花子とアンのロケ地
韮崎市民俗資料館訪問記

6月20日(金曜日)
帰りの道すがら、
またまた行き当たりばったりの思いつき行動をしてしまいました。

行き先は、韮崎民俗資料館
その結果は?
 
素敵な訪問となりました。チョキ
 


本通りを避けて通るのが最近の楽しみ。
今回も、20号線の隣を走る七里岩ラインを走っていました。
この道は、20号線と中央本線の間の道で、
周りは桃畑の中を走る道です。

信号も少なく、快適に走ることができますが、
国道より狭いし、生活道路なので、スピードに注意して走ってみました。

そろそろ20号線と合流する坂を下る手前に、
韮崎中央公園があります。
ここには蒸気機関車も有るようで、土日には乗ることもできるようです。

時間も早いし、寄ってみようか?
 
いつもの、思いつきの行動の心が動きます。

体調が完全では無い奥さんも居るし、甲府盆地は暑い。
今日はだめ!と我慢して通り過ぎました

我慢して、公園先の坂を下ろうとした時、
道脇にある看板が目に飛び込んできました。

「花子とアンのロケ地」

花子とアンだって!寄ってみた~い グー
 
と目を輝かして言う奥さん。

体調は?
聞くまでも無く、もう行く気です。
 
でも、ロケ地って言っても、原っぱだけかもしれないよ!
・・・なだめても言い出したら聞きません。
  
ハイハイ、わかりましたあせる
 
 

下り坂のUターンできる場所で、来た道へハンドルを切る私。

坂を上りきり、公園手前の二股に別れた道脇に看板があります。
看板を辿って進むと・・・  ありました。

韮崎市民族資料館
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入り口に、何か書いてあります。

花子とアンのロケ地案内
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受け付け
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中に入ると、受付がありました。

先に車を下りた奥さんは
しっかり申し込み用紙に名前を書いていましたよ!
 
体調不良はウソ?

受付をして 何処がロケ地かな~ とキョロキョロしていると、
若い女性の声がします。

「ロケ地観覧ご希望の方~」 

ハ~イ!と返事すると、

ご案内しま~す

言われるまま、ついて建物の脇を進むと・・・

ありました~ カチンコ 映画  

NHK朝の連続ドラマ「花子とアン」のロケ地の建物

本のある協会
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幼少期の花子が「って!本じゃん!」といって驚き、
奉公に出される前に友達の朝市と忍び込んで隠れて本を読んだ教会です。

 実際は和風な部屋で、2階に本の部屋なんかはありません。
ロケ中の様子は展示写真で知ることが出来ます。 

因みに、この門は撮影のために作られた物

叩いてみると、ポンポンと変な音がします。
張りぼてのようですね!

どう見ても古い年月がたったコンクリの門。
流石はプロの仕事ですね!(笑)


説明によると、
この建物は、韮崎の豪商・小野金六という豪商の蔵屋敷を
移設・公開されているそうです。
 
帰宅後、小野金六翁を調べたら、甲斐豪商に行き当たる。
甲州にはすごい財閥が大勢いました。

その一部をご紹介すると・・・

   根津嘉一郎    (根津財閥)初代東武鉄道社長
   古屋徳兵衛    (松屋百貨店創業者)
堀内  良平     (富士急行創業者)
穴水  要七     (富士製紙(現王子製紙)北海道電力)
小佐野 賢治   (国際興業創業者)
佐藤   晴男    (京浜急行電鉄)
                      辻信   太郎    (サンリオ)                             

まだまだ沢山の方がおりますが、切が無いのでこの辺にします。
 
ご興味ある方は、こちらをご覧ください。
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その甲州財閥の一人に小野金六翁がいました。

この人を調べだしたら、またまたすごく、
ここでは、建物の紹介にとどめます。

小野家は韮崎本町通りの商家で、屋号を富屋と称していました。甲州街道に面していて、酒造業を営んでいました。
 この建築は小野家住宅の一部で、母屋の半分は失われ、別棟土蔵が裏側にありました。桁行12.74メートル、梁間5.4メートル、一階内部は2室です。座敷は江戸時代から伝わる書院様式で、床の間・違い棚・付書院を備えていて、接客と主人の居間としても使われました。縁側からは庭園鑑賞ができ、二階は貴重品を保管する倉庫として使われていました。建物の一部に補修がありますが、明治初年の建築当初の様子を残しています。(韮崎市ホームページより)

・・・という建物です。
 
小野金六翁にご興味ある方はこちらを
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まずは、内部をご紹介。


建物の内部
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建物の横から靴を脱いで上がります。
部屋は12畳半の間四角な二間続きです。

天井は高く、隅々まで造りに拘った建物です。

上の写真は、
案内係りの女性から説明を受けている一緒に回ったご夫婦。


奥の部屋にある床の間
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奥の間の手前にある部屋の廊下とガラス戸
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このガラス戸は、門から見たとき、「玄関」?と思ったガラス戸です。
ガラス越しに、張りぼて?の門が見えますね。

ガラス戸のガラス
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素敵な模様です。
素透しのガラスは、外の景色がユラユラ見える昔の製法ガラス。
なんとも魅力的なガラス戸です。

欄間額(竹に雀
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欄間額(梅に鶯
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竹に梅と来ると、松が足りないですよね。
でも、欄間額の場所は2箇所。
ということで、四隅に松の葉のデザインが彫られていました。

お金持ちのすることは、細かいことまで拘っていますね。チョキ

撮影では、この欄間の上下に色付きセロハンを貼って
ステンドグラス風にアレンジして撮影したそうです。

ところで、本のある教会は二階ですよね。
二階は公開されていませんでしたが、
本のあるステンドグラスの部屋は此処にはありません。
あれは撮影所のセットだそうです。

高さ3m位ありそうな天井
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天井は竿縁天井だが、普通の間隔より狭い。
それだけ竿縁が必要となり、お金のかかる造りですね~!
造りのすごさは至る所にありました。

奥の間から見える庭
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移築前の庭も拘りに拘った素敵な庭だったのでしょうね!
見たかったですね。

床の間脇の格子障子
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羽目殺し格子の額縁にも彫り物があります。
一つ一つ謂れがあるようです。
説明頂きましたが、覚え切れない

照明器具(門側)
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照明器具(奥の部屋)
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今には無いレトロな感じがとても素敵。

銭勘定盤
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明治・大正時代でしょうか?
40枚とか50枚とか、決められた硬貨をすばやく数えるのに使っていた道具。
 
ワンポイント知識
帰宅後、ここのブログを見て知ったことですが、
江戸時代は4進法だったそうです。
その4進法は武田信玄が行っていた制度を参考にしたそうです。

 

帳場格子
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帳場格子(ちょうばごうし)
お金を扱う場所(いまでいうレジ)を囲うための仕切りも展示されていました。
この建物は、商売で使ってなかったので、
当時の品々を参考展示しているのでしょう!

撮影に使われた十字架等
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真ん中の十字架は、この建物が協会だよと思わせる小道具

右の銅像は、この建物の本来の持ち主である豪商「小野金六」翁


昭和天皇が来られた時使用した椅子。

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このお屋敷には昭和天皇も寄られた事があるようです。
その時に使用された椅子が展示されていました。


建物の中には当時の写真や、
ロケ時の写真などが展示されています。

欄間に掛かる当時の写真
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小野金六翁の紹介パネル
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建物の側面の景色
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蔵屋敷の名前の通り、造りは蔵ですね。
大切な物を火災から守ってくれる造りです。

側面から見た建物
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花子とアンとは関係ないですが、
蔵屋敷の脇に、大きな水車がありました。

水 車
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とても大きな水車で、明治6年から83年間韮崎で使われていた物。
この水車で玄米をついていたようです。
一回に18俵精白でき、県下屈指の大型水車。
両側に臼が18個ありました。

側面の臼
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木で出来た歯車
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荷車
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水車の横に展示されていました。
当時は、これで玄米を運んでいたのでしょう。
その奥には唐箕も見られます。

唐箕(とうみ)は 収穫した穀物を脱穀した後、
籾殻やわらくずを風によって選別する農具。あおりとも言う。
昔、我が家にもあったな~ 懐かしい!



水車を見ていると、また新たな来訪者です。
お姉さんは、案内をしなくてはいけないので、
ここで、お礼を申し上げ、お別れしました。

本当にゆっくり案内して頂きました。
蔵屋敷もすばらしかったが、彼女の案内も素晴らしかった!

お若いのにとても良くご存知で、
新たな知識も得ることが沢山ありました。

建物内部や外では、
記念写真のカメラのシャッターを押してくれたり、
気配りもすばらしく、今時の若い者を見直しました。グッド!

本当に感謝です


因みに、「花子とアン」の放映前は、それほど来訪者も多くなかったようです。
放映後は、大変な来訪者なのでしょうね。

近くの会社?の駐車場には、
ロケ地の駐車場では無いですよ!と書かれていました

これからも多くの方が来訪されるでしょう。
大変でしょうが、頑張ってくださいね!

また来ます。
必ず!!パー





案内してくれた方にお別れした後、
私達は、民族資料館を拝見させて頂きました。

2階にある資料館の内部
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白い衣装は、甲斐駒ケ岳講で登る道者の衣装。
甲斐駒ケ岳は、富士山と同じく昔から信仰の山なのですね。

奥に写っている黒い衣装は、明治代の消防服。


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昔懐かしい8角の柱時計
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武田武将の鎧
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機織機
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奥の壁際には、当時の鞍や、古いカキ氷削り器もあります。
明治時代の物でしょうか?

糸取り機
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韮崎も昔は養蚕が主な産業だったのでしょうね。
機織機の傍には、大小の糸取り機が展示されています。

生活道具
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生活小物の展示もあります。
奥さんも知っているTVもありました。懐かしい!

石 器
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韮崎も、古墳が多くあるようで、
市内から出土した旧石器時代からの石器が展示されています。
小さいヤジリから大きな物までありました。

テーマごとの展示
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テーマ毎の展示ってわかりやすい。

この展示も、
ゆっくり説明を聞きながら見るとまた違った興味も湧くことでしょう。
まずは、こういったものにも興味を持ち勉強する必要がありますねあせる

話題のロケ地見学で立ち寄った民俗資料館ですが、
昔の良い所を発見することが出来ました。

そう言えば、我が家にも8角時計あったな~
倉庫から出して、使ってみるのも良いかもしれないね!

私達得意の、予定外の行動ですが、
今回も、大きな収穫がありました。

拘りに拘った建物、その建て主の人生、遠い昔(石器時代)の人の生活、
もっともっと知りたいことを発見した予定外の行動結果となりました。


最後には「花子とアン」が話題となった車中でしたパー

以上で今回は終わりとなります。
 
 



 
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とりとめも無い私達の行動に

最後までお付き合い、有難う御座いました。