たまさんのおすすめ新春日本映画!「雨あがる」は、日本人の良さが詰まってる。良さをなぜ無くした? | マズル刑事

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マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

「新春にふさわしい和風の映画をご紹介するわ。

この映画はマズル刑事におすすめしてもらったの

イケおじの寺尾聰主演「雨あがる」です」

「おおおお、たまさん

やっとですね」

 

「そうなのよ。去年見たけど、

これはじっくり語りたいから、

なかなか仕上がらなくて」

 

「まずは、ストーリーですね。

俺は知ってるけど、皆様に」

 

「そうね、いくわ!」

 

「時代はね、亨保時代。」

 

「いつっすか?」

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「知らないわよ、紹介に書いてあったのよ」

 

「江戸時代です!」

 

「さすが!」

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「この映画はね、人を押しのけてまで

出世することが出来ない心優しい武士と、

そんな夫を理解し支える妻の物語なの」

 

「へえええ」

「もうね、テレビでいろんな事件大特集を

やってて給付金詐欺をした男のニュースを

詳しく解説してたけど、人を押し除けてまで

お金が欲しいやつが溢れてるわね」

「オレオレ詐欺もあるし、証券会社の元社員が

詐欺を働いたり、銀行の行員が貸金庫から

盗んだり!みんなもう、人を押し退けて

自分が前へ前へ出ることばかり!」

 

「許さないわ!」

 

「たまさん、、たまさん、

新春から怒りが、、、」

 

「いい映画のご紹介のはずが、、」

「そうだったわ、、もうね、

この映画の主人公とその妻は、

日本人の本当に素晴らしい良さが詰まってるの!

本当に素敵な夫婦なのよ。もうね、

旦那さんに不満ある人とか、

妻に文句ある人とか、この映画を見て

心を穏やかにしてほしい!カリカリしすぎなのよ」

 

「あのーストーリーが、、、」

 

「うるさいわね!今からよ!」

「じ、、、自分が一番カリカリっす!

カリカリたまさんっす!」

 

「しっ!」

「あのね、あるところにね

武芸の達人の男がいたの。汚い身なりで

住まいもなくて宿場に身を寄せてるの。」

 

「これが寺尾聰っすね」

 

「そう、またボロのみなりが

似合ってるのよ。ププ」

「で、彼は浪人。どこの藩にもついてなくて

でも武士でありたい心は持ってます」

 

「浪人てことは今で言う無職っすよね」

 

「嫌な言い方だな」

「まあ、どこの会社にも入れなくて

就職したい気持ちはある男って感じ」

 

「ああ」

 

「で、彼には妻がいます。男はね、

さっきも書いたけど、人を押しのけてまで

出世することが出来ない心優しい武士なの。

で、妻はそんな夫を理解し支えてるの」

「早く就職しろよ!とか言わないんすね」

 

「言わないのよ」

 

「この無職野郎!自分の飯くらい

自分で用意しろよ、無職なんだから!

とか言わないんすね」

「言わないの、あなたお疲れ様

お茶でも入れますか?みたいに

優しいのよ。いつも優しいの」

 

「家もないんすよね!

この甲斐性無し!とか

言わないですよね」

「そうなの、従える武将を探して

旅をしてるのよ。だから少ない荷物で

古い宿場にいるの。先に進んでなんとか

どこかの藩に仕官したいけど、

長い大雨で河を渡ることが出来ず、

その場所に足止めをくらってるの」

 

「ああ、、」

「そこには、いろんな人が泊まってて。

旅芸人みたいな人とか、流れものとか

でもみんな貧しそうなんですよね、、、」

 

「それよ」

「大雨のシーンから始まるけど、

この映画はカラーなのに、モノクロの

イメージがあります。もう一度見直したけど、

色目が暗いのよね、、、

男はね、職がないことを妻に申し訳なく

思ってるけど、妻はそれを感じさせないように

暖かく変わらず優しいのよ」

「でもね、男は無能だから無職じゃないの。

時代がそうさせたのよね。本当は

すごい剣の達人なのよ。ある日宿で

揉め事が起こって、みんな仲が悪くなって

そんな姿を見かねた男が、ご馳走を食べて

宴会をしたらみんな笑い合えるんじゃない?と

考えて、ご馳走や酒を用意するの!」

 

「おおおお、、でもお金は?」

「これはね後でわかるけど

賭け試合をしてお金を用意したのよ。」

 

「ああ、、、」

 

「賭け事は危険!」

「強いから勝っちゃうけど、

これが後々大変なことに、、、」

「ある日、男が森の中で剣術の

稽古をしてたら、侍同士が斬り合うシーンに

出くわすの!こりゃ大変と止める!

彼は武道もすごいし剣の達人だからね!

投げ飛ばしたりして喧嘩を仲裁!

この様子を見ていたのがこの藩の武士!

男の剣術を見て褒める!

そしたらお城から使いが来て!

お城に来てって!!!」

 

「おおおお、就職できそう、、、」

「それよ!藩に呼ばれた!

あなたすごいじゃない!

妻も喜ぶ、、でも、、

シンデレラじゃないけど

お城に来てゆく着物もない、、、」

 

「ああ、、貧乏だし、売ってしまったんすね」

「そう男も思ってたら、

あなた、ちゃんと残してますわ!

おお、、お前と言うやつは、、、」

 

「いい妻、、、」

 

「それよ、、、そこよ、、、、」

「日本人の夫婦ってそんな良さが

昔はあったはず。ここって時のために

髪を切って売る妻とか。

金時計を売って髪飾りを買う夫とか。

日本人の犠牲的精神っていうか、、

こういうの日本時独特の気持ちよね、

ああ、、思いやりの心よねえ」

「たまさん、それは日本人じゃなくて

アメリカの物語で「賢者の贈り物」

じゃないですか?」

 

「ぶぶーーーーっ」

 

「あーははは、、アメリカ、、」

「笑いすぎて、帽子が飛んでいってるっす!」

 

「え?やば、、」

「うるさいわね!お互いを思いやる

夫婦の話をしてるのよ!気持ちの問題よ!」

 

「、、、、、カリカリ怒ってばかり」

 

「日本人の優しさはどこへ、、」

「何?」

「いえ、、」

 

「圧、、、モノハラすぎるっす」

 

「全然昔の日本人の良さの話と合ってない」

「何?」

「いえ、、、」

 

「続きをいくわよ!

こましな着物に着替えて

お城に行ったら、その腕を見たい

藩主が部下と男を戦わせるけど

もう寺尾聰が強すぎて、みんなすぐ負けちゃう。

最後に藩主が俺がいくってなるけど

池に落とされ、、、笑」

 

「やば」

「やっちゃったけど、もう藩に入れないかもって

落ち込んでる男にじゅんがね、

大丈夫!っていうの、、」

 

「じゅん?」

「じゅんはじゅんでしょ!

北の国からの!吉岡くんよ!」

 

「ああ、、、、」

「どの映画に出ようが、じゅんはじゅんなのよ。

ついてきてよ、その辺り話に!

何年やってんの!私のアシスタント!」

「パワハラすぎる、、、」

 

「パワハラすぎて帽子取れてるっす!」

 

「え?」

「もう、いくわよ!あなたたちの

代わりなんてどこにでもいるんだからね」

「パワハラ発言!これは令和では

ありえんっす!コンプライアンス委員会!」

 

「こら!」

 

「いえ、、、」

「じゅんが、男に言うの、大丈夫、

藩主はあなたを気に入ってる!

だから、指南役に選ばれますよ!って」

 

「内定っすね」

 

「それよ!」

「妻も喜ぶっすよね!自分のことより

まず愛する人が幸せならいいっす」

「それよ!もう、夫の喜びは妻の喜びだから!

また妻の幸せが夫の幸せなの!

もう日本人の心はね、犠牲的精神と

愛する人が生きるなら自分など

死んでもいいって深い深い愛なのよ。

もしね、船が沈没して、そこに

板切れがあったら、愛する人を板に

乗せて自分はその板を海の中で支えるの、、

愛ってこう言うものよ、日本人には

そういう心が宿ってるの!」

「たまさん、それはタイタニックでは?」

 

「アメリカ、、ププ、、」

 

「日本関係ないし、

デカプリオとケイトだし、

思いっきり外人顔だし」

「気持ちの問題でしょ!

なんなの?もう!イライラするわ。」

「気を取り直すわ、、

とにかく、じゅんは、大丈夫って言ったけど、

例の賭け勝負のことがバレちゃうのよ。

宿場のみんなのためにやったことだけど、

それは武士の精神に反するからね、、

ダメだった、、指南役になれなかった、

雨が上がり、男と妻は宿を出る時が来て、

また次の場所へと移動、、、

人の好さが災いして仕官がかなわない武士と

その妻は、それでも腐らず、、」

 

「かわいそうっす」

 

「それよ、、でも仕方ない」

「ところがよ!」

 

「じゅんがなんとかしてくれるんすね」

「むうううううううううううう!

これから私が発表するんじゃないの!

何よ、出過ぎた真似を!」

「ああ、、怖い、、

パワハラの塊っす」

 

「何?」

 

「ヒイいい」

「いいところなんだから

よく聞いて!藩主に男を連れてこいと

言われてじゅんは馬を飛ばすわ!

早く早く!!映画はここで終わるけど、

この後の男と妻の笑顔が見えるようよ!」

 

「いいラストですよね」

「そうよ!これがヨーロッパの

フランダースの犬ならそうはいかないわよ。

ネロの絵が認められのに、その知らせを

持っていったらもうネロは

教会で死んでるのよ、、、

日本人の心ならこんなラストにしないわよ」

 

「プププ、、フランダースの犬は

場所の設定はヨーロッパすけど、

制作は日本で日本人すよね」

 

「ヒーヒー、、ププ

日本人ならこんなラストにしないって

めちゃ日本人が作ってるのに、、」

 

「あははは」

「あなたたち!フランダースの犬は

イギリスの作家ヴィーダが19世紀に描いた

児童文学よ!何言ってるの」

 

「ええ!!」

「ミケット!検索!」

 

「あ、、、、

イギリスでしたっす!」

「知ったか野郎に食べさせる肉はないわww

日本人の気持ちで言えば、

お前に食わせるタンメンはない!の精神よ」

 

「それ、中国人の大将のセリフですやん」

「驚いて帽子飛んでるっすよ!」

 

「え!また?」

 

 

「さあて!皆さんとはそろそろこの辺で。

もう全然映画の良さが書けなかったわ。

違うのよ、こんな話をしたかったんじゃない。

日本人の良さが詰まってるの。

武士は食わねど高楊枝の精神なの。

どんなにボロを着てても

浪人でも武士の精神が宿ってて

それは気高いのよ。妻もそう。

そんな夫を支えるの!!」

 

 

「私が言いたかったのわね。こう言う心を

いつ日本人が無くしたかってことで、

でももしかしたら日本どこかに

そんな夫婦がいるかもって思いたい。

親子もそうよ、子を思い親を思う。

兄弟を思い、、、、。そんな心は

どこにいったの?一昨日ね

菅田将暉の転売ヤーの映画を見たのよ。

本当に転売ヤーってなんなの?

パパ活って何?日本人の武士道は

もうないのかしら?

この映画ぜひおすすめです。

99年の第56回ヴェネチア国際映画祭緑の

獅子賞を受賞してますよ。

絶対見てほしいし、大切なことを

教えてくれたこの映画に感謝です。

そんなこんなで

私はこの映画4マズルかな
それでは来週までちゃお!」

「最後に!2024年末に私が大枚を叩いて

買った商品はこれ!これはすごいわよ。」

 

私はこれで美肌を目指す!ピカピカになりたい。

気のせいか、すでに肌に艶が出始めて、、、」

 

 

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油断してたら更新されてるっす

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