「はーい!チャンヒョクの古いドラマ「ボイス」を
全部見終わって寝不足気味のたまだけど、
今日はいよいよ、3人で見に行った映画
「罪深き少年たち」のご紹介します!
もうね、すでにDさんとこで紹介記事が
上がって、いとっぺさんとこでも紹介記事が
上がって、出遅れてます!」
「たまさんがノロノロしてるからですよ、
公開すぐに見に行ったのに、、」
「だって、出張に行ってたんだもん」
「出張ってファンミじゃないでしょうね」
「違うわよ、、私だって忙しいのよ」
「揉めてる場合じゃないっすよ!
早くご紹介しないと!なにしろ出遅れてるんすから」
「そうね、行くわよ、
その前に、まだ公開中のとこもあるけど
今日はネタバレします!だから
見ようと思ってる人は
見てから読みにきてね!!」
「あ、まずはこれから見る人は
Dさんのブログを読んで
内容を把握してください。」
「観て損はない映画っす!」
「お前も寝なかったしな、、」
「まずこの映画は1999年に韓国で実際にあった、
「参礼(サムレ)ナラスーパー事件」をもとに、
濡れ衣を着せられた少年たちの無罪を
証明するため奮闘する刑事の映画よ」
「たまさん、のっけから、
サイトの文章そのままじゃないですか」
「うるさいわね、出遅れてるんだから、
この辺りはサクッと行かなきゃ!
で、この刑事役が、我らが演技の神様
ソルギョング!」
「力道山の人っす」
「ミケちゃん、バカの一つ覚えみたいに
力道山だけ繰り返して、、ぷ、、」
「バカ、、ププ」
「え?」
「一つ覚え、、ププ」
「たまさん、ミケットはほっといて
実際にはソルギョング演じる警察官が
実在したかどうかわからないし、
本当は、立ち上がって戦ったのは、
弁護士さんでは?と思うんだけど、
映画では、殺人事件で捕まった少年たちが
真犯人じゃない!って気づいた刑事が
自分の人生も含めて権力に逆らうと
どうなるか?ってことも見せてるのよね」
「権力に逆らうとやばいっすよ」
「あ!何回も言います!
今日はネタバレしますよ」
「はいはい」
「最初はソルギョングは警察でも一軍的な
刑事だった!でも、すでに隣のチームが
犯人として起訴しちゃった少年3人が
犯人じゃないよ、、って気づいちゃって
真犯人の少年たちを捕まえて
連れてきちゃった、、、」
「でも正義の刑事ですよね!」
「あなたたち、警察に正義がない時も
あるわよね、、日本だって冤罪事件が
あるでしょ、疑問に思った刑事だって
いたはずよ、、、」
「ああ、、」
「結果、余計なことをして
警察の面子を潰すようなことをした
ソルギョング演じる刑事は
飛ばされるわけよ!定年近くまで
僻地に飛ばされるわけよ!」
「でた!権力社会!」
「それよ!ソルギョング演じる刑事は
留置所に入ってる少年3人に会って
やってないんだろ?やってないのに
やったって書かされたんだろ?って
詰め寄って、でも取り調べの拷問が
怖過ぎた少年たちは、もういいんですって
なるわけ、、、」
「冤罪の生まれる時!!」
「それよ」
「で、ソルギョングは粘って粘って
真犯人の一人に告白までさせて
テープに撮って、、、
でも、権力に飲み込まれて
僻地に飛ばされるのよ」
「ああ、、」
「かわいそうなのは家族よね、
で、時は流れて現在の姿!
嫁と娘、、それでも娘は警察官になって
父をちゃんと尊敬してるし、いい家族よ」
「それっす!」
「もう、事件のことは風化して
やっと階級は下だけど、
僻地から戻って来れて、定年まで
ゆっくり努めるはずだったのよね」
「ところが!っすよね」
「ところがよ!
あの少年たち3人は大人になり、
やってもいない事件の前科者になり
人生がうまく行かないわけよ。
おまけに被害者女は、
当時、事件現場でぐるぐる巻きにされ
少年たちを目撃した女はね、
気づいちゃったのよ、これは冤罪だ、
真犯人は別にいる!ってだから
社会に出た少年たちの面倒を見てるの。
彼女が立ち上がるのよ、もう一度、
裁判を!って」
「でも、ソルギョングにしたら、
もう、今更、、、っすよね」
「今更よ、、俺があの時
上に逆らってまで、冤罪を晴らそうと
したのに、お前ら、もうええって
言うたやないか!って」
「謎の関西弁!」
「それ!」
「で、裁判がはじまる!そして!
「ストップ!」
「え?」
「そこは映画を見てのお楽しみじゃない!」
「あれ?ネタバレするんじゃないんすか?」
「ネタバレはこれからよ!
映画の筋なんか、もうわかってるんだから!
こっちにはもっと大事なネタバレがあるのよ!」
「そうでした!たまさん、騒ぎましたもんね」
「声は出せないから、マズル刑事の
顔を見たわよ!肩を叩いたわ!」
「叩かれた!!」
「ソイングク!」
「びっくりしましたよね」
「ほんと、オオカミ狩りの
斜め上をいく、ソイングクの使い方!」
「さあ!たまさん、どうぞ、語ってください!
思う存分!」
「あのね、ポスターの下の小さいところに
イングクのブサイクショットが
あったのに気づかなかったのよね!
だって、変な髪型の未成年役の田舎の
ヤンキー!そんな役でソイングクが、、」
「それも初めに少し、
あとは終わりに少しでした」
「声を大にしていい?
勿体無い!勿体なすぎる!
大根の一番美味しい真ん中のとこで
レンジ磨きするくらい勿体無い!」
「え?」
「大根のしっぽでキッチン磨きしたら
綺麗にっておばあちゃんが言ってたわ」
大根には油を溶かす成分があるから
ガスコンロを磨くのにいいよね!」
「はあ」
「ソイングクも、忙しい身なのに、
こんな端役をしてる場合じゃないのよ。
オオカミ狩りで前半に殺されてる場合じゃない!
この映画にタイトルをつけるならって
いとっぺさんが書いてらしたけど
わたしも、つけたいタイトルがあるわ!
この監督の豪華俳優を使いたい放題してる
姿に物申したいの!!
友情出演も含めて監督の顔で集めてきた
俳優どっさり!」
「カメオじゃなくて?」
「全然カメオじゃなくてしっかり出てます」
「なぜかいとっぺさんの記事がうまく貼れないから、
みんな、シネマ・ウォッチャーいとっぺで
検索して6月20日のブログだから!」
「俳優話でコメントで盛り上がってますよね、
お二人、、、あはは」
「私がタイトルをつけるならねえ
「俺の権力」よね。「監督の権力」でもいいわ。
サブタイトルは、見よ!このキャスト!!とか」
俺の俳優盛りだくさん行進曲とか!」
「俺の権力って、」
「俺のフレンチみたいっすね」
「あ、フレンチもいいわね、、」
「おおっ!やった!」
「そうそう、私、昔、北野武監督が
初めて映画を撮ったときの思い出を語ってたのを
思い出したんですよ。「その男凶暴につき」
って映画!わたしはまだ学生だったけど
映画館に観に行きました」
「で、監督のインタビューを
見たか、読んだか??あの映画で
全く無名の俳優を使ったのは、
有名俳優を使うと、あー!ってネタバレ
しちゃうから。こんな有名な俳優が
ちょい役で出るわけないから
きっと影の親玉なんだぜ、とかね。
みたいな話をされてたんですよね。
確かに当時白竜さんも、
大杉漣さんもあんまり一般人には
知られてなかったから。」
「へえええ」
「まあ、私にとっては、めちゃ
嬉しかったんですけどね、
思わぬとこでソイングクに会えて!」
「ヒャッホウですやん!」
「けど実話の事件をベースにした映画では
わたしはカエル殺人事件を
超えてなかったわね。
この映画はもっと重くもっと深く
作って欲しかったんです。
っていうか期待しました。もっとすごいのを」
「結構すごい映画でしたよ」
「俺たちは大満足!」
「まあねえ。あ、無駄口を叩きますが、
このソイングクの役ね、
わたしなら、チュジフンにやって
欲しかったです。だってあの凄みのある悪!
他に誰がいます?暗数殺人のあの演技!!
あれは滲み出るものがあったわ」。多分
ジフンくん出たら映画の深みが違いましたよ。
そうなれば、あのチョンジヌンが演じた検事も
まだまだ軽いなあ。できれば
チェミンシクさんにやって欲しかった。
ジヌンさんは、そこまで腹が深くないわ。
本物のヘドロのような悪に見えない。」
「なんですか、本物のヘドロって、、」
「まだまだ綺麗ってことよ。
ああ、たまキャストに配役を変えだけで、
もうどんどん映画が重くなってきたわ!。
でも、本当に言いたいのは、
3人の少年が弱い!!この3人の1人は
まずユアインにやってもらわなきゃ!
あとの2人はギョンスとチャングレこと
イムシワンくん!ギョンスは字が読めない役!
もうね、ギョンスのちょっと壊れた人の
やばい演技ってね、他を抜き出てるわ!
神と共にを見たわよね?」
「はい!でも、覚えてないっすよ!
ギョンスって人!」
「ええ!」
「まあいいわ、3人目はチャングレですよ。
イムシワンくん!あの何も悪いことを
しなさそうな目、、なのに、
でも巻き込まれて
あんなに綺麗な顔なのに不幸な人生を、、
もうこの3人だけであと3本は
映画撮れるわね。
未成年の頃の冤罪のために全てが
黒く塗りつぶされる人生の映画、、、。
オムニバスで一人一人の物語が、、、。」
「いやたまさん、全然、
この映画から離れてますやん」
「うるさいわね!
とにかくわたしには、ソルギョングを
主役に置きながら、ちょっと簡単に
作り過ぎてる感が否めなかったんですよ。
少年たちが前科者として苦労して地べたを
這いずるようにして生きてきた辛さや重みを
詳しく撮ってる時間なかったならね。
配役はユアインですよ。彼が出ただけで
塗りつぶされた未来を背負ったのが
滲み出てます。彼が1分間、背中に荷物を背負って
ヨロついて、おっさんに蹴られまくるだけで
10年の辛さが滲み出る。
権力に屈してしまった後悔が滲み出る。」
「そんなこと言っても、たまさん、
ユアインは今、映画に出れないし
彼自体が大変な状態っすよね。」
「それよ、、、、
私はこの3人の冤罪者か、
真犯人の誰かの役で、ユチョンに
出演して欲しかったのよね」
「もう、ユチョンは今や韓国映画に
出れないじゃないっすか、、」
「そうなのよねえ、、」
「たまさん、この映画の良さを
もっとアピールして映画を
見に行ってもらおうって気持ちに
ならないんすか?」
「そうっすよ、いい映画だったのに!」
「えらく前のめりじゃない!」
「あ!!そう女優たちは良かった!
ヨム・ヘランなんかもう最高です。
夫が真実を追うために降格されても、
すごく強い、かっこいい!!
チョンギョンさんも良かった!!
あと、メンズでは、敵役の
ユ・ジュンサンさん!ああ、彼以外に
あんな嫌なやつを、できる人います?
さりげなく上手い演技!
最高でしたね最高でしたね。」
「最後は泣いてたじゃな一すか」
「そうなのよ、感動はあります、笑」
「と言うわけで、フレンチに!」
「そうね、フレンチに行きましょ!」
「やった!」
「さあて、みなさんとはこの辺で!
私的には、この題材は少年たちが冤罪に
巻き込まれたあとの人生をもっと
クローズアップして欲しかった。
でも、他の俳優に人脈と権力と
お金を使いすぎたせいで、
冤罪少年が大人になった時の俳優さんが、
ちょい物足りなかった!
キム・ドンヨンくん(よく知らない)
ユ・スビン(よく知らない)
さらにも一人、出るわけなんだけど
この少年たちが冤罪背負って
生きてきたわけだから、やはり強烈な
俳優でガガガ!っと演じて欲しかった!」
「何回も言うけど、
リーダーをユアインにしてくれたらなあ。
ギョンスとチャングレを出してくれたらなあ。
まあ、勝手なことを言ってますが、
基本的にはいい映画でした!
しかし冤罪の3人の人生より刑事の人生を
クローズアップさせたことで
重めの映画を期待した私には拍子抜け。
割と当たり前の映画になってしまったって
ことで、3.5マズルかな。
ソルギョングだし、4マズル行くと思いきや。
そんなこんなでまた来週チャオ!」

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