西穂高を歩く
その② 西穂山荘から丸山
 


西穂高を歩く
その① ロープウェイから西穂山荘の続きです。


いつも登りでは、足は平気ですが息が切れて・・・
「何故こんなに苦しいのに登るのかな~」
と自問自答しながらの登りですパンチ!

昔、有名な登山家が、
「そこに山があるから」と答えたという有名な話がありますが、
登頂という目的があり、登頂できた時の達成感は格別ですね。
やはり、そこに山があるから!登るのかもしれないな!
なんて、思いながらの山登りです。パー

さて、自問自答はこの位にして(笑) 話を続けましょう。

時間は12時10分。山荘に到着です。
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時間は昼、山荘の回りの広場では、皆さん昼食をされていました。
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空いている場所をお借りして、私達も昼食をとりました。

ロープウェイの山頂駅の展望台も景色が素晴らしかったが、
ここはより素敵です。

コンビニのおにぎりも、
高級レストランの味になっていますよ!(笑)

テントが並ぶ広場
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建物前の広場から一段低い広場には、
お昼だと言うのに多くのテントがいっぱい。
丁度テントを張っている方もいました。
まだ昼だと言うのに宿泊準備とはビックリです。

本格的な山登り経験のない私です。
まだまだ知らない事がいっぱいあります。

休憩している時、
愛知から来られたご夫婦に聞いたところによると、
皆さん明朝早く出発し、ご来光を楽しまれるようです。

なるほど…と納得しました。


さて、第1目標である西穂山荘到達は達成しました。

ここからの景色も素晴らしいのですが、
「できればもう少し登りたい!」
と思う気持ちを抑えられません。

体調はまだ余裕があります。

そこで第二目標である「丸山」を目指すことにしました。
リュックの紐を締め直し、いざ出発。

ここからの道はご覧のとおり、大きな石の急斜面が続きます。
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前を登るお若い方は、腕を組み軽い足取りで登って行きます。
負けないで頑張りましょう!

途中で振り返ると、眼下に先ほど昼食をした山荘が小さく見えます。
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右を見ると、上高地でしょうか?川沿いに建物も見えます。
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以前上高地に行った時、見上げた山の上に立ってるのですね。
少し感慨深い思いです。

登るにつれ、だんだん周りを遮るものが減ってきます。
目の前には、穂高連峰が迫って見えます。
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西穂丸山山頂に到着。時間は午後1時。
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標高2452m
途中までロープウェイですが、ここまで登ってきた満足感は最高です。
自分達より高い山は数えるほどになりました。

絶景!
この一言に尽きる景色に、しばし時を忘れます。

この景色を眺められ、今までの苦労が消えてます。
「そこに山があるから!」の気持ちがしみじみと分かります。チョキ

ロープウェイの西穂高口駅がはるか下に見えます。
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駐車場からずーっと見てきた焼岳。
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その焼岳も山頂がだんだん近くなり、
今は自分たちと同じ高さに見えます。

登ってきた満足感はさらに深まります。

西穂岳が手の届く所に見えます。
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その手前の独標は目の前で、
ピラミッドピーク頂上にいる人の姿が良く見えます。
独標までは直ぐ、本当に直ぐ行けそうです。

行きたくて行きたくて、気持ちを抑えられません。
気分はもう山の上です。

独標より下山してきたお二人に、
「どの位で登れますか?」とお聞きしてみました。

独標まででも1時間半かかり、戻りの下りが1時間程。
一人の方は途中で足がつり、ピラミッドピークを断念されたそうです。

時間は午後1時。

丸山から独標まで登ってまた戻ってくるとなると、
2時間半はかかってしまいます。
そうすると、ここからロープウェイ駅までとなると、
最終の便にギリギリです。
下手をすると間に合わないかもしれませんね!

間に合わないと、泊る支度もしてないので問題です。
気合は十分ですが、残念ながら今回は断念することにしました。

そんな私の気持ちを察してくれたのか、
今まで見えなかった山頂の雲が切れ、
素晴らしい雄姿を我々に見せてくれました。
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独標やピラミッドピークはもっと素晴らしい景色でしょうが、
丸山から見える山々は、
私達には忘れることが出来ない景色となりました。

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後日談、
この4日後、登りたかったこの山で、遭難が起きたようです。
もし、私達も無理をしていたら遭難にあっていたかもしれません。
無理は駄目ですね。本当にそう思いました。

亡くなられた方達も山を愛されていたでしょう。
心より冥福をお祈り申し上げます。
合掌
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勇気ある撤退(笑)を決意し、坂の大きな石を渡り歩きながらの下山です。
西穂山荘までおり、そのまま来た道をロープウェイ駅を目指して歩きます。

丸山から下りの途中、西穂高岳の向こうに前穂高岳でしょうか?
太陽の光に輝いていました。
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登りと比べ、下山は大分気も楽です。
登りに気づかなかった周りの景色も飛び込んできます。
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木々の葉には、秋への衣替えの準備が始まっていました。
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あと一月もすると、全山色づくでしょうね。

下山途中の開けた所から、西穂高の山頂は雲に隠れていました。
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石がゴロゴロの下り坂は膝に響きます。
でも今回は膝は大人しく、痛みもありませんでした。
少しは筋肉がついて丈夫になってきたかなチョキ

でも気を付けながら降りて、何とか登山登録所に着きました。
下山報告書を投函しました。

そしてそこからは平たんな道を歩き、ロープウェイの西穂高口駅に到着。

心も緩むと食べ物に目がむきます。
早速ゴンドラ駅の、
「駅ナカ」のお店で試食したゴマ煎餅がとても美味しい。
思わずお土産として買っていました。

ゴンドラは、下りは幾らか空いています。
乗る階を選ぶこと出来たので、今度は1階に乗車して乗り換えます。

乗り換えで第1ロープウェイです。発車時刻になり並んで乗ります。
ところが、私達の前で満員です。

あれ?また30分待つのかな~と思ったら、
臨時便が5分後に出発です!との案内。
ホッと一安心

そうですよね!、
2階建てで乗り換えるゴンドラの3倍の人が乗っていたのですから、
当然満員ですよね。
第1ロープウェイは3倍多く運行しないと乗り切れない計算です。

待っていると直ぐ次の便が登って来ました。
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まだ大勢乗っています。
第2ゴンドラに乗って西穂高口駅まで行かれるのでしょう!
観光でしたら、まだまだ時間もありますからね!

無事、駐車場まで降りてきました。
本来なら、ここえ完歩記念のソフトクリームと言う所ですが、
ここのソフトはワサビソフト。

伊豆の踊子道の完歩記念で食べた
ワサビソフト辛くて苦手になったようです。

そこで今回は、
隣で販売していた飛騨牛のコロッケを買ってきました。

今回は、飛騨牛コロッケで記念撮影です。
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ホクホクで、とても美味しかったです。

時間は午後3時45分

今季の記録(駐車場から戻ってくるまで)
総時間:5時間45分
  総歩数:11,000歩  




さて、これから帰りとなりますが、3時間程車に乗ることになります。
汗もかき、下りで足も疲れました。
ここは飛騨の里、温泉も沢山ありますよね!

ならば温泉に入って汗と疲れを流してすことにしました。
選んだ温泉は平湯温泉


場所は安房峠トンネルの脇になります。
トンネル手前を入る道はとても静かです。

道沿いの木々が紅葉していました。
あまりに綺麗だったので写真を撮りました。
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もうここには秋が忍び寄っていますね。もみじ

道沿いに大きな櫓?のようなものが目に飛び込んできました。
ナビはここがゴールと案内しています。

大きな看板?森の灯台と言うらしい。
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下に足湯があります。
ここを入ると目的地の「ひらゆの森」
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露天風呂が6個(女性用は7個)ある大きな温泉です。
泉質も硫黄の臭いがする透明なお湯。
ゆっくり汗と疲れを流しました。

詳しくはこちらを・・・


午後550分、温泉出発
帰りは途中まで奥さんに運転してもらい、私は隣で少しウトウト。
少し眠れたので大分楽になり、後半は私が運転し無事茅野に着きました。
 
今回は、長時間となりました。

車が往復6時間。
山歩きは、駐車場から登ってまた戻ってくるまで6時間。
温泉と途中の夕食含めて、宿泊先へ着いたのが午後9時。
締めて14時間となりました。
 
結構疲れました~。


山の上で、独標へ無理して行っていたら大変でした。
山はちゃんと計画しないといけないですね。
反省です。


でも、あの景色は素晴らしかったな~。

本当に素晴らしい思い出を作ることが出来ました。



最後までお付合い有難う御座いました。