人類が皮を日常的に利用し始めたのは、約7~10万年前 ごろといわれています。

狩猟で捕らえた動物の肉を食べ、
残った毛皮や骨を当然何かに利用できないかと考えるのは自然なことです。

最初は床に敷いたりして住居の防寒用に使っていたようです。
その後、「身にまとう」という知恵が生まれました。

厳しい自然の中で身を守るために、動物の強さや、霊力にあやかりたいという
呪術的な意味もあったそうです。

実際に、自分が狩りで捕らえた動物の皮を剥ぎ、使うというのは
今とは感じ方も全然違うでしょうね~。



そして「皮をなめす」という技術が生まれたのは、紀元前8000年頃。

日常生活の中で自然に、揉む、噛む、川で水に浸してから叩くなどして、
皮をやわらかくする方法 を発見してきたようです。




紀元前3000年頃になると、植物タンニン によるなめし方法が生み出されました。
植物タンニンとは、草木の皮や根、実の中に含まれるのことです。

タンニンの作用で、皮が柔らかく、腐りにくくなります。

動物の皮を何気なく樹の枝にかけていたら、枝に触れていた部分だけが
柔らかくなっていた!ということから発見された方法だとも
言われているそうです。




では現在では、皮はどのようになめされているのでしょうか?

次回は、現在行われている主な「なめし」の方法についてご紹介します。



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