「はーい、たまです。今日はまた大外しの
映画をご紹介しますよ。ズルコケっていうか
見ながらイライラが止まらない「薄氷の告発」
です。でも、令和の今、運動選手界隈の
パワハラやセクハラがクローズアップされてるけど、
自分の大切な選手に手を出すって
どんな神経?って思うんです!」
「たまさん、冒頭からすごい怒り!」
「めちゃ怒ってます」
「あの、、ストーリーをまず」
「そうね、いくわよ!まず、これと同じ日に見た
ボストンの映画が良すぎて、感動で涙。
その後で、まだ余力があったから
この映画を見たのよね」
「あーいい映画の後だったんですね。
Dさんも2本立てで映画を見られて
最初のが良すぎて、、みたいな
ことを話されてましたよね、、
いとっぺさんとこのコメント欄で」
「マズル刑事、あなたいとっぺさんの
ブログを読みに行ってたのね?」
「俺は色々見に行ってますよ。
たまさんが紹介してくれた映画では
見る前に必ず他に3つくらいの
ブログ読んでからその映画見ます。」
「そうねえ、、私の紹介じゃ
わからないもんねえ、、、、。
さ、ミケちゃん、今日は、
美味いお肉の店を個室で
2人で食べましょうね、、」
「え?」
「たまさん、ストーリーっす!」
「そうね、ミケちゃん、いくわね」
「はい、、たまさんの紹介は
分かりやすいっすからね!」
「題材は、韓国のスケート界!
男性の指導者による性暴力に立ち向かう
元選手の姿を描いたドラマよ」
「まず、最初に主人公のジュヨン。
元はアイススケートの元韓国代表選手だったけど
現在は高校のカーリング部コーチと
して働いてます」
「セクハラは、昔の話なんですね」
「まあ、設定としたら、かつて彼女が
選手だった時代に、当時の男性コーチに
セクハラを受けたってこと」
「で、時は流れて、今は自分がコーチっすね」
「うん、カーリングの選手を育てて
いずれ世界に挑戦できる選手をって
思ってます」
「はい」
「そんな時よ!」
「事件!?」
「うん、ジュヨンが選手時代のチームメイトの
ユラが自殺した連絡が来る!」
「かつての同僚が自殺!」
「ええ!」
「そうよ、その同僚も
同じコートからセクハラを受けていたの」
「悪いコーチっす!」
「それよ。それなのに今もコーチの座に!」
「主人公のジュヨンは、ユラがなぜ自殺したか
知ってるのよ」
「まさか彼女もっすか?」
「そう、同じコーチにセクハラを
受けていたの!!で、当時、ジュヨンは
その事実を訴えたの!その結果、コーチは
事実を否定して彼女はただ傷ついただけ。
でもね、ユラは訴えなかった。
でも、数年経ってもユラの心は
回復せず、ついに自殺よ」
「これはやばい」
「そのお葬式にジュヨンが行ったら、
なんと憎きあの性被害の加害者コーチが来てる!
ジュヨンは、動揺するわよね、」
「そらそうっすよ」
「隠れて見にきたって感じっすか?」
「それがよ、太々しいの!
ジュヨンに近づいて、、
デカ尻!とか言うの!最低でしょ。
私はもうぎゃーよ。
ここで思うんですが、なぜ、
スポーツの協会って選手より
コーチを守ろうとするのか
全くわからない!」
「ああ、、でも日本の大学でも
あったっすよね」
「それは、勝つ選手を
育てられるコーチがどうしても
必要だからですかね。とにかく
勝ってわが国にメダルをってのが第一。
素行が悪くてもって。」
「でも!
そんなコーチはね、いらないのよ!
性の対象の目で教え子を見るなんて
そんなの人間じゃないわ!」
「で、ユラが死んで、また悲しみと
怒りが込み上げてきてるジュヨンに
同じ学校の男の先生が、声をかける。
なんとその人は死んだユラの兄だったの。
ユラの恨みを晴らしたい!あのコーチを
このままにしておくわけには!と
ジュヨンに声をかけて以前の証拠が
あるなら出して欲しい、一緒に訴えようと
言うの。」
「おおおお」
「でも、昔は訴えて酷い目に遭ってるからね。
最初は戸惑うけど、やっぱりやろう!
訴えよう!ってなるけど、、、」
「なるけど?」
「うまくいかないのよ」
「なぜ?」
「まあ聞いて、、」
「そうこうしてるうちに、自分の
受け持ちの女子生徒が、あの性加害者の
コーチから誘われるの。国を代表する
選手のチームに入らないか?みたいに」
「ええ!」
「もちろんジュヨンは大反対!
でもね、なぜ反対か言えないの、、
性被害に遭うから、、とか
言えないの」
「それは、、、」
「だから、親も含めて国の代表になれるならって
そのコーチのとこに行ってしまいます」
「やばいっす」
「やばいのよ、あのコーチは
性欲が抑えられないからね。」
「で?」
「案の定、、、、」
「、、、、、」
「またしても、自分の教え子まで
同じ目に遭ってしまう、、
そしてその子は自殺、、、」
「そんな、酷い」
「もうね、こういう性犯罪した
おっさんは顔に「性」って焼き印を押して欲しい。
性犯罪のおっさんは、もう普通のおっさんには
戻れないと思うの。そんなまたコーチに
戻れるとかあり得ないわ。」
「私は、今までの人生で、1回も
コップを投げたり、人を殴ったりしたことがないし
この先もしないと思う。怒りはあるけど。
でもね暴力おっさん、おばさん、性犯罪おっさんは
どうにも止めれないのかも。
だから、優秀だからコーチに復帰させて
性犯罪を隠蔽するって、ありえないことよ。
もうね、このおっさんはどうしようもないから
私は、まずこのスポーツ協会にいらいらよ」
「映画は最後も救いようがないラストで
辛いだけで、光がなかった。
でもこれが現実なのかも。」
「うーん、どうしたら、、」
「そうね、これは食べてる場合じゃないわ。
これからのスポーツ協会について。
パワハラや、モノハラ、セクハラの議題で
話し合いましょうか」
「え?ご飯もなしに?」
「そりゃそうよ!」
「え!?」
「え、、、、とちょっと用事を」
「ダメよ、これからのスポーツ協会について
話し合わなきゃ、、、さ、会議室よ!
解決するまで水も中止!」
「これぞ、スポコンのモノハラ、、、」
「さあて、みなさんとはこの辺で。
この映画、ちょっと分かりにくいので
まずはDさんとこで概要を掴んできてね!」
「実は、Dさんのブログにもあるけど
話しておきたいことがあって、
この映画で、妹ユラが性被害を受けて
自殺してしまい、それを苦悩する兄を演じてるのが、
ソン・ジェリムさん。スッとしたイケメンで
私の大好きなドラマ「太陽を抱く月」で、
キムスヒョンの護衛役で人気出た俳優。
このジェリムさんがこの映画の後で、
亡くなってるんですね。」
「報道では中傷誹謗が
酷くて自ら命を、、ってことなんですが、
映画の中で妹が性被害に悩んで、
妹の友達のジュヨンにコーチの性被害を
証明したい、妹の死を無駄にしたくないって
協力を頼むシーンでね、もしかしたら彼が
その時から苦しい気持ちを持ちながら
演じてたのかと思うと余計に辛いです。
さらに、「太陽を抱く月」で主演を務めた
キムスヒョンが、今、叩かれたり、晒されたりして
涙の記者会見を開いてたけど、
世の中全員が、芸能人は叩いても平気みたいな
気持ちでいてはダメよ。不特定多数の人から
毎日中傷誹謗されたら、心が壊れちゃう。」
「もし嫌いな俳優がいても、友達とカフェで
「私の好きな俳優とキスシーンなんて!あの女優
もう大嫌いよ!」とか言い合うだけに
とどめてほしいなあ。SNSで叩きすぎないで。
話が、映画から離れたけど私が思うのは、
最後の女子高生が死ぬシーンが辛すぎて、
ラストを変えたい。監督もリアルを追求した
結果かもしれないけど、
性被害を受けた側の、これからの人生を
「死ぬしかない」と描かざる得ない世の中には、
失望気味です。じゃあ、前向きに生きれるのか?
って言われたら答えられないんだけど、、

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