はーい!最近、いろいろ
物欲が満載のたまです。お誕生日月だから
お買い物結構しちゃってます。
さて今日は、久しぶりのキムギドク監督の
「嘆きのピエタ」のご紹介!
「おおおお、キムギドク監督」
「賛否両論ですよね、キムギドク監督の
映画のご紹介って、、」
「そうなのよ。でもね、
最近、昔の映画を再び見て、
ご紹介するっていうのにハマってるから、
これから、定番中の定番の映画も
どんどん、紹介していくわよ!」
「わかりました!ではストーリーを」
「行くわよ!不幸のどん底の主人公は、
イ・ジョンジン演じるガンド。彼はね、
本当にひどい、人間じゃないって感じの
取立て屋なんだけど、、、」
「どんな風に?」
「いい?例えばミケットが借金をして
返せないとするわよね、、その時に、
保険に入って、身体障害者になったら
保険金がおりるから、飛び降りてね、って
感じなの。その他に両手をズッポリ切るとか」
「ええええええ」
手を切って、お前が受け取る保険で
金をはらえって、、、」
「怖い、、」
「自ら自分の工場の機械で、
手をバッサリよ、、」
「痛い、、、」
「そんなことも、平気な顔でやってのける
非道な男がガンドなのよ。
彼は天涯孤独なの、孤児院で育ったんだけど
家族がないの。そんな彼の前に突然、
母親だって名乗るおばさんがやってきた」
「いきなり!」
「いきなりよ!」
「でね、勝手に入ってきて、
ご飯作ったり、掃除したり、、」
「へええ」
「最初は、ばああ!って感じで
無視してたけど、母の愛を降り注いで
くれるから、やはりね、、母親がいるって
こんなにいいんだって思うのよ。
愛を知らない男が、愛を知っちゃうの」
「ああ」
「ところがよ、、そのお母さんが
突然いなくなっちゃった!ガンドは
もう、お母さんのために、取立て屋とか
非道な仕事はやめて真っ当になろうとか
いろいろ考え始めてたから、ショック!」
「どこに行ったんですか?」
「連れ去られた?」
「それは、、、」
「映画を見てのお楽しみじゃないの」
「ああ」
「ラストに近づくにつれ、
ああ、やっぱりキムギドクねって思う。
これはベネチア国際映画祭金獅子賞も
とってるし、かなりすごい映画よ」
よく分からない映画が多いけど、
この嘆きのピエタは、起承転結が
よくわかって、理解しやすいと思う」
「見所はどこですか?」
「見所はね、ガンドが取立てをして
車椅子にさせた寺のお坊さんがいるんだけど、
その寺に行ったガンドに、
寺がまた街並みが見渡せる高台の
いい場所にあるんだけど車椅子だから、
その街並みが見えないのよ。
お坊さんがガンドに嫌味を言うの。
視界が狭くなった、、って。」
「そこがみどころ?」
「そうではなくて、
そのシーンは自分が不幸にしてきた
人々を回るシーンなんだけど、
お坊さんすら闇金に手を出す、
そして返せないから、保険で返すために
わざと半身不随になるのよ!
なんちゅう街や、なんちゅう世界や、
世も末やなって思って、
お坊さんすら不幸にしても平気なくらいの
男がどう変わるか?が見どころよ」
「それ以外に、自分が取立てて、
周りの貧しい町工場の人たちを
どんどん障害者にしていくから、
足が動かなくなった夫の妻が苦労してたり、
障害を苦に結局自殺した息子のそばで
おばあさんが悲しそうにしてたり、、、
もう見ちゃいけないものを見たくらい
苦しい気持ちにこっちもなります」
「でも、そこがキムギドクの世界なのよ。
そんなことをしてきた男に降りかかる
地獄の苦しみ、、、貧しい町で孤児の男が
そうやってしか生きる道がなかったって
描き方もあるし、明るい要素が皆無よ。」
「キムギドクさんも死にましたよね」
「コロナで、、、」
「ある意味、時代に殺されたみたいな
人生の終わりかだよね」
「主人公はね、
母の愛を知ってしまったから
そのあと、悲しみが押し寄せるのよ」
たまに実家に帰るとごちそういっぱい!
こういうのが母の愛かなって。
実家のドライヤーが俺が子供の頃から
使ってるやつだったから、色違いで
俺とお揃いのをプレゼントしました」
「おお、さすがマズル刑事ね。
母って自分のものは後回しなのよ」
「俺の場合は、ママは
ミケちゃんの幸せがママの幸せって
いつも言ってるから、
なんでも買ってくれるし、、、」
「クズの匂いがする」
俺がクズなんすか、、、、」
「俺だって、この間もママが
新しい車が欲しいって言ったから、
俺が色を選んであげたっす!
ママはミケちゃんに感謝って。
色違いでミケちゃんのも買おうかなって」
「選んだだけで感謝、、」
「色違いの車、、、ドライヤーの
話の後に、車を持ってくる嫌らしさ」
「空気が悪いっす」
「マズル刑事、家庭料理風の
美味しい店があるから、行きましょう」
「クズと食べたらマズイですよね」
「なんで!!」
(置いていかれたミケットは
一人でカフェへ)
「置いていかれたっすけど、
気にしないっす。高級肉じゃないし、
家庭料理風ってそんなのはパスっす!」
さあて、みなさんとはこの辺で。
この映画は、キムギドク監督の映画の
中でも普通に近い映画かも。
見やすい感じです。でも、極悪非道さが
あまりにもハードだから、
3、5マズルかな。
ではまた来週まで!ちゃお!
みんな!手洗いでコロナ予防だよ!
「あ!お知らせがあるっす!
マズル刑事のツイッターが始まったす!」
「そうそう!これです!
https://twitter.com/mazuru299keiji
ついに新しいスタンプ登場!
マズル刑事のラインスタンプ第4弾!
https://store.line.me/stickershop/product/5229010/ja
第4弾に好きなのがなくても安心!
ここで見つかるかも!第3弾も好評発売中!
https://store.line.me/stickershop/product/1642685/ja
第2弾も試してみてね
https://store.line.me/stickershop/product/1457663/ja
第一弾も、まだまだ売り出してます!
https://store.line.me/stickershop/product/1448152/ja