そのときは地べたにはたくさんの白いハトかうごめいていたり、旧日本軍の軍服を着た人たちが整列して座っていたり、立て看板を持った人など違世界を見るようなものでした。
普通の日の靖国をもういちど見ておきたい。
また、批判の対象になっていると言う遊就館の展示内容も見ておく必要があると思い行ってきました。
こちらは靖国神社側が発行している公式ガイドブック。
参拝の流れや行事の紹介などが参考になります。

こちらは、東京の戦争遺跡を歩く会編の解説本

公式ガイドにある、こま犬は譲り受けたものでなく戦利品ですなどの訂正や
遊就館の展示の一つ一つが何を意味しているか等のツッコミが詳しく判りやすく解説されています。
樹の葉で見えませんが現在は上部が切り取られたバランスり悪い社号票とこま犬。

ハトは普通のが3羽しかいませんでした。

さて、遊就館です。
入り口には零戦が今にも始動しそうな雰囲気。
明るい室内を演出しています。
戦争の暗い面など全くと言っていいほど感じられない巧い演出です。


零戦は解説不要ですね。
そして鉄ちゃん&鉄子は大喜びしそうなC56型31号車も展示。

ビルマへの陸上補給路の確保の為に引かれた軍用鉄道のSLらしいです。
東京の戦争遺跡を歩く会編の解説本によると施設工事にはアジアの少年少女を含む20万人の人が工事に関わったとされ、過酷な虐待や飢餓や伝染病で少なくとも4万2000人以上の人が亡くなったと言われているそうですが、こうした事は展示説明はされていません。
何も知らないで見てしまうとなんですねぇ・・・
もっとつづく・・・