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京都のハンドメイド革工房、SWL(エスダブルエル)スタッフのYOMEです。



昨日のブログ記事でご紹介した「旅するコンパクトウォレット」の6回目の旅。

アーティストのKei氏が使ってくれた3週間を終えて、

京都に帰ってきたコンパクトウォレットには、

いく筋かの傷が刻まれていました。



その姿は「バイクや彫刻作品制作時のアクロバットな動きはかなり激しいですよ」

とKei氏が言っていた、その激しさを物語ってる。

その傷は、彼と行動を共にした証のようで、

少しコンパクトウォレットが逞しくみえました。

戦場から帰ってきた戦士のよう。



革製品を使っていると、どうしてもついてしまう傷。

傷は、使い込んだ味わいだったり、

使い方や人柄が表れる表情だったり、

使われた証、勲章のようなものだったりしますが、

より長く活躍できるように、より魅力的に時を重ねることができるように、

ケア(メンテナンス)してやりましょう。



ということで、「お疲れさま」と声をかけながら、

旅から帰ってきたコンパクトウォレットに「オイルメンテナンス」をしてやります。

使うのは、SWLの使用している革「Sベンズレザー」に最も相性が良いと辿り着いた

LEXOLのレザーコンディショナー。

レザーコンディショナーは革の保湿を助け、

柔らかくしてひび割れを防止する役割があります。

表面に付いた汚れやホコリを落とし、レザーコンディショナー(革用オイル)を、

ウールピースに少し出して、全体に塗布します。



開いた内部にも塗り込み、



全体がしっとりとしたところで、

数分置いて馴染ませます。



馴染んだら、ウエス(布)で磨きます。



こうして、コンディショナー(オイル)で保湿してあげるだけで、

こんなにも傷が目立たなり、革の風合いも生き生きと感じられます。



レザーアイテムは使っていれば、

いつまでも傷一つなく、新品同様に綺麗なまま、なんて事はあり得ません。

人間と同じですね。

歳をとれば、傷もつく、シワも増える、それがその人の生きた証。

それが魅力に見えるよう磨き、上手に付き合っていけばいいのではないでしょうか。



革も同じで、できるだけ長く活躍できて、

かっこよく歳をとることができるように、

気にかけてやって、ケアをしてやればいいんだと思います。

そして、自分だけの顔に育ってくるのを楽しむ。

それこそ革製品を使う醍醐味です。



こうして、戦場での傷を癒し、

旅するコンパクトウォレットは次の地へと旅立ちました。



今度はどんな顔をして帰ってくるでしょうか。

楽しみにしていましょう。

▶︎ 旅するコンパクトウォレット

▶︎ コンパクトウォレットって何?




本日のブログに登場したレザーコンディショナー(オイル)のセット
SWLメンテナンスセット
オンラインストアで取り扱ってます。
オススメします!


セット内容:
レザーコンディショナー40ml
ウールピース
ウエス
お手入れ方法説明カード



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

京都銀閣寺 ハンドメイド革工房 SWL leather & silver


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