「この映画、ユーモアと
ファンタジー性があっていいっすね」
「映像もきれいでよかったよな。
脚本が「アメリ」の
ギュローム・ローランなんだな」
「アメリなつかしいっすね！
主人公は、子供のときから自転車に乗れなくて、
それなのに、みんなの前で
一か八かで坂道で乗った時に
はずみで空中回転してしまって、
勘違いで伝説となってしまうっす！」
「しかも、自転車に乗れないのに、将来
自転車屋をすることになるしな、、、」
「隠し通したまま、大人になったのに
家族写真を撮るカメラマンが村に来て
主人公が自転車に乗るところを
撮影したいと言い出すっす」
「さあ、困った！どうするって感じで、
しかもそのカメラマンも
小さな秘密を抱えてたりするし」
「原作の絵本のタッチもいいっすよね。
パリ〜のエスプリが感じられる
ミーにぴったりザンス！」
「ザンス？、、、、」
「大切な人たちに幻滅されたくなくて
期待に応えたくて嘘をつくけれど、
そのこと自体が自分自身を
追い詰めていくんだな」
「秘密を打ち明けることで
心も解放されるんすよね、、、
俺も打ち明けたいっす！」
「いやだ！聞きたくない！
絶対共犯になるやつやん！！」
.................マズル刑事のオススメ映画.................
「今さら言えない小さな秘密」
南フランスの村で自転車店を営むラウル・
タビュラン。彼の評判はよく、村では自転車
のことをタビュランと呼ぶほどだ。彼は妻の
マドレーヌと仲睦まじく暮らしていたが、
実は誰にも言えない秘密があった。ラウルは
自転車に乗ることができないのだ。子供の頃
学校の行事でサイクリングに出かけた際、
自転車を押していたラウルは仲間から遅れ、
覚悟を決めて一か八か自転車にまたがると、
勢いのついた自転車は、倒れずに猛スピード
で坂を下り、はずみで宙を舞い空中回転で
池に飛び込んだのだった。この出来事に皆は
驚き、噂に尾ひれが付き村の伝説の人物に
なる。それ以来ラウルは自転車を引いて歩い
ても何も言われなくなった。ある日、様々な
村人たちの写真を撮っている写真家の
エルヴェ・フィグーニュがパリから村に
やってきた。二人はすぐに打ちとけたが、
フィグーニュは村で有名な急斜面をラウルが
自転車で下っていく写真を撮りたいと申し
出た。マドレーヌもラウルが自転車に乗って
いる写真が見たいと言い出す始末。ラウルは
撮影の機会をなくそうと、あらゆる手段を
とるのだが、ことごとく失敗。そしてついに、
撮影の日がやって来るのだが…。
ベストセラーのジャン・ジャック・サンペの
絵本を映画化した、ファンタジックな
ユーモアあふれる物語に、
マズル刑事も口角上がる。
予告編・公式サイトはこちら
http://www.cetera.co.jp/imasaraienai/
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