整理収納アドバイザーのsaikoです。
いつもブログに訪問していただき
ありがとうございます。
遺品整理をされた方はわかると思いますが、
遺品ってなかなか整理できないんです。
もうこの世にはいないんだから
使うことないでしょう。と、思うでしょうね。
*自宅の庭の水仙です
でも遺された家族の
思い入れが残っています。
いつ手放すか…、その思い入れが
強ければ強いほど手放せないのでしょうね。
心の支えになっていることも…。
私自身の遺品整理は、15年前
義母のものです。
旦那さんから、
わたし一人では判断できないだろう。と言われ、
義姉に家に来てもらい、約1週間ほどかけて
衣類や小物・貴金属・着物などを分け
着物などは、義姉の知り合いの劇団に寄付をして。
一部の着物と貴金属類はそれぞれ身内に形見分け
処分するものがだいぶありました。
結構な時間がかかりました。
形見の品
皆さんのお手元に渡すと、ホッとしました。
ところが、
ある方(血縁者)から義母がよく身に着けていた
真珠のネックレスを自身で持っていたいとのこと。
形見分けが済んでから申し出がありました。
実はそのネックレスは、
義姉からわたしに持っていて欲しいからと、
渡されたものでした。
でも、わたしは血縁者ではありません。
その方は血縁者ですから、
申し出を断ることはできませんので、
快く、真珠のネックレスをお渡ししました。
わたしが持っているよりは、
その方に持ってもらった方が
亡くなった義母も喜ぶと思いました。
今回のような事、
きっと経験された方、あると思います。
勝手に判断できません。
お互いに気遣いが大事です。
思い入れは目に見えないし、
本人にしかわからないことです。
必用かどうかの判断はとても難しいと感じました。
気持ちの整理には
長い時間がかかります。