なんか、厚生労働省でビブリオ・バルニフィカスとかいうのの研究をしていたそうで、結果がぽつぽつ出始めたのでご報告とのことのようです。

で、ビブリオって言ったら、よく食中毒で話題になる「腸炎ビブリオ」ってのがありますけれども、このバルニフィカスというのも同じビブリオ属の細菌なんだそうです。

ま、腸炎ビブリオって言ったら、これから暑くなってきて水温が上がると増えてくるんですけれども、このバルニフィカスも同じように水温が20℃以上になってくると増殖するんだそうです。

ちょびっと違うのは塩分濃度が若干少ないところで増殖するんだそうで、川の真水と海水の混ざり合う河口や汽水域に多いんだそうです。

え…それって、私がよく釣りしているポイントじゃ…orz

感染は、そうした河口や汽水域にいるエビ・カニの甲殻類、その他海産魚介類をお刺身などの生食や不十分な加熱調理で食べたときに発生するようです。

で、どういう風な人が危ないかというと、「肝臓疾患、免疫力の低下などを基礎疾患として持つ方や貧血の治療で鉄剤を内服している方」だそうです。特に、「肝硬変などの肝臓に基礎疾患のある患者では、敗血症を引き起こすことがあり、この場合、死亡率は高く、50%~80%」なんて書かれておりますので、発生件数が非常に少ないとはいえ、いやぁ~、なかなか侮れませんね。

ところで、免疫力の低下する基礎疾患というと、なんでしょね?ガンとかかな?免疫抑制剤を投与されている人もヤバげだな。あ、そんなひとは生で何か食べたりしないか。ははは。

基本的に健康な人ならそれほど気にすることはないよということですけれども、過度のストレスで免疫力が下がっている人も要注意なのかな。

疲れているときって、お刺身でキュッと一杯なんて良いんですけどねぇ…。夏場は避けたほうがよさそうですね。

○ネタ元
ビブリオ・バルニフィカスに関するQ&A (ちょいグロ有り注意)