みなさん、こんにちは!
ささやまです。
ついに始まりましたね。
映画『魔女の宅急便』の4Kリマスター版、再上映!
もちろん初日に駆け込んできました。
この作品をちゃんと観たのは今回が初めてです。
観よう観ようと思っても中々観ないのは…もはやあるあるですよね(笑)
結論、「魔女宅めちゃ好きや」!
ジブリの中でトップクラス。ストーリーのほっこりさと、キキ目線で描かれたスーッと感情移入できる点。
今年もあらゆる作品を映画館で観ましたが、今年の新作より、この『魔女の宅急便』が今のところ私のNo.1です。悲しいかな。
1989年の作品とは思えない、…
これ、私が産まれる前の作品とはねぇ。宮崎駿監督恐るべし。
大傑作だなとしみじみ感動していたのですが、
映画館からの帰り道にハッと気づいてしまいました。
「ジブリ作品は音楽界でいうMr.Children(ミスチル)じゃないか?」と。
一見意外な組み合わせに見えるかもしれません。
ただ、紐解いていくと震えるほどの共通点がありました。熱量が冷めないうちにブログに書いておきます。
【1】全世代に刺さる、圧倒的な国民的ブランド
ミスチルもジブリも、日本中で知らない人はいないレベルの存在ですよね。
ただ有名なだけじゃないんですよ。
子供の時に観ても楽しいし、大人になってから観ると(聴くと)また全然違う涙が出てくると言うか。
どの世代の、人生のどのタイミングで触れても、
それぞれに深く刺さる普遍性を持っているところ?が、まず完全に一致しています。
【2】キャッチーさの裏にある、ヒリヒリするほどの深いメッセージ
ミスチルの曲じゃメロディが最高にポップで口ずさみやすい(例えば、シーソーゲーム)のに、歌詞をじっくり読み込むと人間のエゴ、孤独といった深いテーマが桜井さんによって歌われていますよね。
ジブリもまさにそれ!!
今回観た『魔女の宅急便』も、一見かわいい魔女の女の子のサクセスストーリーですが、実は中盤、飛行オタクのトンボくん(悪気はないけど空気が読めない陽キャ気質。笑)や都会のキラキラした友達と関わることで、キキの自己肯定感がバキバキに折れて魔力を失うという、現代のSNS社会にも通じるリアルな葛藤が描かれています。
大衆性というオブラートによって包まれた、最高に深い人間ドラマ。うん、構造がそっくりなんですよ!!
【3】映像の外側を語り合いたくなる、圧倒的な余白
普通の作品は、セリフで全部説明しがちです。
ジブリはあえて説明しない。
言葉を一切発さないけれど、不器用な優しさをパンの看板で示すフクオさん(ジジにウインクしたところ、ちょっとドキドキした。笑)
そして、トンボを救出した後、ダラダラと後日談を描かずに怒涛のスピードでエンドロールへ駆け抜ける潔さ!良かったなぁ。
『千と千尋の神隠し』でハクが差し出す「まじないのおにぎり」のシーンや、ラストのトンネルの静けさもそうですが、「映画が終わってから観客の頭の中で本当の物語が始まる(語り合いたくなる)」やつ。
深い余白の残し方ってミスチルのアルバムの隠れた名曲を、夜通し友達と語り合うあの感覚にそっくりなんですよ。
最高の映画を観た後に
あーだこーだとその外側の世界を妄想して語り合える、そんな贅沢な時間をくれるジブリは、やっぱり私にとってアニメ界のMr.Childrenでした。
4K上映、音響も映像も本当に素晴らしいので、
ぜひみなさんも劇場でキキやフクオさんに会いに行ってみてください!
ささやま次郎