「はーい!今日は、
もうね、見終わった後、
すごく重い気持ちになる映画よ!
なんと原作は宮部みゆき!火車です
ああ、、私昔宮部みゆきの
小説ハマったわ、、、、」
「俺もはまりました」
「ボスが最初よね、
ハマったの、、」
「署長じゃないですか?」
「まずは、
ストーリーをお願いします」
「そうね、行くわ、、
これね、韓国では観客動員200万人を
超える大ヒット!って書いてあったけど
そういう映画じゃないのよね、
もっとマニアックな地味な映画のイメージよ」
「へええ」
「最初は大人のカップルが、結婚を控えてて
両親に挨拶しに車で遠出してるシーンから
始まるの。途中、サービスエリアに立ち寄って
男が飲み物とか買いに行って、女は車で
待ってる、、雨が降ってて、、
で、車に戻ってきたら女は消えてるよの。」
「誘拐!?」
「誘拐?とか思うじゃない、、
何か事件に巻き込まれたんじゃないか?とか
でね、女は映画の後半までズーーーーと
行方不明のままよ。」
「警察に行くんだけど、姿消したのは
マリッジブルーじゃないですか?
とか言われて、相手にしてもらえない、、
そのうちに、女は自ら消えて
失踪したんだなってことになり、、
男が女を捜し続けるうちに
女の本当の姿が見えてくるのよ」
「本当の姿!?」
「実は幽霊?」
「違うわよ、、女の名前は
ソニョンっていうんだけど、
まず最初にわかったことは、女は
ソニョンではなかったの、、、」
「え?」
「女は、ソニョンになりすました
全く違う名前の女だったのよ。」
「本物のソニョンは
どうなってるんっすか?」
「本物のソニョンはね、、」
「言えないわ、、
見てのお楽しみよ。以上!」
「ええええええええ
もう少し聞きたいっす!」
主人公の男は、あのパラサイトで
お金持ちのパク社長役を演じた
イ・ソンギュンよ!
この映画でもペットのお医者さんで
開業医の子金持ち。品のいい男を演じてます。
失踪した女はキム・ミニが演じてるんだけど
もうね、影のある女の役が絶品!
本当に演技なのか?って思うほど怖い!」
「彼女がなぜ、他人になりすまして
生きなければならなかったか、、、
彼女ななぜ、本当の自分を捨てたのか
それは映画を見てもらわないと、、」
「これは気になるな」
「なるっす」
「この映画はね、女の足取りを追うのは、
開業医の婚約者一人ではなく、
彼のいとこで刑事崩れのおっさん!
このおっさんがまたいい味!
賄賂とかもらって警察をクビになって
することがないのよ。イ・ソンギュン演じる
開業医とは生活レベルが全然ちがう!
でも、ペットの開業医はおぼっちゃま!
お父さんが怖いの!そんなおぼっちゃまが
人を調べるなんてできるわけがなく、
クビ刑事がみんなお膳立て、、
刑事ってすごいわよね、、」
「刑事はすごいっすよ!」
「調べることにかけては
感と実力がものを言うっす!」
「足で調べるし、、」
「それっす!張り込みも!」
「俺らは大変だ!刑事は大変」」
「待って待って、元刑事は主役じゃないのよ。
このお話はね、単に他人になりすまして
お金持ちのおぼっちゃまペット開業医と
結婚したかった女って単純なお話じゃなくて
この女の生い立ちが不幸のズンドコなのよ」
「ズンドコってなんスカ?」
「昭和の言葉だ」
「私が見たドラマで、
大震災である子供が親と一緒に死んで
自分がその子供になりすまして生きるって
言うのがあるけど、なりすましは、
いつかどこかでほころびる、、」
「嘘ってずっと付き続けるのは
大変ですよね。」
「私のオンニがね、コロナ前に
行きつけのバーで、カバンを
ひっくり返したの。中のものが散らばって、
店のイケメンバーテンとか、
店が薄暗いから懐中電灯とか持ってきてくれて
お客さんとかも一緒に拾ってくれようとしたら
誰もこないで!って言い出して、、」
「年を10歳サバを読んでたから
落とした免許証や、病院の診察券とかで
年齢がバレたら!って大慌て、、
「あはは」
「オンニさんは確か70代ですよね、、
60歳でも、70歳でも、、
どーでもいいっすよね、、」
「ミケット!60歳と70歳は
全然ちがう!」
そうよ!
あ、、そうでした、、、
フランスでは、、
フランスは今は関係ないのよ!
もう今日は解散よ!
ええええええ
「たまさんの地雷を踏みやがって」
「えらいことっす」
「仕方がない、マズル家の食卓っすね。
安い出前っすね」
「何が安いだ!お前が払えよ!」
「さあて、みなさんとはそろそろ
この辺で。この映画はまず、宮部みゆきの
小説がよくできてる。映画を見るのも
いいけど、小説もオススメです。
小説のラストははっきりしない終わり方を
しているけど、映画では、監督の
解釈で主人公の女性の運命が決まります」
「不幸な生い立ち、逃げ出したい気持ち、
ここで、人生を悲観して
生まれ変わって新しい人生に、、、と
考えるタイプとは違い、
じゃあ、他人に成りすませばいいじゃん!と
いう発想が普通の人間にはないと、
簡単に思えないのがこの映画」
「さっき笑って、オンニの年齢ごまかしの
お話をしたけど、ついてしまった嘘を
正当化するためには、バレそうになったら
すごい勢いで頭が回転して阻止しようとするって
誰でもある話じゃないかしら?
人を殺めてまで嘘を突き通すこととは、
レベルは違うけどね、、
この映画は登場人物全員演技うますぎて
もう、ある女の人生を本当に見たような
気持ちになります。映画見たら
どっと疲れるから覚悟して!
私はこの映画、4マズルかな。
オススメです!
ではまた来週!ちゃお!」
みんな!手洗いでコロナ予防だよ!
「あ!お知らせがあるっす!
マズル刑事のツイッターが始まったす!」
「そうそう!これです!
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