力250,000kWを有し、消費地に近い供給予備電源として重要な役割を担っている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ちょっと珍しい施設ですね。
その施設がこちら

発電の設備?

施設の横を通り抜け、
いよいよ城山湖一周の入口
道は先週降った雪が解けておらず真っ白

融けた雪が凍って滑りやすい。
足元に気を付けながらゆっくり進む。
少し進むと「加藤武雄文学碑」と書かれた道標が出てきた。
そちらに行って見ました。
その石碑がこちら

この方は、相模原市緑区城山町出身の作家のようです。
詳細はこちらをご覧ください。
元の道に戻り先を進みます。
最初の休憩所。
野鳥観測休憩所

この近辺からは城山湖が望めます。
その向こうには東京市街

春には小鳥たちがいっぱい来そうですね!
遠くには、うっすらとスカイツリー

さらに進むと
峰の薬師方面との分かれ道

峰の薬師も行きたいが、車を置いて行くわけにはいかない。
ふれあい休憩所へ向かう。
あと3分
道端で黄金色に輝いている綿毛
コウヤボウキでしょうか! とても綺麗でした。

尾根道ですれ違った人達

逆コースで歩いて行かれました。
今回初めてのコース。
目立った山は無いし、
それ程人気はないのでは?
と思っていたが、
予想を反して、何組もの方達とすれ違いました。
歩き始め、直ぐに知り会った方と、
途中まで一緒に歩きました。
東京の中野から来られた一人の女性。
「混んでいる所はあまり好きでないから!」
とおっしゃっていた。
確かに、今日の高尾山は混んでいるでしょうね。
私達も最近は、静かな所を好んでいるようです(笑)
彼女は、
草戸山を経由して高尾口へ向かわれるそうだ。
そこから京王線で都内へ戻られるのだろう!
彼女とはコースが違うので、途中でお別れしました。
途中、ふれあい休憩所を通過。
この休憩所を4人のお爺さん達が占領していたので写真は無し。
皆さんの談笑する声が耳に届いてきた。
その会話の内容は・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「80歳まで歩けると良いな~」
「知り合いで、78歳で寝た切りになった人が居るからな~」
「じゃあ、80歳まで歩ければ、良いほうだな~?」
「あと5年くらいは歩きたいな!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
思わず、噴き出してしまいました。
でも・・・
話の内容は他人ごとではないな~
あっという間に、この人達に近づいてしまう 
歩けるうちに、山歩き楽しまなくっちゃ 

さらに道を先に進む

登り切った所が草戸山

この草戸山の広場には、松見平休憩所がある。

広場の一角に鳥居

祠の隣に石碑。
そこには「山之神 祭神 大山祇命」と書かれていた。

日本神話に登場する神様のようだ。
この神様の事について、ご興味ある方はこちらを
今日はとても寒い日
特に日陰になる今回のコースは、雪が解けて無い所がいっぱい。
この広場には、
雪の無い所に長い霜柱があった。

霜柱も、じっくり見ると綺麗!
ストローの束を見るようだ
この草戸山は、高尾山口と城山湖との分岐点でもある。

本来なら、真っ直ぐ城山湖へ向かうのだが、
思ったより時間かからずここまで来れた。
もう少し歩いてみたいので、
急遽予定を変更。
この峠を下った所に、境川の源流が有るらしい。
境川は、江ノ島脇の海まで流れる川。
その源流。
一度は見てみたい!
向かうのは、草戸峠を経由して下山した所。
境川源流を見に行くことにした。
上の案内板の脇に、
こんなことを書いた板が貼ってあった。

町田市の最高地点!
そう言えば、町田には山らしい山はなかったかも(笑)
源流を見に行くには、高尾口方面に進む。
途中、賑やかな声が聞こえてきた。
何だろう?
耳に手をやり、声の方を見ると・・・
隣の山の上に薬王院が見えた。

時間は丁度11時過ぎ。
12時から始まる「節分会」の案内をしている声のようだ。
内容は聞き取りにくいが、スピーカーの声が良く響いてくる。
最初は高尾山へ、豆まき見に行く予定だった。
隣の山で、その雰囲気を味わえるとは
今年も北島三郎も豆まきするようですね。
場所は丁度草戸峠

ここがまた分岐点
高尾山口へ向かう道と、城山湖方面

大地沢青少年センターに向かいます。
道は、雪の残る下り坂。
滑りやすいので、十分注意しながらユックリ、ユックリ
源流から先はまだまだ続くので、
この続きは、次回へ
最後までお付合い有難う御座いました。
