たまさんのおすすめ韓国映画!「このろくでもない世界で 」は一体いつの映画?2023年?マジで? | マズル刑事

マズル刑事

マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

「冒頭から悪口からはじまるけど、

今日は「このろくでもない世界で」を

ご紹介します。

とにかく、古臭いのよ。この映画。

やることなすこと、全てが古い!

これいつの時代の映画?って感じ。

まずこの映画を見る前、このタイトルを見て

この映画見たよね、、って思ったんですよ。

いつか見たことあるような映画のタイトルでしょ。

それも15年くらい前に。

でも、あらすじを読んだら見てない気がしたし、

実際2023年の映画ですよ。

これ、絶対1985年くらいの映画だと

言われたら、はいはいってなりそう。

もう何もかもが古い!悪口になるから、

今日はサクッと1人で語ります。」

「ストーリーを簡単に説明すると、

まあ、貧乏きわまりない生活をする主人公!

この街から出たことない18歳の青年。

この街自体が腐り切ってる貧しい街。

荒んだ毎日を送る主人公。高校いきながら、

毎日バイトしてる、汚い中華料理屋で。

で、当然いじめられる。どうしようもない

母親がいる。父親なしで育ったけど、

ある日飲んだくれの男が父親になる。

その男には連れ子がいる。

血のつながらない妹ができる。

新しい父親は、主人公の青年を殴る。

酷い目に遭わせる。母親は周りでおろおろするだけ。」

「妹が学校でいじめられる、仕返しをするが

相手は金持ちの子で、怪我をさせて示談金が

必要になり、また金に困る。

もうね、不幸のどん底、、、

バイト先の社長に示談金を借りようとするが

断られ、バイトも辞めさせられる。

そこにヤクザが現れ、次第にヤクザの世界に」

「何回も見た気がする、こんなお話。

100回くらい見た気がする。

ヤンイクチュンがやってた気がする。

ユアインもこの街にいた気がする。

昔の韓国ドラマにあった気がする。

スマホが出てくるから

現代の映画なんだけど、もうこれ20世紀の

お話に見える。いつの時代?って。

古臭すごるの!」

「もう少し詳しく説明するわ。
貧しい地方の暴力がはびこる町が舞台よ。

貧しい家庭で育った18歳のヨンギュ。

お母さんの旦那、つまり継父からの暴力を

バンバン受けてて。でもね、義父は弱そうなの。

こんなおっさん殴ったら勝てるわよ。

ボクシングのパンチでイチコロよ!早く

殴り返しなさいよ!そのパンチで!って

思ったら、彼はヤンイクチュンじゃなかったわ。

ボクサーでもないし、、でも顔も似てるし、

どうしても映画「荒野」のヤンイクチュンに

思えてくるのよね。」

「で、青年はお母さんのことが大好きだから、

殴り返さずクソジジイの暴力に耐えてるの。

私、いつもこの手のドラマに対して

思うのよ。実際、現実でもあるじゃん。

女の連れ子に暴力振るう奴。

で、男は他人の子供だし、うざいし

殴るけど、母親よ!なんでそれを

止められなくても、子供連れて

逃げないのか?そんな男いらないやん。

って私なら思うけど、違うのよ。

もうね、おそらくマインドコントロールよ。

その女にとっては。男は子供より

大事だって刷り込まれてね!昔、赤い殺意って

市原悦子主演の団地妻のドラマがあって

もちろんわたしは再放送でみたんだけど。

主題歌の歌詞がすごかったわ。

胸で覚えたあなたの愛と、

肌で覚えたオトコの愛が絡む女の

悲しさよ、、ってやつ。」

「まあいいわ、そのお母さんも

そんなタイプかどうかわからないけど、

息子が殴られても、その旦那を追い出さないし、

もうクズよね、クズ家族なのよ。

でも、それがこの街なのよ。

って設定です」

「でも、そんな生活の中でも光はあるわ。

それが義理の妹ハヤン!高校生の妹は、

兄に悪態をつくけど、それはトムとジェリーよ!

一緒にハンバーガーを食べてる姿は微笑ましい。

でも兄ヨンギュはハヤンを守るために暴力沙汰を

起こして高校を停学になり、

さっき言ったけど、示談金を請求される。

さらにイジメにあってるし。なんかもう、

不幸のどん底なの。こんな生活って

韓国映画で50回は見た気がする。

ファンジョンミンさんが若い頃の映画もあった」

「でも、こんな状況から、サクセスストーリーに

なるのがアメリカで、どん底のまま地べたで

死ぬのが韓国映画。この映画でも、この生活から

どうしたら抜け出せるから

わからないままの主人公ヨンギュは、

地元の犯罪組織のリーダーに拾われる」

「あーこんな映画もあったわよね。キムレオンが

兄弟でバラバラになってお互い敵対する

ヤクザの組に入るやつあった!!

なんか他の映画の破片をよせあつめて

作ったみたいな映画、でもここで

登場するのが最近汚れ役あるソン・ジュンギ」

「ソン・ジュンギといえば、綺麗な顔で

お金持ちの役が似合うのに、、、薄汚れた

ヤクザの役よ。主人公のヨンギュを可愛がるけど

ソン・ジュンギもまた偉いさんにはぺこぺこよ」

「あー、そんなこんなでお話はまだまだ続くけど

もう、わかってしまう結末。本当にどこがいいか

わからない映画だったけど、でもお気に入りの

ソン・ジュンギを差し置いて私はこの主人公役に

大注目よ!!映画初主演のホン・サビン!

久しぶりに、きたー!

私の中の掘り出し物って感じです。

今まで全く知らなかったけど、

ホンサビンって俳優に興味です!

この人、この映画で初めて見ましたが、

私が演技を超えた演技をする俳優と絶賛の

ヤンイクチュンや、今は映画に出れない

大好きなユアインの匂いがする俳優だと

思いました!この人は作品に恵まれたら

行くかもしれないですよ。注目します私」

「でね、新作で

「脱走」って映画が公開ですが、

これ見たいなあ、、ってもう公開終わった?

イジェフンと、ギョファンが主役だけど、

これにホンサビンも出てます。イジェフンが

命懸けの脱北、走って走って走る!って映画。

これにホンサビンどんな役で出るんだろう」

 

 

「たまさんたまさん、

何を俺たちを無視して進めてるんすか?」

 

「え?あなたたち今日は忙しいんじゃないの?」

 

「忙しくても来るっすよ!」

image

「もう終わりがけだもん」

 

「どんな映画っすか?」

 

「本当もう、1マズルよ」

 

「ええ!ソンシュンギさん出てるのに?」

 

「うん、、出てればいいってもんじゃないわよ」

image

「いやドンちゃんの場合は、

出てたら天国って、、」

 

「まあね」

image

「まあなんでもいいっすけど、

こないだの、殺人をデザインする

ドンちゃんの映画の話や感想、

じっくり聞きたいっす!」

 

「そうだわ!あれはまだまだ語りたいのよ。

続編作ったわ!脚本書いたわ!」

 

「その話をしながらお肉っすね」

 

「行こうっか」

 

「はいっす!」

image

 

「さあて、そんなこんなで

みなさんとはこの辺で。

あ、余談ですが、この映画見ながら、

1ミリも救いようがないなって思った私。

でも!韓国映画で、お話のほとんど

救いようがない作品を作る監督と言えば、

思い出す監督は1人!キム・ギドクよね。

彼の映画が好きな私としたら、

これ、監督はギドクの影響受けてない?って

感じました。いとっぺさんも「ギドク」を

ちょいちょい感じると書いてらっしゃるので、

みんなが感じるギドク臭かも!!

その他も、この登場人物の視野が狭い!など

私がまさにまさにと膝を叩いたお話も

あるので、いとっぺさんのブログを見てきてね!

 

 
救いようがないお話だけど、1個、ワードとして
オランダって言葉が出てきます。もちろん
この映画にオランダロケなど
ないに決まってるけど、ど貧乏のどん底の
彼の中では「オランダドリーム」があるの。
お母さんとオランダに行くんだ、、みたいな。
そんなドリーム叶うはずないって映画だけど。
私のこの映画、お話的には1マズルだけど、

ホンサビンに大期待ってことで2マズルに! 

それでは、また来週までちゃお。

 

 

 

 

マズル刑事のツイッターっす!

油断してたら更新されてるっす

https://twitter.com/mazuru299keiji

 

 

https://twitter.com/mazuru299keiji

マズル刑事のラインスタンプ第4弾!

https://store.line.me/stickershop/product/5229010/ja

第4弾に好きなのがなくても安心!

ここで見つかるかも!第3弾も好評発売中!

https://store.line.me/stickershop/product/1642685/ja

第2弾も試してみてね

https://store.line.me/stickershop/product/1457663/ja

第一弾も、まだまだ売り出してます!

https://store.line.me/stickershop/product/1448152/ja