■SWLのレザーアイテムのつくり方■ #16

こんばんわ!
SWL(エス ダブル エル)のクラフトマン
田島隆治です。

今日は、縫い穴を開ける工程の続きです。


making 縫い穴 vol.2

前回ご紹介したヒシメ打ちでは、軽~くしか穴を開けません。

なぜかというと、、

ヒシメ打ちの穴を開ける部分は、このように
先端から根元にいくにしたがい、太くなっています。


ですから、厚みのある革を一気にズボっと開けてしまうと、縫い穴が大きくなってしまい、
縫い糸とのバランスが悪くなってしまうんですね。


そこで!この「ヒシ切り」(ひしぎり)という工具の登場☆


先端をヒシメ打ちと同じ形状に加工してあるので、
この「ヒシ切り」でひとつづつ穴を貫通させていくと、

厚みのある革でも、大きすぎないキレイな縫い穴を開けることができるんです。




縫い始めるまでにとても手間がかかる作業ですが、

こういった下準備が、完成した時の

縫い目の雰囲気を左右するため
こだわっている工程なんです。



お読みいただき、ありがとうございました
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