たまさんのおすすめ韓国映画!「ソウルメイト」は、切なくて切なくて、胸が痛くなる青春映画です。 | マズル刑事

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マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

「はーい!金曜日のネットフィリックス娘

たまです。もうね、毎日毎日ドラマ三昧で、

今は「私のおじさん」を見てます。私は、

昔々パスタってドラマが大好きでした。

映画俳優の素敵な姿もいいけど、ドラマの

ドタバタラブコメのイソンギュンさん最高です。

あ、今日紹介の映画は、ラブコメとは

全く関係ない、切なく切なく切ない映画

ソウルメイトをご紹介します」

「ソウルメイト!聞いたことある言葉っす」

 

「絶対違う映画だと思うわ、、」

「いや、ドンソクさんの映画を

調べてたら。。。」

 

「それは、ザ・ソウルメイトよ!」

「ザ!がついているのとついてないので

大違いなのよ!びっくり」

 

「そら違う映画だし!」

 

「ププププ、、思い出した!ボスに聞いた話!

たまさんって昔、ボスが、グラディエーターを

おすすめ映画だって言ってて、

それを借りに行って、、、、」

「むうううう」

「間違えて、ビデオ屋で、

ザ・グラディエーターってB級の

戦うアマゾネスになって美人だけど

めちゃおっぱいの甲冑衣装で!?

これ、どこが名作?

奴隷少女がボディを見せて戦うこの映画が?

って怒られたってボスが、、

ボスにちょー文句」

 

「違う映画見て文句。プププ」

「あははは」

「むううううううう」

「もう、今日は1人で語ります!

すごくいい映画で、こんな笑ってる場合じゃない!

切なくて胸が痛い映画なのよ」

 

「やばいっす!肉がなくなる」

「たまさん、そういう切ない映画を

見たいと思ってました。秋だから、、」

 

「そう?」

 

「はいい!」

 

「ストーリーをお願いします」

 

「まあ、、あなたたちには

この切なさがわからないと思うけど、

一応、話すわね、、」

「この映画はね、リメイクなの。

なんとなく、香港ぽいとは思ってたのよ。

そしたら、香港映画のリメイクだった。

舞台を済州島ってね、日本で言えば、沖縄みたいに

離島なのよ。そういうところで育った2人の

少女が大人になってゆく物語なの

2人の名前は、ハウンとミソ。ミソは、

ある日、ハウンのいる小学校に転校してくる。

ハウンはどちらかと言えば

実直でミソはとても自由なの。性格の違う

2人だけど出会った時から気が合ってた。」

 

「へええええ」

「まず、物語は2人が大人になって、

ハウンが大きな賞をとった絵から始まるの。

美術館の学芸員は、絵を見に来たミソに言います。

自分のところの所属になって欲しくて

でも、連絡がつかないから、、、、」

 

「大人のミソは答える、

子供の頃仲良かっただけで、今は全然ですから」

 

「そこから物語が始まるんっすね」

「そうなの、、、そこから

舞台は昔に戻って、小学校で2人は

出会い、やがて高校生になり、、、」

 

「ずっと仲良しなんですか?」

「ずっと2人でいれば、2人は唯一無二の

仲良しだったはず、、ところがよ」

 

「ところが、、」

 

「青春って恋をするからややこしい」

 

「ああ、、、男子登場」

「それよ。まず、ミソは片親で母親の

せいで、あちこち転校ばかり。でもハウンと

知り合ってから、もう彼女と離れたくなくて、

またこれ、ハウンもいい子だけど、ハウンの

両親がいい人。ミソも引き取って一緒に

暮らすことに。高校生になって

バイトできるようになれば、ゲストハウスに

住み込みで暮らしながら学校に行くけど、

ハウンの家でご飯を食べたり、ほんと

面倒見てもらってる」

 

「へえええ」

「もう姉妹のよう。でも姉妹じゃない。

この2人が姉妹なら、物語の結末は

違っていたわね、、、」

 

「あら!」

「やがてハウンに好きな人ができて、

ジヌっていう他校の男の子。でハウンとジヌは

付き合うけど、、、ハウンはミソとの時間も

欲しいから、3人で遊ぶようになる。

私はね、ここを声を大にして言いたいわ。

絶対そんなのしたらダメよ」

 

「なんでですか?」

「男はね、全く違う2人の女がいたら

どっちにも惹かれてゆくのよ。」

 

「ああ、、、浮気」

「浮気ならわかりやすいけど、

そうじゃない。気持ちの中で

真面目でいい子のハウンを

大切にしてるけど、自由で誰のものにも

ならないようなミソにも惹かれる」

 

「心の浮気、、、」

 

「いや、ちょっとだけ手も出るけど」

 

「あかんじゃないですか!」

 

「そうなんだけど、それはほら

みずみずしい若さのね、、、」

 

「たまさん、そんな男を許せるんですか?」

「いや、私はね、みずみずしい年代の

映画を見ると、全員の気持ちがわかるのよ。

若いってね、理屈じゃないのよ。たとえばね、

家に帰るけど、帰り際に、帰りたくないって

言っちゃうのが若さよ。」

「あなたは寂しくないの?離れて寂しくないの?

バカだな、明日また会えるじゃないか、、って

いう会話がしたいだけなのよ。若さは」

 

「あははは」

(どこかで聞いた歌の歌詞だ)

「あのーストーリーを」

 

「そうだったわ、、3人で仲良くしてたけど

ハウンを大切に思ってるミソは、

自分は離れた方がって思って、

さらに、自分の居場所はここにはないって

思って、済州島からソウルに行くの。

バンドマンの男と一緒に、、」

「2人を残して去ってゆくんすね」

 

「そうよ。その時に、ハウンの彼氏の

ジヌが魔除けのお守りでいつも首から下げてた

ネックレスをミソが付けてるのをハウンは

見ちゃうの、、、」

 

「ああ、、」

「私でもわかるわ、そら、ミソは魅力的。

でも、ハウンを大切な気持ちに変わりはないの。

彼氏のジヌはね。真面目な子なの」

 

「ああ」

 

「多分、ミソと真面目な自分も合ってないって

こともジヌは知ってる。」

 

「ハウンは自由で、そしてジヌの

心を揺さぶる魅力を持ってるミソが

羨ましく思ってるのよ。でも自分は、

ジヌを含めた自分たちは、

ミソのようには生きれない、、それもわかってる」

 

「なんか切ないっすね」

 

「ほら、もう切なくなってきたでしょ」

 

「なってきたっす」

(お腹も空いてきた)

「でもね、ミソだって、

優しい両親に大切に育てられた

ハウンが羨ましい。自分で稼いで

生きていかなきゃならない人生は

大変よ。泣きたいこともあるけど、

それをあははって笑って生きてゆくのは

もっと大変。ソウルに行ってしまってからの

ミソはハウンが、いいなあと思うような

自由な生活をしてる様子を手紙で送るの。

絵の勉強をして、世界を飛び回って、

世界のいろんなところかハガキを出して、、」

 

「素敵ですやん」

「そうだ!ミソってね、身近なところで言えば

赤名リカなのよ!

そして、ハウンは、関口さとみなのよ!

ジヌはカンチなのよ、さとみといると

落ち着くから、さとみが合ってる」

「誰っすか?赤名リカって?

カンチってなんすか?」

 

「たまさん、それはもう

読者の人もわからないですよ」

 

「あら?」

image

「じゃあ、映画に戻るわ。実は

絵の勉強をして、世界を飛び回って、

世界のいろんなところかハガキを出してって、

真っ赤の嘘なのよ。ミソの

ほんとの暮らしは惨めそのもの、、、

世界中なんて飛び回ってないのよ。

嘘なの、、男には騙されバイトで繋いで。

ミソは絵も評価されてないし、まず、

ずっと韓国にいるのよ、、」

 

「ええ!嘘の世界!?じゃあ

この2人はどうなるんすか?」

 

「まあ、前のめりね、こっからが

この映画が俄然重くなってくるのよ!」

 

「ええ!」

「これねえ、ネタバレしたいけど、

この映画めちゃおすすめなのよ。

4マズルなのよ。だから、ネタバレしたくないの」

 

「お前、これ以上話すとネタバレするんだよ」

「でもまあ、Dさんのブログで、

内容を掴んでから見た方がいいわね、、」

 

「私が思うに、お互いが、お互いを羨んでる。

ハウンはいいなあ、、ミソはいいなあ、、って。

出会った時から、お互いがお互いを一番好きなの。

本当はね、多分男子も仕事も親も学校も

関係ないのよ。ミソのことは

ハウンしかわからないし、ハウンのことも

ミソしかわからない。もしも、誰もいなくて

世の中に2人だけなら、もしも成長なんかなくて

大人の嫌な世界なんか知らずに

生きていけたら、、2人は幸せだったのに」

「よくわからないけど、たまさん悦に入ってるし

そろそろ、お肉の話をした方が?」

 

「そうっすね、、このまま

悦に入られて自分の青春を語られたら

朝までかかるっす」

「たまさん、仲良しの2人は

好きな食べ物も分け合ったりするっすか?

例えばお肉とか、、、あはは」

「あーそうそう、2人は20歳くらいの時に

ソウルのホテルに泊まろうとして

フロントまで行くけど、治安がよくない

安宿すぎてハウンは別のホテルに

変えちゃう!お金を気にするミソには

自分が払うからって、さらにその後の夕食も

ステーキハウスで高い店!ミソは嫌がる。

それで騒いでた客に混じってワインを一気して

気に入られてワインをタダでもらうの。

そうやって食事代を安くしようと考える。

そんなことをしたミソをハウンは恥ずかしいと

なじると、これが私の生き方だって

言われちゃう」

「、、、、、、ね、ミケちゃん、

お財布に合わない高い店だと

困る時あるでしょ」

 

「え?、、、あ、、、俺は全然困りません!

払うつもりがないっすからねえ、、」

 

「そんな受けごたえはどうでもいい!

早くなんとかしろよ!ステーキの話だ!

このまま一気にステーキハウスの話に!」

 

「お任せあれっすよ!」

 

「たまさん、俺、ミソの気持ちわかるっす!

食べたいんすよ、ほんとはステーキ!

ジューとね、焼けたやつが、、」

 

「私もすごくわかるわ。。ミソの気持ち。

奢ってもらいたくない、平等でいたいのよ。

このステーキハウスに連れてきハウンが

嫌だった。そこで素直になれない自分も嫌。

だから、平気に見せてはしゃいで強がりを言う。

ああ悲しくなってきたわ。ステーキハウスなんか

いかなくてもハンバーガーで笑い合いたい!

ミソの気持ちに寄り添いたいわ、、!

ね、あなたたちもそうでしょ。」

 

「ええ?」

「月見バーガーって私食べたことないのよ。

うまそうよね、、」

 

「いやいやいやいいや、、、

似合わないっす!たまさんに、、

バーガーなんて、、」

 

「あら、、あはは」

「うふふ、でも青春といえば、

バーガーじゃない?」

 

「いや、、、青春といえば、

育ち盛りってことでステーキでは?」

 

「え?」

「あなたたち、わかってないわ、この映画が、、

もう語りあっても無駄ね、、」

 

「えええええええええ」

 

「さあて皆さんとはこの辺で。

この映画は、うまく話せないけど、

本当にいい映画です。

DVDを買って何回も見たい映画です。

幼い頃からの無二の親友だった少女が、

お互い大事なのに、すれ違ってゆく。

切なくて切なくて、切なさの塊です。
ミソは絵を勉強しながら世界中を旅したい!と

夢を見ます、そしてその夢に向かって

あんまりうまくない絵の道へ。

一方絵はすごく上手いのに、済州島から出ずに

学校の先生になって真面目に生きるハウン。

お互いがお互いを羨んで、嫌いになる瞬間も。

この物語は親友を持った女子ならみんな

経験したことのある気持ち。大好きなのに

嫉妬したり、比べたり、嘘をついたり、

見栄を張ったり、時には憎んだり、

消えちゃえって思ったりしてしまう女同士の

アンバランスな気持ちをかなり突っ込んで

描いてます。そしてラストは、

本当にジーンときますよ。ぜひ見てください。

私はこの映画4マズルです。

じゃあ来週までちゃお!」

予告編・公式サイトはこちら

 

 

 

 

 

 

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