那須の晩秋

秋の那須へ行ってきました。
行った日は11月6日~8日。
 
今回は、紅葉も盛りを過ぎており、
霧に包まれた旅でしたが、
快晴では味わえない旅でもありました。
一番の目的は、茶臼岳(那須岳)への登頂。
 

 
< 1日目 >
 
朝6時に出発し、
茶臼岳ロープウェイの駐車場に着いたのが11時。
心配していた天候は、雲の合間に青空が見え、
駐車場から那須岳が見えます。
 
紅葉の時期は大渋滞と聞いていた駐車場も、無事駐車できました。
 
那須ロープウェイ駐車場より
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早速、ロープウェイに乗り込みます。
111人乗れるゴンドラからの景色ですチョキ
 
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少しガスっているかな?
 
山頂駅を降りると、青空を背にした茶臼岳山頂が見えます。チョキ
でも風が強く寒い! 早速コートを着ました。
 
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登り始めると、横からの強い風。
下からどんどんガスが上がってきます。不吉な予感
 
登るのは楽に!・・・と甘く見ていました。
脚は大丈夫なのですが、が続かない。
高山病?
 
ロープウェイで短時間で高所に来たせいでしょうか?
ちょっと自信が揺らぎます。
 
足元は火山礫で滑りやすい。登山靴で良かった
中には革靴の方も居たが、滑って歩きにくそうでした。
 
休憩を取りながら、焦らずに登りました。
なんとか、高所に体も慣れたようで、無事山頂に到着!グー
 
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茶臼岳山頂に祀られている那須山神社の祠に到着。
残念ながら、すっかりガスに包まれて、
周りの景色を楽しむことができません。

頂上に設置されていた温度計
5℃を指しています。
風が強いので、体感温度はかなり寒い雪
 
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数日前に降った雪が、岩陰に残っていました。
 
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頂上はいつも風が強いのか、岩が風に削られていました。
迫力が凄い!
 
少し下ったところで、軽く昼食おにぎりをしました。
気づいたら、足元の岩の隙間から温かい風温泉が出ています。
冷えた体に温かさが優しい。
 
頂上付近はあちこちで火山ガス?が噴出しています。
 
風が強くなってきました。体が振られます。
平地なら台風並み霧の強さ?
体温も下がってきたようなので、早々に山頂駅に戻ります。
 
山頂駅には、登ってきたばかりの人達で賑わっています。
皆さん軽装で、ミニスカートの人や革靴の人がいました。
ちょっとビックリですね!
多分、山頂駅までなのでしょうね!
 
帰りのゴンドラにも混まずに乗れました。
ゴンドラのガイドさんが、乗客を楽しませてくれる4分間でした。
霧の茶臼岳登山は無事達成しました。
今度は晴れた日に再チャレンジしよう!
 
 
宿泊先へ行く途中、殺生石によりました。
 
ここは、鳥羽上皇が寵愛した伝説の女性、
玉藻前(白面金毛九尾の狐の化身)が正体をあらわし、
数万の軍勢によって殺害され、石となったという逸話がある場所。
 
全体に硫黄の匂いが漂っている。
硫化水素や亜硫酸ガスの有毒ガスらしい。
 
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少ない駐車場だが苦なく停められました。
やはり、シーズンは終わりに近いのか!
 
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殺生石の一番奥。草木も生えていません。
 
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高台から、殺生石全景。 右下のところが千体地蔵
 
千体あるかどうかは不明ですが、沢山の地蔵があります。
平成23年で、725体らしい。本当に沢山のお地蔵さん。
皆、赤い帽子?を被っています。
 
千体地蔵の謂が、書いてありました。
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昔、教伝という僧侶が、那須へ湯治に出かける際、母のすえたお膳を足蹴りにした天罰によって、殺生石の火の海地獄に落ちて死んでしまった。この伝説にちなみ千体地蔵を建立し交通安全と家庭平和を祈願したそうです。
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赤い帽子の理由は不明ですが、
お祈りする手が大きいのが特徴のようです。
それだけ祈りが込められているのでしょう!
 
どのお地蔵様のお顔も、穏やかな表情をしています。
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お坊様のようなお顔のお地蔵様
見ているだけで、心が落ち着いてきます。
 
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頬が緩んでいるお地蔵様
優しかった祖母を思い出します。
 
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赤い毛糸で編んだ物を被っているお地蔵様が多い中、
「頬被り」のお地蔵様の集団もありました。
おばさんたちの集団にも見えます。
 
殺生石の横手の高台に、
温泉神社があったのでお参りします。
 
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殺生石は芭蕉が「奥の細道」の途中、立ち寄ったらしく、
あちこちに句碑があります。
 
境内には、樹齢推定800年といわれるミズナラの木があります。
長い風雪に耐えてきた圧倒的な生命力です。
そのためか「生きる」と命名されていました。
自分の何と小さなことか!あせる
 
 
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その姿は、デコボコしており、長年の苦節を感じます。
 
生きる!と言う事は、こういう事なんだよ!
 
と言っているように私は感じた。
まだまだ苦労が足りない!
頑張らなければグー
 
 
 
帰りにコンビニに寄りました。
そのコンビニに、ちょっと違和感を覚えました。
 
その理由は・・・ 
店や看板の着色が茶色です。
 
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周りの他のコンビニやお店も同じようでした。
 
後で調べると、
地方自治体で指定できる
「市街地の美観を維持するために定める地区」
と言う事で、このような看板となっているようです。
 
良いことですよね。環境第一、賛成です。
 
今日は、このまま宿泊先へ直行です。
場所は、茶臼岳を下りてきて直ぐの所。
源泉かけ流しの温泉は最高!
 
温まってぐっすり熟睡できました。ぐぅぐぅ
 

 
< 2日目 >
 
翌日、雨音で目が覚めました。
予報では晴れだったのですが、残念ながら雨雨
予定を変更し、近くの散策と決め込みました。
 
まずは、「那須平成の森」へ行ってみました。

 
何気なくカウンターで案内を見ていると係の方が、
「30分無料ミニプログラムがあります。いかがですか?」
と声を掛けて頂けました。
 
森を楽しむ話を聞かせて頂けるようです。
お言葉に甘えて、さっそく申し込むと、
出勤されたばかりの担当者(女性)が案内をしてくれます。
(案内をしてくれる人をインタープリンターと言うらしい。)
参加者は私達だけ。2人で貸切ですチョキ
 
建物内でのお話しか?・・・と思ったら、
傘をさして森に向かいます。
幸いにも雨は小降りになりました。
 
森のどんぐりのお話から、
落ち葉、木のお話などいろいろ聞く事が出来ました。
 
冬は熊がこの森にも表れ、
木に登る時につけた爪痕のついた木を見せてくれました。
いろいろな森に親しむポイントをお聞きでき、
また違った森の楽しみ方が出来そうです。
 
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とても笑顔の素敵なお嬢様でした。
 
今まで何気なく見ていたどんぐりにも、
種類により、帽子の形が変わる事も教えて頂きました。
 
ネットで調べてみていたら、わかりやすい所がありましたのでご紹介

 
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丸の所が熊 の爪痕らしい。はっきりついていましたよ!
この木には、その他の場所に何か所も爪痕がありました。
熊が出たら木に登ってはいけませんね。
走る人DASH! 
 
 
冬はシュノーシューを履いて行うプログラムもあるようです。
機会があれば、是非参加してみたい。
 
因みに、ここは環境省管轄の施設だそうです。
 
 
那須平成の森には、
幾つかの散策路があります。
 
散策路の一つに、駒止の滝へのルートもあり、
霧が晴れていれば行きたかったのですが、
霧がさらに深くなってきたので断念!
ここも、次回の楽しみとしました。
 
案内して頂いたインタープリンターのお嬢さんに
感謝を申し上げ、那須平成の森を後にしました。
 
 
 
 
時間はまだあります。
そこで、お土産を買いに行くことに!。
 
行ったお店は、
前回、立ち寄って美味しかったお店
NASUのラスク屋さん」
 
美味しいラスクを試食し大満足。
沢山ある中でも「こげパンだ」が、特に美味しい。
結局、色々な味を買いましたチョキ プレゼント
 
ゆっくり味を吟味しながらの買い物でしたが、
まだまだ時間があるので、南ヶ丘牧場へ行きます。
 

何と、入場無料です。
 
雨は止んだのですが、残念ながら霧が濃く、景色は見えません
 
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入口を入ると、お土産屋さんや、レストランがあります。
早速、美味しいジャージー牛の牛乳を頂きました。
濃厚で美味しい!
 
牧場内には、羊や馬、豚など家畜が沢山見る事が出来ます。
動物と触れ合う事も出来るようです。
 
優しそうな顔の馬。
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餌も販売しており、動物達にあげることもできます。
休日は、家族連れで大変賑わうようですよ。
 
2時頃、宿泊先に戻りました。
でも、時間も早いし、久々の那須なので、
近辺を散策することにしました。
 
茶臼岳はすっかり紅葉が終わっていましたが、
この近辺は、まだ紅葉を楽しむことが出来ましたチョキ
 
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京都を思わせる、もみじの赤が綺麗。
 
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枝垂れもみじが印象的
 
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霧が深くなってきました。
そんな道すがら、突然鹿を思わせる枯れ木が出現。
思わずショットカメラ
鹿に見えませんか?
 
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紅葉を楽しみながらの散歩も、
濃霧のせいか、身体が冷えてきました。
 
宿泊先へ戻り、温泉に入りました。
那須の温泉はナイスです。
掛け流しの濃厚な温泉は、体の芯まで温まりますね~
 
満足、満足
 

 
< 3日目 >
 
今日は、朝から快晴です。
ゆっくり目の朝食をとり、帰路に着きます。
後ろに見える茶臼岳が、青空に浮かびあがっていました。
 
もう一度、晴れた茶臼岳を!
・・・の衝動を抑えて、アクセルを踏み込みます。
 
 
途中、紅葉で人気の龍王峡に寄りました。
やはり、紅葉は終わりのようです。
でも綺麗だった面影を、少し楽しむことが出来ました。
 
階段を下りて直ぐの橋と滝。
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渓谷を楽しむ散策路があります。
 
橋を渡って、途中まで行って見る事にします。
コバルトブルーの水が、
白い岩肌と美しいコントラストを見せてくれます。
 
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散策路は、木道も整備され、歩きやすい。
 
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木道は一人しか通れないので、
すれ違いはどちらか避けなければいけません。
避けてあげると、「すみません」と言ってくれる人もいるが、
何も言わない人のなんと多いことか!
 
悲しい心持の私達に、
子供達が元気よく「ありがとうございます」と言ってくれた。
 
老人達を含め、物事を分かっている大人のほうが情けない。
最近、残念なことに大人の心無い行動を目にすることが多い。
子供のお手本となるべき大人なのに!
 
大人たちよ!範となれ!
 
今回は、子供に救われました。
 
 
途中に橋があり、渡って帰りのコースに入ります。
 
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1時間ほどの散策を楽しんで、帰路に着きます。
 
途中の東北道PAで、定番のソフトクリームです。
お茶味です。
まろやかで美味しかったチョキ
 
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家に近づく頃には日も落ちてきました。
 
圏央道を進む先に、厚い雲の切れ目に夕焼けがとても綺麗でした。
今回の旅行を象徴している夕焼けですね。あせる
 
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今回は、紅葉も盛りを過ぎており、
雲に包まれた旅でしたが、
快晴では味わえない旅でもありました。
 
晴れた日の那須は、また次の楽しみとなりました。
 
 
 
最後までお付き合いありがとうございました。
  
 
 
雪雪雪雪雪雪  後日談  雪雪雪雪雪雪
 
霧の中の幻想的な旅行を終え、
慣れた日常生活に戻った今日(12日)
TVで那須のニュースを放映していました。
 
なんと!
茶臼岳は昨日降った雪で真っ白
側にあるスキー場(マウントジーンズ那須)では
麓ではゲレンデ造りを始めたそうです。
 
霧でよかった!
雪だとノーマルタイヤでは帰れなかったあせる
でも雪の那須も魅力的
 
次回は雪を見に行きたくなりましたパー