我が家のお盆
我が家は旧盆。
今日が迎え火です。
昨日、お盆棚(精霊棚)を組み立てて、
供えるお花と果物も用意でき準備完了。
そして今日、
朝一番で、近くの墓地にご先祖様を迎えに行って来ました。
朝早かったので、お墓はまだ静か。
でも、私達が帰る頃は、大勢の方が迎えに来られました。
一緒に来たお子さんの声が、元気に墓地に響き渡り、
いつも静かな墓地も、この日ばかりは賑やかです。
我が家の迎え火は、
お墓で線香を灯し、墓前にお供えします。
その線香の一部を手に持ち、線香の煙にご先祖様をお乗せして、
家のお盆棚の線香立てへ立てます。
煙に乗ってきたご先祖様は、これで我が家にお帰りになりました。
お帰りなさい!
どうぞゆっくりして行って下さいね!
後は、お坊さんがお経をあげに来てくれるのを待つばかりです。
でもいつ来るかは不明?
来る日が分かれば嬉しいが、お坊さんに要求は出来ませんしね
迎え火が終わり、庭掃きをしました。
(この庭掃除のお話は最後にご紹介)
庭掃きがひと段落した頃
娘が孫娘と一緒にお線香を上げに来てくれました。
娘の連れ合いは、今日も仕事です。
久しぶりに娘と孫との時間を楽しみました。
金曜日には、姉達も揃って来てくれる予定。
久々の顔合わせです。
姉妹達や会う機会の少ない親族と会えるのもお盆。
ご先祖様のお蔭ですね。
そのお盆も、
我が近隣では随分簡略化となってきたように思います。
我が家でも昔は、
切ってきた細い竹をお盆棚の両サイドに立て
その竹から竹へ縄を張り、その縄に半紙を折り切って取り付ける。
迎え火も、庭の入口でおがらを焚いていました。
こんなに簡略化してはご先祖様に怒られそうです。
お盆とは何だろう?
信仰心の薄い私です。こんな基本の事もちょっと?
正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。旧暦の7月15日を中心に行われる先祖供養の儀式で、お正月と同じく重要な行事の一つとされています。
先祖の霊があの世から戻ってきて、また、天に帰っていくという日本古来の信仰と、仏教の行事が結びついたもの。
この盂蘭盆会はサンスクリット語の「ウラバンナ」の音訳で、「さかさまに吊るされた苦しみ」と言う意味。
この盂蘭盆会はサンスクリット語の「ウラバンナ」の音訳で、「さかさまに吊るされた苦しみ」と言う意味。
釈迦の弟子であった目連が死んで地獄に落ちた母を、釈迦の教えによって僧
侶に食べ物を施し、供養する事によって救う事ができたという言い伝えによるものです。つまり地獄におちて苦しんでいる霊を救うために供養を営むことです。(AllAboutoより)
食べ物を施すことが大事なようですね。
今年のお盆は、皆さんに精一杯お持て成しをするとしましょう
いつ来るか分からないお坊様にも(笑)
お盆は人が来てくれます。
家の掃除は終わっていますが、私の担当の庭掃除が残っています
迎え火が終わったので急いで庭掃きをしました。
掃き掃除していたら、蕾だったユリが咲きました。
お盆に合わせてくれたようです
ユリの花はお盆にピッタリの花ですね!
ユリの花につられ、周りの庭木を見てみると、
実や花が咲いている木がありました。
お盆の話とは違いますが、少しご紹介!
椿の実
キンカンの花
秋には実がいっぱいつきそうです。
ヒメシャラにも実が
ヒメシャラの花は一日で落ちてしまうけど、しっかり実をつけていました。
どこかザゼンソウに似ているようにも思えてしまう。
お盆だからなかな~
名前不明の赤い実
分かっていたつもりの木ですが、すっかり忘れています
ご先祖様に近づいているのかな
ご先祖様~ お願い!
もう少し待っていてくださいね
カリンの実
今年もカリン酒出来そうですね。
娘が帰った後写真整理をしながら、
お坊さんの来られるのを待っていたが、とうとう来られませんでした。
明日になるのか、明後日になるのか?
ゆっくり心を落ち着け、ご先祖様と待つとしました。
これが我が家のお盆の一日でした。
取り留めもない話に、
最後までお付合い有難う御座いました。