2月ですが、あけましておめでとうございます!
昨年はいろいろありすぎて、今までで一番速かったような気がします。
なんて、毎年思うことなのかもしれませんが、何しろうちの樹里ちゃんが結婚した!
まさに青天の霹靂。忘れもしない5月26日でございます。ツイッターで毎年開催しているお誕生日企画を終え、ほっと胸を撫で下ろしたその翌日でした。
(女子とはいえ)熱心なファンとしてのそれなりな淋しさを無事に乗り越えて、次の作品がとても楽しみな今日この頃です。
「家族ノカタチ」「青空エール」「お父さんと伊藤さん」という作品たちに出会うこともできました。特に家族ノカタチはわたしの人生に大きな影響を与えたと思います。1年経った今もちょくちょく見返しているドラマです。
小さい頃から刷り込まれてきた、なんとなくパターンの決まった「幸せ」なんて追いかけなくてもいい。どんなカタチでも誰かと一緒に生きていくことが素晴らしいんだなーと、自分の置かれている状況を受け入れて楽しむきっかけになりました。
家族だけじゃなくて友だちや同僚やご近所さんや・・・いろんな「誰か」と「一緒に」生きていくこの人生はわたしだけのカタチをしていて、それが素敵だなって思えるようになりました。
周りの雑音や自分で検索した余計なもののおかげでその気持ちがぐらぐらすると、葉菜子たちに会いたくなります。何度も何度も、気付きや元気や愛する力をもらえる、ずっと大好きな作品です。
今年もきっと、何か楽しみなことがあるでしょう。小さいことも、大きなことも、なんでも楽しみです。常にビッグウェーブがなくたって、ガツガツ追いかけられなくたって、10年後もわたしは確実に樹海人だなぁと2016年を乗り越えた今、しみじみ思います。樹里ちゃん、樹海のみなさま、今年もよろしくお願いします。
さて、前置きが長くなりましたが、表題にある通りお誕生日企画についてお知らせを書くために来ました。
詳細は告知エントリに書いてありますが、2011年、25歳のお誕生日から続けているメッセージブックの企画です。主催はわたし、北マングスさん、セブンさん。ツイッターでメッセージを募集し、印刷し、本にして事務所へお送りしています。
去年は結婚おめでとうメッセージも急遽募集し、お誕生日と合わせて800通以上ものメッセージを掲載した、ぎゅうぎゅうに愛を込めたブックを贈ることができました。樹里ちゃんも、インスタグラムに載せてくれましたね。参加してくださった皆様、心からありがとうございました。
ツイッターの企画アカウントでは「また来年お会いしましょう」と書きましたが、このお誕生日企画は2016年版をもちましてしばらくお休みすることにしました。
理由としてはシンプルで、樹里ちゃんがツイッターを始めたからです。
これも去年の大ニュースのひとつでしたね〜。
今までは、樹里ちゃんに思いを伝える方法が限られていました。もちろん基本のお手紙、メール、そして2015年からはインスタグラムのコメント欄がありますが、もっと気軽に、ツイッターのように簡潔でたくさんの人が参加できる環境でおめでとうを伝えたい!というのが企画の主軸だったのです。
これからは、企画に参加してくれていたたくさんの方が、直接ご本人にリアルタイムでおめでとうを伝えることができます。
当日(5月25日 0時〜24時)にこだわってやってきましたが、その間に投稿されたたくさんのメッセージがそのまま樹里ちゃんのタイムラインに並ぶのです。想像するとわくわくします。
ずっと、樹里ちゃんがツイッターを始めた時はこの企画は終了かなと心のどこかで考えていたので、今回の決断はわたしにとって突発的なものではありませんでした。まあ、そんな日は来ないだろうと安心しきっていたわけですがww
それでも、わたしがやろうと言えば続けることはできます。
というより、やめようと言わなければ今年も開催されたでしょう。それは、たくさんの協力が毎年得られるという、奇跡の環境があるからです。この環境を生み出したのは樹里ちゃんの人柄であり、コツコツ積み重ねてきた6年間です。
参加してくれた方、企画を広めてくれた方、時間と労力を費やし手伝ってくれた方、応援してくださった方。楽しみにしてくださったみなさんにきちんとご説明できるよう(樹里ちゃんにも!)、お休みすることについてはたくさん考えました。
たとえば、こんな感じです。
もし今年企画をやるとしたら、参加してくださる方は樹里ちゃんと企画アカウントの両方にリプライを送ることになります。メッセージは同じか、別にするか、リプライは個別にするか、一緒にするか・・・なんだか想像しただけで頭がごちゃごちゃしませんか。
参加してくれる方がやりやすいようにと毎年改良を加えてきたので、シンプルでなくなるというのはいかがなものかと考えました。
ツイッターは流れていくものでカタチには残らない。メッセージをアルバムに残すというだけでも十分に価値があるかもしれません。けれど、樹里ちゃんに寄せられたメッセージを勝手に印刷することはできません。あくまでも企画アカウントに寄せられたもので続ける場合、同じツイッターというSNSを使っているのにごく一部しか残らないのでは中途半端な気がしました。
この中途半端じゃないかなあという不安を、規模の縮小や調整と言い換えて上手に続けるには、わたしは力不足なのです。朝も昼も夜もずーっと考えて、アイデアが降ってくるのを待って、たくさん話し合って、いろんな手法を試して...。がつがつ全力だったから、今まで出来たんだなあとしみじみ思います。
樹里ちゃんがおばあちゃんになっても続けるつもりだったけれど、30歳という節目や、結婚や、ツイッターや、いろんなきっかけがこのタイミングであったのは、なんとなくですけどメッセージのような気がしました。わたしも今年は生活が大きく変わりそうで、そちらに集中すべきかなという勝手な事情もちょこっとあります。
いったんお休みして、また特別なナニカが起きたときにメッセージブックを作ったり、一緒にお祝いできる企画を考えたりしようかなと思っています。今年は直接樹里ちゃんにおめでとうが言える。日付が変われば結婚記念日おめでとうも言える。そのことをシンプルに楽しもうかなと思います。
長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
樹里ちゃんへは主催チームからお手紙を送ります。ツイッターアカウントは今のところ消さないつもりです。もちろんこのブログ(もともと企画専用ではありませんが)も、続けていくつもりです。
楽しみにしてくださった方、参加してくださった方、手伝ってくれたみんな、ありがとうございます。最初は思い付きでしかなかった企画は、やろうよ!と言ったら賛成してくれる人がたくさんいたから始まりました。そんなポジティブなパワーに包まれて走り続けた6年間でした。樹里ちゃんのファンで幸せです。これからもまだまだ、よろしくお願いします。
kana