「はーい、たまです!今日は劇場で見そびれて
ついにレンタルで借た「スリープ」を
紹介します。かなり評判も良くて、
いつも見にいくブログのみなさんのレビューを
深く読みたかったけど、映画見てないから
ささーと読むだけで
我慢しました。で、やっとやっと見て、
今日に至ります。」
「おおおおお、楽しみにしてたんすね」
「そうよ、めちゃ楽しみにしてたのに」
「え?」
「えーと、よくなかったんすか?」
「いや映画はいい映画だけど、
ちょっと思うところがあって、、、」
「あ、長くなりそうなので
先にストーリーをお願いします」
「そうね、この映画、周りの皆さん
ほとんど見てるからネタバレします。
見てない人、気をつけて!!」
「さあ、いくわ。これはある夫婦の
物語なの。夫ヒョンスと妻スジン仲良し夫婦。
リビングには「2人なら乗り越えれる!」
みたいな額が飾ってあって、2人で頑張ってるの。
夫の仕事は脇役の俳優、妻は妊娠中。
夫役は、あのイソンギュンさん、、ああ、、
素晴らしい俳優なのに、」
「ああ、、そうでした、、
パク社長役でよく知ってる俳優さん。
亡くなって悲しいっす」
「まだまだ見たかった!」
「そうね、、ほんとに」
「でも、映画に戻るわね。
身重の妻は大きなお腹だけど、
ダブルベットに2人で寝てるわ。
この辺も仲良しの証拠よね。でも
ある日、夫は、頬を掻きむしりはじめ、
まあ、寝る時、ほっぺぽりぽりなんて
よくあるけど、朝起きたら、
夫のほっぺは血だらけ!妻は
驚いて翌日から夫はミトンをつけて
寝させられます。」
「ああ、、、手を」
「アトピーのお子さんをお持ちの
方から、この話聞きました。
ミトンをつけて寝るって。
あと高齢者で自分でオムツを
外してしまう入院患者とかは
ミトンをつけたりするって」
「まあ、禁止を破ると
ミトンはされるっすね」
「お前アトピーだったのか?」
「いや、寝ながら鼻くそを穿って
布団を汚すからママにやられたっす!」
「でね、この辺りまでは妻も
仕方ないねってって感じでした。
仲良しなんです、この夫婦。」
「仲良しはいいですよね」
「まあね、でもこの傷のせいで、旦那さんは
俳優の仕事を1個おろされてしまう。
売れてるのか売れてないのか?
多分、でも、バイトとかはしてないみたいだし
それなりに脇役でやっていけてる
役者の設定。。。。。」
「役者の仕事」
「でも、この旦那さんの寝てからの
奇行は、これでは収まらない。
ある日、ベットの横にいないって
リビングに探しに行ったら
夜中に、冷蔵庫の食材を貪りぐい!
それも生肉や、生魚!!
さらに窓から身を乗り出したりして!」
「やばい!!」
「それよ。ここでヤバさに気づいた妻は
病院に連れて行き、夫の病名は
睡眠障害だと知る。薬や治療方法を
聞いて、頑張るけど。夜中にペットの犬を
殺されて、、ぎゃーーーー!よ。」
「もう本格ホラーすね」
「そうなのよ。ぎゃーよね。
ここまでは、嫁はそんな夫を
支える良い妻だったのよ。」
「え?変わるんすか?」
「うん、、、妻の母親が、
お札とか、祈祷師とか呼び出して
これは悪霊が取り憑いてるとか
言い出したの、、」
「ああ、、悪霊だったんすね」
「ここから様子が変わるのよ」
「で、祈祷師が
その悪霊は、妻のあなたの
男関係だからね、、とか
言い捨てて帰るの、、、」
「ええ!」
「真面目な妻は自分が今まで
付き合った男の名前を書き出して
ネットで検索。でも誰も変死とか
してないしね。で、ふと思い出す。
犬がうるさいって怒ってた
下の階のおじいさん、どうなったの?って」
「ああ、、!」
「やばい、、変死体?」
「もう、違うわよ。
で、現在、下の階に住んでる人に聞いたら
それ私の父ですねん、、ってなって。
その下のおばさんや息子も
バタバタうるさいねんとか
文句言ってくるから妻は嫌いだったのよ。」
「クレーマー親子だったんすね」
「それよね」
「そのうちに赤ちゃんが生まれるけど、
夫の病気は治らなくて、妻は赤ちゃんを
ペットみたいに殺されたら怖いし
もうバスルームで赤ちゃん抱いて寝たり、
だんだんノイローゼになってゆくの」
「ああ、、」
「で、悪霊はどうなったんすか?」
「もうネタバレだけど、周りの方は
みんな見た後だし、いいわよね。。
これ、実は悪霊じゃなかったのよ。
睡眠障害の病気。旦那さんはしばらく
入院して新しい薬も聞いてすっかり良くなる。」
「ああ、、、よかった」
「えーつまんないっす」
「こら!」
「ミケちゃん、怖いのはこれからよ!
妻はもう、夫の奇行で精神崩壊。
すっかりよくなったよ!!って家に帰れば、
家は悪霊退治のお札だらけ!」
「こわ!」
「妻はもう、夫におじいさんの
悪霊がついてる!!と出ていけ、
悪霊、夫の中から!!と
頭がおかしく、、、、」
「怖すぎる!逃げたい」
「それよ、でも夫は逃げなかったの。
だって妻は下に住むおじいさんの
娘のおばさんを連れてきて
悪霊出ていけ、さもないと
お前の娘のこのおばさんの頭を
ドリルでぶち抜くぞ!って」
「ええ!もう殺人鬼ですやん」
「それよ。嫁が怖すぎる」
「赤ちゃんはどうなったんすか?」
「それは実家のお母さんが
預かってます」
「よかった」
「とにかく、ここで、妻はもう
精神崩壊してるし、俺の中から
おじいさんの悪霊が出ていかないと、
おばさんの頭をドリルでぶち抜くし
どうするよ、、これ!
誰か助けて、、って思った時に登場よ!」
「誰が?」
「怖い!モンスター?」
「俺の役者魂じゃない、絶対絶命の時
人は自分の持ち札を探すっていうでしょ」
「誰の言葉っすか?」
「孔子の教えじゃないか?」
「だれっすか孔子って、、、」
「偉い人だよ」
「たまさん、誰の言葉ですか?
絶対絶命の時、人は自分の持ち札を探す
って言葉は、、、」
「私が考えたのよ」
「By たま、、、、」
「たまさんすごいっす!
もう、教祖様になれるのでは?」
「何言ってんだ」
「で、夫は持ち札の役者魂で乗り切ったんすね」
「それよ、一世一代の
自分の中からおじいさんの悪霊が
抜けてゆく演技で、、、」
「そのあとは?」
「お帰りなさい、あなたの空気で
めでたしめでたしよ」
「え?、、、なんかうーんすね」
「そうでしょ、私もなんか、うーんの
ラストだったわ。そもそもこの旦那さんの
奇行ってね、介護をしてたり、
とんでもない認知症を世話してる
ご家族や介護士さんにしてみたら
うちの方がもっと恐怖なんですけどって
感じなんですよ。私も実際介護を経験して、
私の場合は身体的介護が多いけど、
周りの介護仲間にきいたら、
生魚を食べるどころか、認知がひどくなると
うんこや石鹸も食べたり、夜中に
そおっと冷蔵庫をあけてみんな食べたり、
もっと怖いニュースとか線路を歩いたりとか
この旦那よりゾッとすることがいっぱいよ」
「ああ、、、」
「私の知ってる人は、足を折って入院した
高齢者ですが、足の手術をした夜に
痛みの神経が認知で麻痺してるから
病院内を徘徊、鼻にチューブがついてる
患者を「かわいそうに」と言いながら
外していたところをナースさん発見!って
もう、怖すぎて、、、」
「こわ!」
「だからこの旦那さんの病気で室内を徘徊、
冷蔵庫のものを食べる、頬をかきむしるとか
「誰かが入ってきた」と言ったりとか
あんまり怖くなかったんですね。
そんなの、床に小さな兵隊が
行進してる!とか言い出すお年寄りが
いますからね、、誰かが入ってきたなんて
日常茶飯のセリフなのよ。
認知症の介護に慣れてる人は、誰かいるぞ!と
高齢者に言われても驚かず、
大変、見てきますね!ってうまく答えますよ。
むしろ、ミトンつけて眠るイソンギュンさんが
可愛くて、そればかりみちゃった。」
「床に兵隊!」
「蛭子さんも兵隊の話してたわよ」
「だから、私、夫の睡眠障害を扱う第一章や、
第二章は何も怖くなかったんですよ。
私が怖かったのは第三章から!妻の精神崩壊よ。
きたー!お札はり、妻が狂い始めた!
もう第三章だけでよかったかもくらいの
怖い映画でした。チョンユミさんの演技は
すごくうまいし、イソンギュンさんの
役者が役者役をして、物語の中で、
妻を助けるために、役者である自分が
悪霊に取り憑かれた演技をするっていう
劇中劇の底力を見せてくれて
うまい役者って、とことん上手いと
関心。ああ、、亡くなったことが
悲しい、、イソンギュンさん」
「はい、、」
「たまさん、美味しいものを食べて、
イソンギュンさんの演技力について
たくさん話したいっす!俺も
辛いっすよ。チョンユミさんの
演技もすごいっすよね、、
あー話をしたすぎるっす、、、」
「ミケちゃん、ありがとう、、
さすがね、、さ、
高級寿司を食べに行きましょ」
「はーい」
「俺はお前の、韓国俳優大好きの演技力が
一番だと思うよ、、、」
「すべては太鼓の精神す。
人は自分の持ち札を探すっ!これっす」
「だな」
「さあて皆さんとはこの辺で。
この映画は、とても評判が良くて、
物語は割と単純なのに、
ここまで評価が良いのは、
2人の演技力だと思います。
あの精神科医役のおじさんも
この人、なんか裏がある?と
思わせる感じもハラハラしました。
最後はもう、チョンユミさんと
イソンギュンさんの演技合戦!
悪霊に取り憑かれてると
思い込んでる、怖い妻のユミさんと
夫の演技上手い俳優魂で、咄嗟に
お爺さんの霊が取り憑いた人になりきる
イソンギュンさん!なんかもう、
声もおじいさんになった感じで!
霊に取り憑かれて、その霊が抜けてゆく
演技を見せられて、ああ、
おじいさんの霊は成仏したのね、
妻は安心しましたとさ、で、
終わったけど、でも映画としたら、
え?成仏した演技で、終わり?
ちゃんちゃん?なの?って少し思いました」
でも下に住む主婦はドリルで穴開けられて
どうなったの?死にはしないけど、
傷だらけで、警察を呼んだら
妻は捕まるけど精神病だから
刑務所より病院送りになるのかな。
この映画、ホラーとしては
あまり怖くなかったんですよね。

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