出番がない、、、
(ヒソヒソ)
「あいつ、面白くないからな、
話が、、」
「そうっすよね、、」
出番がない、、、、、
はあはあ、、
はあはあ、、
「ああ!夢か、、
怖かった、、」
「出番がなくなるとか
僕にとっては死と同じ。
今日は、ユーモアのある
接客をするぞ!いい映画を
オススメするぞ!」
そして、その日の夜、
マズル刑事たちは来た。
「やあ!オモシロDVDの
パトロールに来たよ!」
「今日は最初から
僕の出番ですね!嬉しいです!」
「マズル刑事とミケット刑事は、
プーと大人になった僕、
気に入ってましたよね?
大人になって仕事人間になった
クリストファー・ロビンとプーの物語」
「うん、面白かった」
「素敵なファンタジーだったっす!」
「でもね、
本当のクリストファー・ロビンは
すごく不幸だったの知ってますか?」
「ええ?なんか嫌だなあ、、、」
「作者のA・Aミルンは、戦争で心に傷を負い
PTSDになって、劇作家として作品もかけず、
ロンドンから田舎に引っ越すんです。
それがあの実在する100エーカーの森なんです」
「ああ~」
「そこで、奥さんがロンドンに
帰ったりして、息子と対峙した生活を
送らざるえない生活の中で、ぬいぐるみ達を使って
コミュニケーションをとるんですけど、
そのクリストファー・ロビンとぬいぐるみ達の
様子を挿絵画家がスケッチして
できたのがあのプーさんの物語なんです」
「だから場所も、エピソードも
実際の話からできてるんすね」
「でも、一つ失敗があって
息子の本名のクリストファー・ロビンで
お話を作ったので、最初は注目されたり
それが宣伝にもなってたんですけど、
子供なのにマスコミに追いかけられ、
普通の生活が
できなくなってしまうんです」
「ああ~、なんか、、、」
「そこから親子がどうなっていくか?
って感じなんですけど、
プーさんの物語が
生まれていく様とか親子の気持ちの
交流とかもあって
悲しいだけではなく描かれてます。
グッバイ・クリストファー・ロビンって
作品で、なんでグッバイなのか
だんだんわかってきます」
「でも、実際のクリストファー・ロビンは
映画よりもっともっと
悲しい人生だったみたいです、、、」
「もう、勘弁して、、、」
「僕と大人になったプーを、
見てからの方がオススメですね、、、
最初に真実を見ると、ファンタジーに
のめり込めないかも」
「でも、楽しいお話の裏には
真実の悲しい話が
ありがちですよね、、、、」
「あ、、」
「ええ?スタッフ君にも
悲しい真実があるの?」
「あるわけないっすよ~
はははははは!!!」
「さ、あいつはいなくなったし」
「グッバイ・スタッフ君すね。
早く借りて帰るっす」
「アーレー、、、
飛ばされたけど、
出番が多かったから、
いいですううう〜〜」
「なんか叫んでるっす」
「ほっとこ」
............マズル刑事のオススメ映画..............
「グッバイ・クリストファー・ロビン」
作家のA・Aミルンは、第1次世界大戦
からの帰還後にPTSDに悩まされるように
なる。妻ダフネの間に息子が誕生し、
クリストファー・ロビンと名付けられ、
乳母としてオリーブが雇われる。ミルンは
静養のためロンドンから田舎町へ移住
するが、ダフネは何も書こうとしない彼に
愛想を尽かして家を出て行き、オリーブも
母親の看病で実家に帰り、ミルンと
クリストファー・ロビンは2人きりで
暮らすことに。クリストファー・ロビン
との散歩中にぬいぐるみを使って創り
出したキャラクターたちを基に構想を
練り上げたミルンは、新作
「くまのプーさん」を発表。妻ダフネも
戻ってくる。ほのぼのとした作品は
戦争に疲れた人々に、予想を遥かに
超える人気を呼び、ミルン家は一気に
世間の注目を集め、メディアの好奇に
さらされ、普通の暮らしが難しく
なってくる。乳母のオリーブは、
クリストファー・ロビンのことを第一に
考えて欲しいとミルンに訴えるのだが…
くまのプーさんの真実の物語に、
解説にも出てきた
「プーと大人になった僕」の
記事はこちら!!
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そして!
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