たまさんのおすすめ韓国映画!「母とわたしの3日間」は感動!でも最後の最後で漫画「洗礼」を思い出す | マズル刑事

マズル刑事

マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

 

「はーい!バレエを初めて1年と3ヶ月、

いまだに先生からトゥシューズの許可が

出ないたまです。なぜ50後半でバレエ?

それはね、私が若い頃ママが言いました。

たまちゃん私ね、たまちゃんが小さい時

バレエを習わせたかったのよって。

でもお教室がなくて、、、、。

母親って娘に自分ができなかったことを

させたいってあるわよね。今日ご紹介の映画は、

「母と私の3日間」死んでしまった母親が、

休暇をもらって天国から3日間だけ娘に会いに

地上に降りてくるのよ」

「めちゃファンタジーじゃないですか」

 

「そうなの、夢のあるお話よね」

 

「ディズニーみたいな映画っすか?」

「全然違う、、、」

 

「ええ」

 

「えーと、ストーリーをどうぞ」

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「行くわよ。さっきも言ったように、

休暇をもらって天国から降りてきた亡き母!

よくある天国の使者みたいな案内人が

出てきて、、、」

 

「神と共に!」

「ハジョンウっすね!!」

 

「ハジョンウじゃないし!ミケちゃん、さっきから

前のめりで先走りはやめて!」

「前のめりで先走り、、、」

 

「プププ、、、」

 

「笑い事じゃないっすよ!

俺はご馳走を奢ってもらうために

めちゃ努力っすよ!」

 

「何ごちゃごちゃ、、」

 

「なんでもないっす!」

 

「続きをどうぞ!」

「行くわよ。で、天国から地上に

きてみれば、自慢の頭のいい娘は、アメリカで

働いてるはずなのに、なんと!韓国の田舎で

自分が営んでた定食屋をやってるじゃないの!」

 

「ええ?」

「なんですと?ってなるわよね。

その前に天国の使者に、どこに行きたい?

って聞かれて、娘に会いたいの!

アメリカで娘が教授をしてるから

会いに行ってみたいの、、って言うけど、

いざ、娘のところに舞い降りたら、

あれ?ここ、田舎の自分がやってた

定食屋よね、、ってなる」

 

「娘はアメリカにいなかったんですか?」

「あ!マズル刑事、映画でよくあるっすよ、

みんなに言いふらしてた自慢の娘、アメリカの

大学で教授なのよ!って。でも実は

アメリカの大学になんか受かってなくて

当然教授にはなれてない。実は同じ国にいて

海外にいるふりをしてるクズ娘!ププ」

 
「絶対、そうっすよね!」
 
「おい」

「ミケちゃん、、、全然違う!

さっきからなんなの?先走りして

全然見当違いだし!マズル刑事、

この見当違いのボケ猫を

つまみ出して!」

 

「ええ!」

「たまさん、配役を聞きたいっす!」

 

「あら!」

「この映画の配役がもう、

最高なのよ私の大好きな、韓国の母役といえば

この人!キムへスクさん!そして

娘役はシンミナちゃん!もう、最高よね!」

 

「ああ、、いいっすよね!最高」

 

(絶対わかってないな、、こいつ)

 

「お話に戻るわ。母は亡くなって

3年目なの。死者と共に娘の元に来てみたら、

娘はアメリカの大学教授をやめてたの。

そして母親がかつて店を持ってた故郷に

戻ってきてるのよ。そこで、日替わり定食しか

メニューのない、ボロボロの小屋みたいな

店で、たまにしか来ないお客に料理を出してる」

 

「へええええ」

「母親は、天国からやってきてるから

いわば幽霊よね。娘にはその姿が見えません。

でも、隣に座って、まるで横にいるような

カメラワークで2人は並んでる」

 

「話はできないんですよね」

 

「できないのよ、だって見えないんだもん」

「娘の友達が、訪ねてくるの。

で、一緒に、お母さんが得意だった

料理を再現するの、、、

それがまた美味しそうなのよ!

ナムルや、煮麺みたいなのや

マンドゥ(餃子)には、大根が入ってるの。

細く刻んで、、これ作りたいなあ。

チャプチェも美味しそう。

韓国の家庭料理がとても上手だった母」

 

「お母さんは、娘と話ができないけど、

友達と娘の会話を聞いて、

娘の気持ちや、今まで何があったかが

だんだんわかってくるの、、、」

 

「へえええええ」

「この映画とても大好きで、

みんなにもこの映画を見てほしいから

ネタバレしたくないからこの辺で、、

でもね、娘と実際に話がしたい、

娘に会いたい、、って

見るだけだったのに思っちゃう母親。

それは仕方ないわよね」

 

「会えるんですか?」

「それは映画を見てのお楽しみじゃない」

 

「そうでした」

「ああ、、しかし映画の中の

韓国家庭料理美味しそうだったわ。

母の味っていいわよねえ」

 

「え?」

(この流れからしたら、

当然、韓国家庭料理を食べに

行くはずっす、、、それは遠慮したい)

「マズル刑事、俺、今日は、

ちょっと調書を仕上げなくっては

行けないっす、、先に帰るっす」

 

「え?そうなのか?偉いじゃないか!」

「あら残念、じゃあマズル刑事、

今日は予約してたホテルの高級焼肉は

2人になるわねえ。オンニがね、

この間すごく美味しかったわよって言うから

予約したのよ」

「2人で行きましょう!」

 

「まってほしいっす!」

 

「は?」

 

「あ、、、ああ、、、、あ、、

調書は、もう出来たっす、秒で、」

 

 

「ぷ、幽霊に手伝ってもらわない限り

できるわけないだろ、、」

 

「きたっすよ、俺のグランマが!」

 

「嘘つけ!」

 

「さあて、みなさんとはこの辺で。

この映画は、本当に私はウルウルしました。

私も40代の時に母親が癌で亡くなって、

本当にもっともっと一緒にいたかったけど、

もし天国で休暇があって、ママが天国から

会いにきてくれたら、今の私を見て

どう思うのかしら?バレエ教室に通ってる

私を見て、アホちゃうか?って思ってたり?

とても仲良しだったけど、2人でいると

おしゃべりに夢中ですぐ3時間くらい

経って!だからお料理とかゆっくり

教えてもらったことがないの。私は母の味を

再現できない。でも弟は母の味を

再現してるのよね。この間

肉じゃがとか食べてびっくりよ!」

「ああ、脱線してる。ネタバレするから

語りたくないけど、この母は、娘に

自分とは違う人生を歩んで欲しかった。

だから学費を稼ぐために娘と離れて暮らして

必死でお金を作る方法を考えます。

この辺が韓国映画っぽいというか、

ちょっと理解不能。ママはとにかく私が18歳で

実家を出るまで、ずっとそばにいて、

家に帰れば、いつも手作りの

ご飯を食べてた。子供を泣かしまで

外食してる親が信じられないと

ママは言いました。ママはいつも子供を

観察して「え、、」って泣き始めたら

おむつ?抱っこ?お腹?どこ?なに?って

全部チェックしてたと思う。」

「そういう子育ての仕方で、

母親は家族の犠牲になってるとか、

私の人生って何?とか言い出すと、

うちのママの人生も、この映画の

母親の人生も全部否定になる。ネタバレだけど

この母親は娘の学費を稼ぐために

子供がいる家に後妻に入るのよ。

自分の娘を弟夫婦に預けて、よその子供を

育てるのよ。でも馬鹿にされて女中扱いされて

家族旅行にも連れてもらえないの。

それでも我慢するのは夫が自分の娘の学費まで

出してくれると言ったから!犠牲的精神の塊!

でもね、深く考えると実は男尊女卑とか

女は我慢するものとか、この映画の母親の

辞書はそればっか?といえば絶対違う!!

何より一番地位と名誉が欲しかったのは母親よ。

自分はもう無理でも、自分を犠牲にして

惨めな世界から華やかな世界へ娘を旅出させた。

それはね、実はもう1人の自分の姿なのかも。」

 

「全然関係ないけど「洗礼」って梅津かずおの

漫画知ってます?私は小2くらいでこの漫画に

夢中でした。お母さんは女優で美人だったけど

長年のライト焼けでアザがあるのよ。

さらに、どんどん老いてゆく。

でもある日ひらめくの!

自分には娘がいるじゃない!

この子をとにかく綺麗に育てて、

最後には脳を入れ替えて自分がその娘の

体や人生を手に入れたい願望、、、

すごいと思いません?自分の人生は

もう変えることができない。じゃあ

代わりに娘を華やかな世界に!って、、

あり得ない話だけど、この感動だらけの

映画を見終わってふと、洗礼の漫画を

思い出しました。ププ。ダメだわ!

私、斜めから見過ぎ?本当にすいません。」

「ちゃんと綺麗な心で見たらいい映画です。

ぜひ見てほしい!本当に感動します。

合わせて、洗礼の漫画も見てほしいw w

私はこの映画3.5マズルかな。

それでは来週までちゃお!」

 

予告編・公式サイトはこちら

 

 

 

 

 

 

 

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