稲取の「雛のつるし飾りまつり」
今日（１月２０日）の最後の予定
稲取の「雛のつるし飾り」を見に向かいます。
稲取のつるし飾りまつりは、
今日１月２０日から３月３１日までの催し
今日からとはラッキーでした。
稲取の「つるし雛」展示会場は４か所あるようです。
私達はメイン会場の「文化公園雛の館」へ向かいました。
会場に２時に到着
駐車場も余裕がありました。
昔の趣きを漂わす建物が会場です。
券を買って入場
平日で初日のせいか？ 思ったより空いています。
入ると直ぐ目の前に、
どど～んと大きな雛壇飾りとつるし雛が迫って来ました。
この会場には、日本三大つるし飾りが展示されています。
三大つるし飾り
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● 静岡県、稲取の「つるし飾り」
● 九州県、柳川の「さげもん」
● 山形県、酒田の「傘福」
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「稲取のつるし飾り」
稲取のつるし飾り
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つるし飾り発祥の地、稲取のつるし雛。
伊豆の小さな海辺の町、稲取温泉。この稲取温泉に伝わる雛祭りには、古く江戸時代後期の頃より、娘の成長を願う母や祖母手作りの「つるし飾り」が飾られる風習がありました。
江戸時代においては、お雛様を購入できる裕福な家庭はまれで、せめて、お雛様の代わりに、愛する子供や孫のために手作りで、初節句を祝おうという、切ない親心から生まれたのが稲取の雛のつるし飾りです。
このホームページはつるし飾りの事がいっぱい紹介されています。
是非一度ご覧ください。
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九州「柳川のさげもん」
柳川さげもん
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初節句の折に壇飾りの左右にたくさんの「さげもん」を、鴨居に紅白の布を巻いた竹竿を渡し、それに下げ、賑やかに祝います。「さげもん」は１さげに49個。
理由は「人生わずか50年。女は一歩下がって49年。」という事で49個になったと言われています。江戸時代におじいさんやおばあさんが、かわいい孫の為に、“はぎれ”“麦わら”“貝”“紙”などを使い、女の子の生活に必要なものを作って飾った事から始められたようです。
稲取温泉旅館協同組合こらっしぇHPより
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酒田の傘福
傘福とは
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山形県の庄内地方では、昔から「傘の中には霊が宿る。」と言われています。そこからお祝いの席で、傘にいろいろな品物をつるす「傘福」が古くから風習としてあったようです。例えば、足が丈夫になりたければ「わらじ」、頭が痛いのを治したければ「まくら」というように願い事をしてつるしていたようです。
稲取温泉旅館協同組合こらっしぇHPより
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つるし飾りは、
色々な形を作って吊るしただけの飾り雛！
・・・と思っていたが、
子供の成長を願って作った親心が詰まっているのですね。
その事を頭に置き、雛を見て回りました。
一緒にご覧ください。
こちらは普通のお雛様飾り
我が家にも７段飾りがあるが、
もう何年も飾っていないですね～（笑）
沢山のつるし雛が展示されていました。
このコーナーには、
雛のつるし飾りコンテスト応募の作品が展示されていました。
３月３日に発表されるようです。
日本三大つるし飾りの紹介がありました。
こちらが金目鯛のつるし飾り
なんと、スワロフスキーで作ったデコつるし飾り
時代ですね
こちらは吊るしではないですよね。
座っています（笑）
こちらは、３人官女と内裏様とお雛様
周りにつるし雛との競演。
良く見ると、
つるし雛の一つ一つはいろいろな形があります！
三番叟
（祝い事につきもので、子供三番叟）
さる （厄がさるという意味）
サルボボも同じ意味ですよね！
桃
（邪気、悪霊を退治し延命長寿を意味する）
大根 （毒消し）
草履 （足が丈夫になるように）
おかめ（お多福）
（福を多く招く縁起物）
七宝まり （七宝の形を表し縁起物）
まりは遊び道具でもあった （写真真ん中のグリーン）
さるぼぼ 桃
合わせ技の人形でしょうか！（笑）
ネズミ
（大黒さんのお使いであるネズミは金運・霊力があると言われ、
子宝に恵まれ働き物になるように願う）
這い子人形
（這えば立て、立てば歩めの親心。子供の健やかな成長を願う）
金目鯛
（稲取名産の縁起物。お目出度には欠かせない。赤は魔除け）
カレイでしょうか？
この意味は？
子供の成長を願って一つ一つ仕事の合間に作ったのでしょうね！
昔から、子供を思う親心。
今までは、ただのつるし雛と思っていましたが、
親心のいっぱい詰まった飾りに感動の連続。
外の広場に、雛のつるし飾りまつりの横幕がありました。
広場の片隅に、足湯がありました。
４つありますが、湯が張られてあったのは二つ。
その一つに入りました。
白浜と、野水仙を見て疲れた足にとても優しいお湯でした。
今日の予定はこれで終わりです。
今回の宿泊先へ向かいます。
時間は丁度１５時。
宿泊先は伊豆高原。
宿には１６時着。
まずは、ゆっくり温泉に浸かり、一日の疲れを取りました。
明日（２１日）の予定は、
一碧湖ウォーキングと大室山一周
明日の天気は？
生憎、昼前から雨の予報です。
降らない様祈りながら眠りにつきました。
最後までお付合い、有難う御座いました。
