伊豆の踊子の歩いた道を辿る

梅雨の合間をぬって、伊豆の踊子が歩いた道を辿ってきました。

伊豆は何度も来ていますが、歩くのは初めて。
いつものように、予定外の行動もついていますチョキ

どんなウォーキングになるのやら、
最後までお付合いください。



朝6時前にスタート。
圏央道にのり小田原厚木道路で一路伊豆へ。

目的地は旧天城トンネル手前の駐車場(水生地下駐車場)

圏央道が出来て、伊豆方面は近くなりました。
圏央道の海老名JCがちょっと戸惑いますが、本当に便利です。

7時半過ぎには箱根を抜けることが出来ました。
函南町を過ぎて少し進むと、韮山反射炉の案内が目に飛び込みました。

早速、奥さんから
反射炉見たい!と声がかかります。

えっ?反射炉は予定入っていないよ?と私。

結果は信号を左折し、反射炉の前の駐車場。

まあ、私も反射炉へ来るのも何十年ぶりだし見学しましょう!
・・・と思ったのですが、
拝観するには入場券を購入するようです。
でも窓口は、営業時間前で開いていません。
残念ですが、囲いの外から見させて頂きました。

韮山の反射炉
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幕末期の代官江川英龍(坦庵)が手がけ、後を継いだその子英敏が完成。
反射炉とは、金属を溶かし大砲を鋳造する炉。
稼働した反射炉が現存するのはここだけです。

因みに、お台場の大砲もここで作られたようですよ!
知らなかった。
歴史って知らないことがイッパイですね

ご興味ある方は伊豆の国市のホームページをご覧ください。


世界遺産へ推薦決定!と受付に書かれていました。
調べてみると、再来年にはユネスコの審査が入るそうです…
伊豆から生まれる世界遺産第一号になれるでしょうか?!

世界遺産ブームですね

登録されると、ここも人でいっぱいでしょうね。
今は静かです・・・ 

あっそうか、こんなに早く来る人はいないか

隣の川に架かる橋の欄干
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欄干が大砲の弾の形でしたグッド!

中に入れないので、外で見るだけですから、見学は短時間で終了。
直ぐ本来の目的地へ向かうことにしました。


9時前に浄蓮の滝に到着!
圏央道と小田原厚木道路、箱根新道経由で約3時間で到着です。
反射炉を見てこの時間。本当に早い。びっくりです。

伊豆の踊子像
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この像は、浄蓮の滝の入口で出迎えてくれました。

ご存知のように『伊豆の踊り子』とは『川端康成』の小説で、
湯ヶ島・天城峠を越えて下田に向かう旅芸人一座と道連れになった、
孤独に悩む青年の淡い恋と旅情を描いたもので、
6回も映画化されている人気作品だそうです。

伊豆の踊子の内容にご興味ある方はこちらを
ダウン


踊り子はずいぶん若いのですね。
若い二人が心時めかせながら歩いた道を、
ジージバーバが、歩きます 

あまりくっつくなよ!離れて歩いて!
     

書生と踊子のように、心は時めきそうにないですね  にひひ


天城越えの歌詞と楽譜の碑
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作詞:吉岡治 作曲:弦哲也 歌:石川さゆり
何度も聞いた曲です。良い歌ですね。


滝へは階段を下ります。
水辺には、ワサビ田が綺麗です。

ワサビ田
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お店
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川では釣りもできるようで釣竿や餌を販売していました。
ワサビソフトも売っていました。
でもソフトクリームは、完歩してからのご褒美です。

浄蓮の滝
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この滝は、日本の滝百選の一つだそうだ。
この浄蓮の滝と言う名前は、昔近くに浄蓮寺があった所から
この名前が付いたとも言われているそうです。

この滝は、1万7000年前に伊豆東部火山群の鉢窪山スコリア丘
噴火した際に流出した玄武岩溶岩流を流れ落ちる直瀑
落差は25m、幅は7mで岩盤には柱状節理が見られるそうで、
この柱上節理は、以後何か所も見る事となりました。
伊豆は火山の足跡がいたる所に見られるのですね。


目的地の水生地下駐車場へ着きました。
今日歩くコースです。
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右上の水生地下駐車場からループ橋までです。
約5時間のコースで、全体的に下りの道となります。
ループ橋まで行ったら、そこからバスでここまで戻ります。

下り坂は、私の膝が痛くなるので、少々心配を胸にスタートです。
時間は9時半です。

踊り子歩道
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駐車場から直ぐの踊り子歩道です。(旧街道)
今日は大変蒸して暑いのですが、森の中の道は快適です。

川端康成の石碑(1)
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杉やブナなどが生い茂る旧街道に入り暫く行くと左手に、
杉林とわさび田を背に川端康成直筆の伊豆の踊子文学碑が有ります。
(写真枚数の関係から、掲載は有りません)

川端康成の石碑(2)
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奥さんが目的地の一つです。
脇をタクシーがお客さんを乗せて通り過ぎます。
意外と皆さんここには寄らないようだよ!と奥さん。

江藤延男さんの追慕の石碑
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『天城を守る会』の初代会長として、環境省の地域環境保全功労で大臣賞を
受賞され、『昭和の森』で定期的に自然観察会を続けるとともに、
学校や地域住民への環境教育にも力を注いだ人だそうです。
手には双眼鏡を持っています。

この森は、あまり手が入っている感じがなく、自然がいっぱいです。
脇を流れる水の音や、鳥の声が響き渡っています。

途中、何台かのハイヤーとすれ違いました。
乗用車も数台通りました。

歩いている人は私達だけ


旧天城トンネル
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このトンネルの正式名称は、天城山遂道と言うらしい。

全長445.5メートル。アーチや側面などすべて切り石で建造され、石造道路トンネルとしては、日本に現存する最長のものである。
1916年(大正5年)には、バス運行が開始されて人・物の交流が盛んになった。天城トンネルは1998年9月2日に国の登録有形文化財に「旧天城隧道」として登録され、2001年6月15日に登録有形文化財の登録を抹消したうえで、同日に「天城山隧道」として道路トンネルとしては初めて国の重要文化財に指定された。
この時期に観光スポットとしての整備として従来舗装されていたアプローチ部分の舗装が剥がされた。また、日本の道100選にも選ばれている。1970年、新天城トンネルの完成によって、現在は森の中に静かなたたずまいを見せている。現本線の新天城トンネルと区別するため、「旧天城トンネル」とも呼ばれる。                                         Wikipediaより

国の重要文化財なのですね。

心して歩きましょう!パー

トンネル内部
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何か音がする?と思ったら自分の足音でした。
石造りだから反射が多いのでしょうね!

長さは昨年行った、勝沼ブドウ郷駅脇の、大日影トンネルの1/3位かな?
大型機械がなかった昔は、人力で掘っていたのですね。

二階滝
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河津川を源とする一番目の滝で、二段になっていることからこの命名。
でも、写真でもわかるように、二段が良く分からなかった。残念。
緑の中に白い滝。
綺麗ですね~

川沿いに歩いているので、あちこちにワサビ田が見られました。
水が綺麗なので、美味しいワサビが育つでしょうね!

平滑の滝
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二番目の滝。
滝の上の岩は平たく滑るような感じで水を綺麗に滝壺へ落としていた。
高さ4m、幅25mで今回見た滝の中では一番横幅が広い。

整備された階段歩道
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歩道は整備されています。
森はさらに爽やかに広がります。

宗太郎杉林道
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この一帯は、宗太郎杉林道と言われるらしく、樹齢100年を超す杉が
綺麗に生えています。

明治10年に植えられた学術保護林だそうで、この地を開発した宗太郎という
人の名がついたそうで、いつの間にか地名にもなったとの事。
その昔、初代駐日領事館ハリスが幕府との通商条約のため越えていった
二本杉遊歩道(旧下田街道)の分岐点でもあるそうです。

段々橋(だるだるだんだん橋)
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吊り床版階段橋と云う吊橋に階段が付いた珍しい橋でした。

遊歩道脇の綺麗な沢
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思わずカメラを向けた沢
素敵な景色でしょうチョキ

釜滝(かまだる)
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いよいよ、河津七滝 最初の滝です。
かなり大きな滝です。
滝壺も広く、遊歩道が両側にあり、ゆっくり滝を眺めることが出来ました。
今回見た滝の中で最大の滝。

写真では見にくいですが、画面右下に虹が映っています。
水量と落差がある滝なので一面霧が立ち込め、
空を見ると雲のように霞んでいました。

カメラをしぶきから防ぐのに大変でした雨

この滝の写真は他にもあるのですが、
残念ですが枚数制限のため掲載できません。
御免なさいね。

なぜ?滝のことをダルって読むのかな?

気になったので調べてみました。
その訳は、平安時代から伝わる民俗語が由来だそうです。

本来は「タル」。
でもこの7つの滝のことは濁って「ダル」と呼ぶようです。

えび滝
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滝の形が海老の尾ひれに似ていることからつけられたそうですが?

蛇滝
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玄武岩の模様が蛇のうろこのように見える
ところから命名されたようです。

初景滝
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落差もあり、幅もあります。
開けた場所の滝

初景滝を背にした伊豆の踊子像
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この滝の前に踊子の像がありました。
今まで見た滝の中では、この像が似合うのはこの滝かな?

名水湧き水
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踊子像の前に湧き水が出ています。
一口飲んでみました。
とてもまろやかで美味しい。

空いたペットボトルに詰めさせてもらいました。
美味しい~

願い石
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初景滝から出合橋へ向かう途中の川沿いに、
こんなものがありました。

この石を河原の中の大きな石の上にある「しめ縄の輪」へ
3回投げて、一つでも上手く乗れば願いが叶うそうです。

えっ?投げたかって?
それは秘密 


川沿いの風鈴
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何か意味があったのか不明ですが、木の枝に風鈴が沢山吊ってありました。
風に揺れて綺麗な音が届いていました。

伊豆の踊子像
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ここにも踊子の像がありました。
奥さんは、この二人の像に割って入って写真撮影。
二人の邪魔しなければいいのにね!

七滝の案内
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この滝を見てきたのですが、あと3つ残っています。
でも最後の大滝は見る事が出来ませんでした。
その理由は後ほど。


カニ滝
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名前の由来は・・・
カニに似ているから?と調べてみても、わかりませんでした。
きっとどこかカニに似ているのでしょうね
滝の左わきの岩の形かな~
どう思いますか?


出合滝
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七滝最後となった滝、出合滝です。
二つの流れが合流し、水量も多く、水音が大きく聞こえました。
水はどの滝も澄んでいましたが、特に白い水泡と青い水が映えてました。


七滝七福神(出合弁財天)
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写真掲載枚数の関係で、初めての紹介ですが、
それぞれの滝の傍には、このような七福神がありました。
用紙を購入し、石像の脇に置かれているスタンプを全て集めると
ラリーが出来るようです。

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願い事のハート形絵馬?
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出合滝の名前からか、ハート形した絵馬?が吊ってありました。
願いが叶うと良いですね!

さてさて、残りひとつで七滝完歩達成です。
でも、何処が滝なのか、案内板が有りません。
お店の人に聞いてみると、
何と!見る事が出来ないらしい。

滝への道が崩れたようで滝まで辿りつけないようだ。
現在は滝の傍の旅館の宿泊客だけが、
旅館から見る事が出来るのみとの事でした。

残念ですが、やむをえませんね。

また来る理由が出来きた!

と良いほうに考える事としました。


気を取り直して・・・

こういう場所は、いろいろな伝説もあるものですよね。
調べてみたらありましたのでご紹介します。

河津七滝にはヤマタノオロチ伝説とよく似た大蛇伝説が伝わる。
その昔、天狗の万三郎の妻が天城の八丁池で七つの頭を持つ大蛇を目撃した。これを聞いた万三郎は八丁池の近くに強い酒の入った樽を七つ置いた。やがて現れた大蛇がこれを飲み、酔いが回り寝込んだところを万三郎は剣で大蛇の七つの首を全て切り落とした。
すると大蛇の体は川となり、首の切り口は滝となり、河津七滝となった。

大蛇の伝説を知り、気を取り直してバスに乗って駐車場まで戻ります。
調べてはあったのですが、ここは1時間に1本しかないバスです。
時間まで調べていなかったので、こわごわとお店の人に聞きました。
次のバスは何分でしょうか?

35分にあるよ!

今25分だから35分と言うとあと10分

このお店はソフトも売っていたので、
ワサビソフトをお願いし、急いでバス停へ向かいました。
ソフトを待つ時間も気になる程、タイミングの良いバスの時間です。

ワサビソフト
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このワサビソフト、本当にワサビです。
当たり前ですが、とにかくワサビです。

ソフト好きの奥さんも、珍しく最後まで食べられず私に渡しました。

辛いけど、美味しかったですよ!

念のため・・・チョキ

辛く美味しいワサビソフトを食べながら
バス停で待つこと数分でバスが来ました。

本当にラッキーでした。

 
ループ橋
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バスに乗ってすぐにループ橋です。
ぐる~と回りながら登り、来た駐車場へ無事戻ることが出来ました。
駐車場へ着いた時間は3時丁度でした。


今回の記録
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                                   総時間 :約 5時間30分      
                                   総歩数 :22,300歩(女性の歩数)    
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膝は何とか持ってくれました。
でも、靴が合わなかったせいか、薬指に水膨れが出来てしまいました。
今にも破裂しそうですが、薬無いので大事にしておきます。
 
次回までに靴を買い替えるようですねあせる

何はともあれ、今日の予定は終了です。
早く温泉に浸かりたい!

 一路宿泊先の大室山へ向かいました。
伊豆の旅はまだ続きます。

 
大分不満のある投稿となりましたが、
どうぞお許しくださいね。



次回をお楽しみください。

最後までお付合い有難う御座いました。

 
 

 
投稿後記

写真が多く、どれも外しがたく、選ぶのが大変でした。枚数増えた分、画質が悪くなったのが残念です。どの写真も見て頂きたいので涙をのみました。
ブログ投稿でこんなに悩んだのは初めてです。