名水百選の大滝湧水公園
ぶどう寺・大善寺から北杜市まで足を伸ばし
大滝湧水公園へ行ってきました。
場所は、山梨県北杜市小淵沢町上笹尾。
ここは、昨年8月に訪問した「三分一湧水」と共に、
環境省の名水百選に認定されている所。
三分一湧水を訪れたとき、時間の都合で寄れなかったので、
いつか来たいと思っていた所です。
大善寺から国道20号線を走り、
双葉バイパスから七里岩ラインへ入ります。
この七里岩ラインは小淵沢IC脇を通り、八ヶ岳エコーラインへ続くのどかな道。
道沿いには、6月にご紹介させてもらった、
花子とアンのロケ地でもある韮崎市民俗資料館もあります。
中央本線の長坂駅を過ぎ、まもなく目的地です。
大滝湧水公園

山の麓にある静かな公園です。
入り口にあった公園案内図

(画面右下のマークをクリックで拡大)
釣堀やレストランもあり、一日ゆっくり楽しめそうですね。
水が豊富だからでしょうか、
公園内の木々も青く赤い実をいっぱいつけています。

赤いのはヤマボウシの実でした。


豊富な水が公園内を流れています。

水に触れてみると、とても冷たい。水温は12℃。
地下水は夏冷たく冬暖かいですね。
左が池、正面の森の中に神社。左向こうに釣堀とレストラン

池の水は限りなく透明で、泳いでいる魚が見えます。

神社脇の石祠

夏でも涼しい森の中のに、ひっそりと石祠が並んでいます。

祠郡の上にある大きな岩の上に石碑がありました。

近づいてみると、
蠶影太神(コカゲオオカミ)と書かれています。

「蠶」とは「蚕」の元字だそうで、蚕の神様と言う事らしい。
昔、この地域では養蚕が盛んだったのでしょう。
田畑や生活に必要な水と、生活を支える養蚕。
ともに大切なものだった証ですね!
ここで取れた糸は、八王子へも来ていたのでしょうか?
気になるところです(笑)
わさび田

湧水の下にわさび田がありました。水が綺麗な証拠ですね、
湧水側より見る大滝神社

大滝神社

竜の彫り物

この大滝神社は、武淳別命が当国巡視のおり、清水の湧出を御覧になり、
農業の本、国民の生命、肇国の基礎と賞賛し、自ら祭祀し、大滝神社が
起こったと伝えられているそうです。
ところで、大滝湧水公園とか大滝神社と、名前に大滝が出てきます。
と言う事は、大きい滝があるのかな?と思いますが、
見回しても小さい滝もありませんでした。
大滝は何を意味しているのでしょうね?気になる所です

此処が湧水の元?

手前には小さい水溜り(池)があります。此処が源流か?

綺麗な水です。水筒に少し分けていただきました。
まろやかでとても美味しい水でした。
この水は、神社の脇を太い木をくり貫いた樋を通って
一段下に流れ落ちています。

この湧水は、日量約22,000トン、水温約12℃。 大滝神社の地内にあり、木をくり
ぬいた樋口から湧水が流れ落ちる。 古くから伝記として伝わっており、江戸時
代に甲府代官が民有地を買い上げ、湧水の保全を図った。現在は地区の住民
によって管理されている。 まわりは公園として整備されており、景観がよく、春は
新緑、秋はモミジの紅葉が楽しめる。 (北杜市ホームページより)
樋から落ちた水は、下のわさび田や、虹鱒の養殖池へ流れているようです。

今は釣堀となっているのでしょうか?
子供達が残り少ない夏休みの思い出?の釣りを楽しんでいました。
大滝神社境内の赤とんぼ

神社前の柵で囲まれた御神木だった?朽ちた切り株に
ギボウシの花が咲いていました。


大滝湧水は三分一湧水とは違った雰囲気が漂う公園でした。
今は、蛇口を回せば欲しいだけ出てくる水ですが、
当時の人にとって、水は生きる糧でした。
とてもとても大切な水。
神様をお祭りしても守るべきものだったのですね。
コンビニでも水は売っている時代。
水道の水は美味しくない!などと贅沢を言っている私です。
今回の湧水公園を見て、
水に感謝する心を忘れないようにしよう!
との思いを胸に、帰路に着きました。
帰り道、畑には蕎麦の花が咲き誇っていました。

今日は蕎麦にしますか!

蕎麦畑の向こうには、
横向きのハート型に見える入笠山が見えました。
このハートも、あと数ヶ月で白いハートになるのですね。
幾らか涼しくなった風に吹かれながら、
七里岩ラインを東に車を走らせました。
「ぶどう寺」と「大滝湧水公園」の旅に、
最後までお付き合い有難うございました。
