たまさんのおすすめ韓国映画!「ホリデー 有銭無罪/無銭有罪」は実話ベースの問題作!これはおすすめ | マズル刑事

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マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

「はーい!たまです。この映画、ネットによると

2006年に韓国で制作?公開?された映画だけど、

今から19年も前よね。実話ベースの

大脱走事件「ホリデー 有銭無罪/無銭有罪」を

ご紹介します!」

「おおおお、実話ベース!」

 

「マズル刑事の好きなやつっす」

 

「だって大脱走劇だからね」

 

「詳しく聞きたいっす!」

 

「そうねいくわよ」

「時代は1988年!ソウルオリンピック前よ!

実際に起きたチ・ガンホン脱走事件を

映画化してるの。

どんな事件かというと、ソウル五輪の成功に沸く

韓国社会の裏側で、移送中だった12人の服役囚が

刑務官を襲い銃を奪って脱走した事件なのよ」

 

「おおおおお」

 

「面白そう!」

「でもタイトルは脱走って

入ってないですよね」

 

「そうなの。でもこのタイトルは大事よ!

タイトルがキーワードってくらいに」

 

「ええ?この無銭飲食みたいな

タイトルっすか?」

「ああ、、本当のバカって

存在するのね」

 

「え?」

「たまさん、食べ物のことしか

考えてないやつっているんですよ」

 

「ほんと、、頭があんこバターで

できてるのよね」

 

「ププ」

「え?俺の話っすか?」

 

「他に誰の話だ?」

「映画の中の脱獄犯たちは、

有銭無罪!無銭有罪!を大統領に

訴えようとするのよ。

自分たちは、本当に小さな罪1万円盗んだとか、

小競り合いで殴ったとか、そんなことで

15年も刑務所に入れられたりしてるのに

政治家の息子は3億円も横領しても

たいした罪にならない、そんなふうに

「お金があれば罪はなく、お金がなければ

罪がある」って意味なの。

当時の国家は、法の不公平が横行してて」

 

「日本もあったっす上流階級っす!

上流階級の人は逮捕されないってやつ。」

 「たまさんはふだん、多少お釣りを、

間違えられても優しいですよね」


「そうねえ、、」


「でも、それと反対で、

たまさんは、きちんとしたところに

強く出ますよね、、ブチ切れてますよね。

間違えるってあり得ないって。」

「ああ、、それはあるわ、、

銀行とか省庁とかの間違いは

絶対ダメじゃん、ちゃんと仕事しないと。

反対にバイトさんがやってるところには、

多少間違えても、めちゃ穏やか、、、」

 

「あはは」

「だって、バイトさんがお釣りを

間違えても、苦学生で頑張ってるとか

家計のために頑張ってる人たちなのよ。

あら、お釣り、お札の方をもらってないわ、、

ああ、すいません、

全然いいのよ。慌てたら間違えるもんね!!

どんまい!!って感じよ。

注文間違えても、あ、それをいただくわ!って

感じよ。だってその子がバイト代から

引かれたらどうするのよ。」

 

「確かに」

 

「上流階級が一円でも間違えたら

絶対だめよ。高給取りなんだから。」

 

「たまさん、、、あのー映画の話が、、」

「そうだったわ、

まずこのソウルオリンピックよ!

あ、大阪も万博があるから、

イメージアップのために市内は路上喫煙を

禁止にするらしいけど、自分の店の前に

灰皿を置いてるのも禁止って噂よ。

まあ私はタバコ吸わないし副流煙は

気にするけど、体のためじゃなくて

イメージアップのため、、、」

 

「たまさん、、、あのー、大阪の話は

どうでもよくて、映画の話が、、」

「うるさいわね、、わかってるわよ。

いくわよ。脱走の中心人物の

主人公のカンヒョクは、1988年に開催される

ソウル五輪のために、近隣を一掃した政府への

抗議活動に参加した罪で逮捕されるの!」

「自分たちの住まいを守ろうとしただけなのに、

捕まって牢獄生きよ。でね、刑務所の中で

テレビのニュースを見て

上流階級の人間が悪いことをしても、

コネや金を使って罪を償わずにすむ、

でも俺たち平民は間違ってなくても

捕まって重罪にされる、、」

 

「ええ!」

「もうカンヒョクは

世の中の仕組みに納得がいかないわけ!

怒りの日々が続き、さらに、

彼は刑務所で横行する虐待も経験して、

富裕層を優遇する韓国の法制度に物申したくて、

他の受刑者の助けを借り、誘い、

脱走計画を立てるの!

 

「おおー」

「ワクワクするでしょ。

下流が上流社会をぶっ潰せ!的な

怒りと正義感で戦うの!

この映画はめちゃオススメなのよね、

だから、ネタバレしちゃわないように、

この辺にしとくわ、」

「えー脱走してどうなったか知りたいっす!」

 

「まあまあ、それを話したら

最後まで話しちゃうから我慢してるのよ!」  

 

「えー!」

「とにかくめちゃ社会派ドラマだからね!

ソウル五輪の成功に沸く韓国社会の裏側で、 

こんな大事件が起こってたなんて。

移送中だった12人の服役囚が

刑務官を襲い銃を奪うシーンは

なんか自分がその中のひとりになって、

正義の味方になった気分になれちゃう!」

 

「はいはい」

「服役囚の彼らは、韓国の法制度が

歪んでることを、大統領に伝えたい!って

大統領がいる場所に乗り込もうとするけど、

結局、大統領に話をきいてもらうなんて、

そんなことは実現しなくて、、、。」

 

「そらそうっすよね」

「まあ、最終的には脱走した彼らは

人質をとって立てこもって警察とやりとりって

ことになるんだけど、。」

 

「全部しゃべってしまってるじゃないですか!」

「だってしかたないじゃない、

ここが見どころなんだから!」

「人質立てこもり事件って

いろいろあるけど、八方塞がりで

やけっぱちじゃない場合、

犯人の逃走犯たちが、大きな騒ぎを起こして

社会に物申したいからって気持ちの時、

人質の方も悪いことしてるけど、

彼らの気持ちもわかるし、

情が湧いてくるケースってあると思う。

今回もラストシーンは泣くわよ。」

 

「最後は泣く映画!」

 

「うん、、私も号泣よ」

「しかし、戦後の立てこもり事件って

いろいろあるよな」

 

「え?」

「お前、泣く映画の話じゃ、

いつまで経っても肉に行かないぞ!」

 

「そうっすね!」

 

「早くなんとかしろ!」

「この映画は、お肉を食べながら

じっくり焼肉屋に立てこもって

語るべきっすよね。」

 

「あはは、、ミケちゃんうまいわね」

「事件関係ないじゃない?

まあいいわ!焼肉屋に立てこもり!」

 

「てへへ。」

 

さあて、みなさんとはこの辺で。

この映画は、本当に上流階級の奴らが

裁かれず、のほほんとしてることに

物申した映画だと思うわ。

これって、あの名作ケビンベーコンの

「告発」にも通じるものがある。

洋画はあまり紹介しないけど、

私の最も心を抉られた映画だから

絶対見てほしい!

 

上流階級が金に物申して裁かれない

映画といえば、この間見た「満ち足りた家族」の

財閥の息子もそうよね、、、。

 

 

「しかし、こういう社会派の映画って

日本も作るべきよね。」

あ!社会派とは関係ないけど、

私の個人的な見どころはね、

イヒョヌとか今は31歳の男盛りの俳優なのに、

めちゃ子役で出てる、これがもう

きゃわいくて、子犬系の愛らしさ。

そしてイ・ソンジェやチェ・ミンスさん、

とか、通好みの俳優が多く出演!

登場する俳優たちの若い頃が見れるので、

その辺りも俳優たちについても「おお」ってなります。

私はこの映画3.5マズルかな
それでは来週までちゃお!」
マズル刑事のXっす!

油断してたら更新されてるっす

https://twitter.com/mazuru299keiji

 

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