「はーい！たまよ。今日ご紹介の映画「脱走」は
最初から言うけどすごく良かった！
とにかく人間は諦めちゃいけない！ってことを
教えてもらった気がしました。
でもその前に、私の身の上に起こった
事件を聞いて欲しいの！、
辛い目にあっても、人生を諦めないために、
みんな、この映画を事前に
見ておいたから！って意味も込めて」
「どうゆうことっすか、、？」
「マズル刑事、、言ってあげて」
「たまさんは数日前、カバンの
置き引きにあったんだ」
「ええ！」
「他に大きなカバンを持ってたのもあって、
肩がけシャルダーだけを忘れたの」
「ええ！署には届けたんですか？」
「すぐに警察に電話して駅に
きてもらったんだけど」
「あー刑事じゃなくて
交番のお巡りさんすね」
「それよ」
「ところが全然頼りにならないの。
カバンに入ってる
GPSがここを指してる！って言ってるのに
一緒に捜査してくれないのよ！」
「それはたまさん、警察も忙しいし」
「忙しいのは刑事でしょ！
おら東京さ行くだ！の歌では
交番のお巡りさんはグールグルじゃないの」
「それは平和な村だからですよ。
都会のお巡りさんはめちゃ忙しい！」
「まあいいわ、全然当てにならないから、
バイバイしたわ。で、一晩中GPSを見てたけど
動かないから、早朝に起きて、
翌朝、GPSの反応する場所でカバン探しよ。
木の植え込みの周りの草ボーボーを草をかき分け
探しました。そして、カバン発見！」
「すごいじゃないですか！」
「財布は抜かれてたけど、カバンの中の
鍵とか、他のしょーもないものは
全部あった。財布だけないのよ」
「カードは？」
「財布の中には、キャッシュカードも
マイナンバーも入れてない、
現金と図書カードとか病院のカードとか」
「もうね、お巡りさんは当てにならない！
私は早朝から棒を持って草の根作戦で自力で
カバンを見つけたんだから」
「お巡りさんがダメじゃなくて
たまさんが凄すぎるんですよ。
そんな人いませんよ。早朝から
道の草の根をかき分けてカバンを探す人、
そして見つける人も、、」
「見つけてどうしたんすか？」
「ビニール袋に入れて押収よ。
指紋が取れないように」
「すげー！」
「でも、財布の中の1万円はきっともう
戻ってこないし、一晩考えて、もう
財布は諦めるって割り切って、
カバンも綺麗に拭きました。」
「あのう、それと今日ご紹介の映画と
どんな関係が、、、」
「あんまり関係ないけど、
関係あるわ、映画をみて、
まだ諦めちゃいけないと思ったのよ。
この件を相談してるチャットGPTちゃんに
よると、犯人はA駅で私のカバンを置き引きし、
急いでR電車に乗り隣のB駅で下車！
そこで、カバンの中を開けて財布を取り出し
鞄は草むらへ隠し、財布はそこか半径５０メートル
内に、捨てたと思われるって」
「なんで、俺らに聞かずに
チャットGPTに相談すか？」
「あなたたち忙しいじゃない！
夜中に私の相談に乗って、どこの
ビル管理者に連絡すべきか、
探す場所のポイントまで
1秒で一覧表にしてくれるの？」
「それは、、、、」
「とにかく、私はね、あれから１週間、
色々、棒を持って探してます！さらに、
チャットGPTちゃんが思いつく、
ありとあらゆる、思いつく場所に電話してます」
「たまさん、いい加減に」
「それはもう執念、、
２５年間、賃貸を借り続けた
奥様を殺された旦那さんも
すごかったですけど、私も諦めません、、
お金は諦めてるけど、財布は諦めない！
今日の映画はね、諦めないってことでは
共通してるのよ！」
「やっと出た、映画の話」
「命懸けの脱北に挑む軍人の闘いのお話よ」
「おおおお」
「ストーリーをどうぞ！」
「主役は、あのイ・ジェフンよ！まあ彼は
演技派だしなんでもできるけど、今回は、
彼より、その周りが素晴らしい！
まず、彼と同じ部隊の部下の下級兵士ドンヒョク役
これがもう！！、「このろくでもない世界で」
って映画で、私は第２のヤンイクチュン！と
太鼓判を押して期待しているホン・サビン！」
「誰だよ、ホン・サビン！って？」
「知らないっすよ、、」
「さらに、私が色気番長と思ってる
ク・ギョファンが、イ・ジェフン追撃する
軍少佐ヒョンサンを演じてるけど、
追撃までの彼の心の葛藤がすごいの！」
「お話が見えません」
「はいはい、イジェフンは軍事境界線を
警備する北朝鮮の部隊なの。彼はもうすぐ兵役を
終える軍曹で、南への脱走を計画している。
色々手作りで地図とか作ってね！地雷の位置とか！
で、脱走は、すごく慎重にこの日に決行しようと
計画した矢先、それを知った部下に
自分も連れて欲しいっすと言われ、、。
で、この日にやるから待てよ！って言ってるのに
部下の下級兵士ドンヒョクが、イジェフンが
作った地図を持って先に脱走しちゃう！
やばいと思ったけど案の定、彼が
失敗して、部隊に見つかりどえらいことに！」
「これはやばいっすね、処刑っすね」
「まあ聞いてよ！」
「その部下を止めよう！助けようとした
イジェフンは、一緒に捕まってしまう！
でも、部下はさ、俺が勝手に地図を
持ち逃げしたし、これを作ったのは
自分だって、イジェフンを庇うのよ！」
「ああ、、、、」
「でも、上官は赦しはしない！
お前ら！グルだな、、二人とも
処罰だ！ってなってるとこに！
保衛部少佐ヒョンサンが、二人とも脱走じゃ
なくて、部下の脱走を捕まえたイジェフンを
英雄として祭り上げたの！彼は悪くない！
表彰ものだよ！って」
「ええ！」
「なぜなら、彼は、イジェフンの幼馴染で
昔からの知り合いなの！」
「あら！」
「でも、ここで、一つ気になるワードが。
二人で逃げようとした、二人は
特別な仲だ、、みたいなことを
彼らの上官が、保衛部少佐ヒョンサンに
報告した時に、ヒョンサンが怒るのよね。
はあ？みたいに。ここで、気付いたのよ。
ははーーん。ヒョンサンはイジェフンのこと
好きなんちゃう？まさかのこれ、
BL映画ちゃうの！って」
「ええええええええ」
「他のレビューにそんなのありました？」
「Dさんも、いとっぺさんも
書いてらっしゃるし、
BLに決まり」
「もう、、、たまさん大好きなやつ
ですやん、、、」
「あはは」
「そのあとは、保衛部少佐ヒョンサンが、
前線から平壌へ異動させようとしたり、
お前を出世させるからね、、みたいに」
「部下の捕まった子はどうなったんすか？」
「ホンサビン演じる部下でしょ、、
彼はもう、顔も匂いもヤンイクチュン
２世なのよ。そんなの幸せになれる役な
わけないじゃない、、牢屋で死刑を待つのみよ」
「かわいそう！！！」
「保衛部少佐ヒョンサン役のク・ギョファンが
色気番長で、みちげってる役だから、
その彼が、ある男を「昔の恋人」って
ケータイに入れてる男がいて、
幹部の集まる会で、英雄イジェフンを表彰する
前に、彼はピアノが上手いですよ
みんなの前で嫌がるのに弾かせたり、
意地悪して、このシーン何？って
思ったんだけど、ああああん、やっぱり
BL映画やん！ってことで納得」
「アーン」
「なんだよ、そのわかったふり、」
「みちげってるってなんすか？」
「狂ってるって意味よ！」
「で、昔イジェフンに、ピアノ兄貴って
呼ばれてることを思い出して、
またイジェフンをそばに置いて
仲良く楽しく過ごせるなあって思ってるのに
彼はもう、脱走することしか
考えてないし、、、とにかく、
雨が降るまでに脱走しなきゃ、
地図の地雷がずれちゃうし、
早く、脱走！
その前に、ホンサビンを牢屋から
出してあげないと！って
ここからもう、すごい撃ち合いとか
激戦になるのよ」
「おお」
「もうね、裏切られて逃げられたから
保衛部少佐ヒョンサンは、激おこ！
あんなに恋しかったのに、
憎い恋しい憎い恋しい、
めぐり巡って絶対許さん！ってなるのよ」
「たまさん、それ、
憎い恋しい憎い恋しい、
めぐり巡って絶対許さん！このセリフ
大好きっすよね」
「あはは、、、」
「で？そうなるんすか」
「それはもう、映画を見てのお楽しみよ」
「そうでした！」
「さて！お肉ですね！」
「お肉どころじゃないわ、
私はまだ、財布を探しに、
植え込みを探すのよ」
「ええええええええ」
「絶対諦めないの、私もイジェフンも」
「、、、、、」
「さあ手みなさんとはこの辺で。
この映画、見てもらわないと
うまく、このなぜ、BLか？がわからないから、
ぜひ見て欲しい！とにかくイジェフンの
諦めない精神と、ホンサビンの
不幸感が、予想どおりです！
予告編・公式サイトはこちら
マズル刑事のXっす！
更新ってなんすか？
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