以前の投稿にて

健康トラブルや何かしら症状がある場合

「砂糖」「小麦」「乳製品」「古い油」「アルコール」「カフェイン」

の摂取を控えると良いことをお伝えしました。

 

これらのものは身体に負担をかけ

治癒力を妨げているだけでなく

アレルギーやさまざまな疾患の原因になっています。

 

今回の投稿は「古い油」について。

避けた方が良い理由を投稿するため

読んで役立てて下さい!

 

「古い油」=酸化している

ということです。

酸化しているか?を見極めるには

・嫌な臭いがする

・色が濃い

・煙が出る

・泡が消えない

・粘りがある

・切れが悪い

です。

開封からの目安は1〜2ヵ月です。

保存には冷蔵庫がおススメ!

 

油は、腐りはしませんが酸化し、劣化します!

酸化した油を食べると、気分が悪くなったり、

むかむかと胸やけがおこります。

ポテチやカップ麺を食べた後に起こる胸焼けは、

大半がこの酸化が原因になっています。

 

何度も何度も繰り返して油を使っていると、臭いがしたり、粘り気が出てきたり、加熱したときに泡が消えにくくなったりします。

 

繰り返し加えられる熱によって、油が変化し、

本来の機能を発揮出来なくなった状態です。

コレを「油がくたびれる」などといいます。

酸化した油から、下痢を引き起こすことがまれにありますが、さらには動脈硬化やがんの原因にもなるなどの影響を与えます。

 

キッチンの油だけでなく

肌に直接つける、化粧品やヘアケア製品の油なども要注意です。

 

それでは、さらに詳しく酸化の特徴と、

人体への悪影響について解説します。

 

先ほども書いたように、

油の酸化=油の劣化のことをいうのですが。

 

 油は長期にわたって保存していると、

その過程で空気中の酸素、光、熱、水、金属、微生物などの作用により酸化します。

 

気を付けていても油は、日常生活の中で少しずつ酸化するのです。

 

酸化した油は臭いを発し、味が劣化し、

栄養価も低下します。

 

そして、さらに酸化が進むと、

油は毒性を示すようになります。

 

例えば…。

油が酸化すると過酸化脂質という物質が生成され

過酸化脂質は動脈硬化を引き起こす原因となります。

 

また油の酸化は、加熱することによって加速します。

 

揚げ物に使った油を、使いまわさない方が良い理由は、これなのです。

 

 

実は酸化した油は、とても危険なのです。

 

まず、とても肝臓への負担が大きく

「揚げ物を食べ過ぎると太る」というのは誰もが認識していることですが、どのような根拠があるか知っていますか?

 

揚げ物に使われ、高温に加熱された油は酸化しているため、過酸化脂質が沢山含まれているので、

過酸化脂質を分解できる臓器は、肝臓のみなので、

肝臓に負荷がかかりすぎてしまいます。

 

その結果、肝機能障害や脂肪肝を

引き起こす原因となるのです。

 

 

 そして、酸化コレステロールの危険性は!

コレステロールとは、脂肪の一種で

 

細胞の動きを守ったり、

さまざまなホルモンの材料になっています。

 

加熱などによって酸化した食品には

酸化コレステロールが含まれます。

 

この酸化コレステロールには、

血管に悪影響を与え、動脈硬化の要因ともなります。

 

酸化した油の他にも、インスタント食品、

マヨネーズ、ウインナーなどの加工肉も、酸化コレステロールは多く含まれています。

 

油の酸化について調べていると、さらに怖いのが

油を調理中に加熱し、酸化させることにより

トランス脂肪酸が生成されるという情報です。

 

確かに何度も何度も油を加熱することによって

トランス脂肪酸は生成されます。

 

気をつけていても、知らずに

良質の油が、トランス脂肪酸に変わっている可能性があるのです!

 

油を買う時は

少量をこまめに買う

プラスティックや、ペットボトルの容器は避け

瓶に入ったモノを買いましょう。

 

酸化しにくいとされている

ココナッツ油ですが、南国育ちのココナッツは、

日本人の体質には合わない事もありますので、

取り過ぎには注意!

 

日本人には、米油や亜麻仁油、

荏胡麻油、菜種油、紅花油、ごま油など

低温圧搾が美味しいし安心です。

 

今回の投稿が参考になりますように。