清徳丸に乗り込んでいた吉清治夫さん(58)と長男哲大さん(23)の行方は依然として分かっていない。
働き盛りの二人の安否が心配です。イージス艦側の見張りの怠慢なのではとの見識が有力になっていますが、ご家族の思いがどんな物か計り知れない物がありますね。

「漁船見えたはず」僚船乗組員ら怒りの証言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080219-00000060-yom-soci
> 世界最新鋭のイージス艦が、近くの漁船を見落とすという初歩的ミスを犯した疑いが浮上した--。千葉県房総半島沖の太平洋上で19日早朝、海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」が衝突した事故。防衛省が詳しい説明を避ける中で、清徳丸の僚船の乗組員たちは、「こっちにまっすぐ走ってきた」「イージス艦から見えないわけがない」などと事故前後の様子を生々しく証言した。
清徳丸の親子2人の行方は依然不明で、地元の千葉県勝浦市では、家族らが帰還を祈って真冬の海に必死に手を合わせていた。「こっちの船がよけるんじゃないかと思っていたのか、ほとんどまっすぐ走ってきた」
清徳丸が所属する新勝浦市漁協では、事故当時、現場海域にいた僚船のうち「金平丸(きんぺいまる)」の船長、市原義次さん(55)らが19日夕、記者会見に臨み、イージス艦の回避行動の遅れを厳しい口調で非難した。