「先週から、この「毒親(ドクチン)」って
映画をご紹介するつもりでブログを
書いてたんだけど、どうも筆が進まないのよね。
悪い映画ではないけど、まあ良い映画でもない。
癖はめちゃめちゃあるけど、印象に残るシーンが
あまりないし、第一、、」
「イケメンが出ていないんすね?」
「それよ。そうねえ、まあ、
先生はちょいいいけど、
そんなレベルじゃなくて。
まず私の知ってる俳優が出てこないのよ。
お母さん役は見たことがある、、ぐらい」
「ええ!」
作ってると思います。」
「えーと、ストーリーをどうぞ」
「まあ、いくわ、、サイトの紹介で行くと、
母からの過剰な愛に苦悩する娘の心の闇を
描いた韓国発のミステリードラマって
ことなんだけど、確かに毒親の話だけど
ミステリードラマの領域かもしれない」
「ミステリー?」
「最初に言います、この映画ね、なんか、
日本映画の怪物に似てるのよ、流れが」
「え?」
「いや、全然違う映画だけど、
あの有名な、賞とりまくり映画の
「怪物」は繊細ですごくよくできてたけど、
この映画は、あれに比べて
めちゃ雑で、お金がかかってなくて、
知らん俳優ばかり」
「めちゃめちゃ低評価じゃないっすか?」
「いや!ところがよ。
ところが見終わって、これは
ありだなって思ったの、もしかしたら
子育て世代の逆バイブルかも?って
思ったのよ。」
「たまさん、バイブルかどうかより、
その前にストーリーが、
全然進んでいないっす」
「そうだったわ、、いくわよ。
この映画の主役の子供は、成績優秀で
かなり優等生の高校生ユリ!たいして、
映画のタイトルにもある「毒親」は、一見、
ユリを心から愛する母のヘヨン!私も最初、
毒親といえば、ネグレストとか暴力とか
思ってたから、子供を気遣う、
普通のお母さんだから驚いたのよ。」
「でも、怪物の映画も、安藤さくらは
いいお母さんでしたよね、一見」
「そうなの。世の中の頑張ってるタイプの
お母さんって大体こんなのちゃう?って
思うほどの、きちんとした母親だったのよ」
「どこから毒親に変わるのですか?」
「いや、もう少しお話を聞いてね。
そんな優等生の娘と、熱心な母親だけど、
事件が起きます!模擬試験当日、学校へ行かず
姿を消した娘のユリは、キャンプ場で
遺体となって発見されるのよ」
「ええ!殺人?」
「これがね、もうネタバレするけど、
最初のシーンで、見知らぬ男女と一緒に
キャンプ場に来ている娘。
学校はサボったのよ。明らかに
寄せ集めの男女は一斉に薬を飲んで
自殺、、、つまり集団自殺よね」
「えええええええ!」
「捜査を担当するオ刑事は自殺の可能性が高い!
っていうのに、ユリの母親のヘヨンは絶対に
娘は自殺なんかしない!殺されたんだ!って
怒鳴り散らす!自殺を認めようと
しないだけでなく
独自で色々調べて、、、。実はこの母親、
ずーと前から娘のスマホを録音したり、
位置情報したり、かなりのやり方で、
娘のプライベートを探ってたの、
娘が生きてる頃、ずーと前からね。
で、死の前日、担当教員ギボムがユリを
呼び出していたことを知って、なんと母親の
ヘヨンは、教員のギボムを疑って裁判を起こす!」
「はあ?!」
「はっきり言います、この先生は良い人よ。
日本映画「怪物」でも、瑛太演じる先生が
悪い立場になっていったじゃない、、
まさにあれ!
モンスターペアレンツは、先生が悪いと
暴れまくる感じよ。」
「モンスターペアレンツ!」
「この映画には、もう1人重要な
人物が出てきます。
娘のユリの同じクラスの友達!
でも、母親はこの子が嫌い!なぜならその同級生は、母親には、不良に見えるの。
優等生のユリとは正反対で、自由。
アイドルの練習生でもうすぐデビューが
決まってる子!勉強とかしないよの。だから、
明らかに母親が嫌うタイプの女子!
自分の娘と仲良くしてるとわかると、
母親は激おこ!
そのことで、一度、自宅で娘のユリと、
母親と喧嘩までしてるの」
「ああ、、、わかるっす、
親が反対する友達、、ちょい不良で
でもかっこよくてみたいな。自分を持ってて
親の言いなりの自分が恥ずかしくなるような」
「ミケちゃん!めちゃわかってるじゃない」
「おほほほ」
「とにかく、娘が死んだ後、母親は、
教師だけでなく、この同級生も訴える!」
「とんでもなく、毒親ぶりが、、、」
「そうなの」
「でもね、ようく考えて、、
ご飯だって、子供の体を考えて、
丁寧に料理を作るし、朝は車で送り迎え。
進学や勉強に熱心で、、、、これって、
先週のコインロッカーに子供を捨てる親と
比べたら、「模範的」じゃない?」
「確かに、、」
「でも、違うのよ。この親こそ、
猛毒を放つ親なの。子供の人生を
自分のものと考えて、まるで子供は
自分のコマよ。母親は自分の間違いに
一切気づかず、ちょっとでも、間違いを
指摘されたらヒステリックで、
訴える!ってなるやつ」
「困ったもんだ」
「困ったのよ。この親をどうにかするには
いや、この親の言いなりになっていたら
自分もいずれ、この親とそっくりになって
毒を撒き散らす母親になるに違いない、、
だからこの連鎖を断ち切らないと!
それには自殺しかないってなるのよ」
「いつも思うんすけど、
毒親って捨てれないんすかね、、」
「うーん、、、
実はね、ダンプ松本の自伝的映画
極悪女王を見たけど、
あそこも毒親だけどね、それでも
捨てないのよ、、」
「あ!俺、見たいと思ってましたっす!
たまさんのタブレットで、いろんなドラマの
予告を個室焼肉店でみませんか?」
「あら、、個室焼肉なら、
もっとじっくり語りたい、
ドラマがあるわよ。亀梨くんのドラマ「正体」
まず何が驚きって、私ドラマが2話くらいになるまで
亀梨くんって気づかなかったのよ」
「ええ!」
「ま、いいわ!個室焼肉行きましょ!」
「ヒャッホウ!」
「さあて、みなさんとはこの辺で!
実は、この映画を先週のコインロッカーの女と
さらに、来週紹介予定の毒親の映画
「同じ下着を着るふたりの女」この3本を
見比べて、どの親が最悪か、語りたいです。
本当に、この映画は前半までは、
理想の母娘と思われてるの。母親は、
毎朝、娘に牛乳を与えるの。飲む時間ないなら
学校で飲みなさいって、、。何日も
食べ物を与えられない子供がいる中、
ありがたいじゃないですか、
牛乳は体にいい!って信じてて娘に与える。
でも、娘は本当は牛乳アレルギーで、
首が痒くなって、そんなことを
この毒親は知りもしない。」
「最後の方に、警察か先生か忘れたけど
この母親は言われます。残ったもう1人の
子供、息子さんにお母さんが、
ユリさんにしていた同じことを
繰り返さないように、、って。
でも息子の2人の食卓で、シジミ?の
スープを食べない息子に火のように怒る母親!
このシジミを買うためにお母さんは遠い
市場まで行ったんだ!お前のために!って
知らんがなって話ですよね。
でも、お子さんにそんなふうになってる
親は多い。それは子育てでも介護でも
旦那の世話でも同じ。こんなにやったのに!
なぜ思い通りの反応をしない!って
怒る人は多いです。じゃあ映画のような
毒親にならないためにどうすれば?
私の個人的な意見ですが、子供に大きな期待を
しないことだと思うわ、、」」
「すごく素敵な映画「母と娘の3日間」でも
私はちょっと意地悪な見方をしました。
娘の人生を自分の人生のように思ってる。
だから成功させたかった、、ってね。
それはあの有名な漫画「洗礼」を
思い出させたって。
あ、洗礼の楳図かずお先生亡くなりました。
素晴らしい才能の漫画家でしたね。
子供の私が震え上がるほど怖い漫画です。
才能のかたまりの先生、素晴らしい漫画
に感謝しながら、ご冥福をお祈りいたします。
先生ありがとうございました。
さて、なんだかんだで、
私はこの映画、3マズルかな、、
それでは来週までちゃお」
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