ある日の二人、、
「どうしたミケット！
諦めるのか？」
「うう～」
「ネバーネバーサレンダーだ！
降参するんじゃない！」
「もう、のど元まで
攻め込まれてるっす、、、」
「徹底抗戦で勝利するんじゃ
なかったのか？、
時間もないんだぞ！」
「ギブアップっす、、、」
「なんだよ！食べきったら
一万円なのに～！」
「はい！3000円いただきます～」
「俺のおごりでチャレンジだから
あきらめが早いんじゃないのか？
結局高くついたよ、、、」
その様子を店の外から見ていた
ビデオ店のバイト君
「降参か徹底抗戦か、、、
まるで第二次世界大戦の
イギリス首相
ウィンストン・チャーチル。
ちょうどいいや、
今日オススメする作品は
あれにしよう、、、マズル刑事は
クリストファー・ノーラン監督の
「ダンケルク」も見てるし、
その時の作戦を決定した
チャーチル側から、
葛藤する内面を描いた作品を
オススメする。
俺ってやっぱり優秀だなあ、、、」
ビデオ屋のスタッフ君の
シネマコンシェルジュっぷりは、
徹底的なリサーチに
支えられていたのだ。
「おほほ」
その夜、いつものビデオ屋に行くと、
「待ってました！」
「え？」
「マズル刑事、今日から
僕のことは、
シネマコンシェルジュって
読んでください」
「え？」
ここからいきなり、
シネマコンシェルジュとして
一句！
熱入り ついついネタバレ
滑る口
お客様として一句！
肩書きに こだわりだしたら
出番減る
「ええ！
僕の一番嫌なことです、
出番減る、、」
「だから、高級風味な
ネーミングはやめて、、」
「うう」
「わかりました」
「それと、ネタバレくらいに
説明するのもやめて」
「うう、、」
しかし、その夜、
彼が勧めてくれた
「ウィンストン・チャーチル／
ヒトラーから世界を救った男」は
マズル刑事の好みの映画だった。
「めちゃ、よかったな、
やっぱり、あいつ最高の
シネマコンシェルジュだな、、」
...........マズル刑事のオススメ映画..............
「ウィンストン・チャーチル／ヒトラー
から世界を救った男」
ヒトラー率いるナチス・ドイツの勢力が
拡大し、イギリスにも侵略の脅威が迫る
第二次世界大戦初期。 内閣不信任決議が
出たチェンバレン首相の後任として、
外相のハリファックスを押す声があがるが
本人は固辞。そこで、国民からの人気は
高いがたび重なる失策から、政党内の
嫌われ者であったチャーチルに白羽の
矢が立つ。朝から酒を飲み、気難しく
変わり者の夫を叱咤激励する妻
クレメンティーンや、ウィットとユーモア
に富んだ、チャーチルの言葉を
タイピングする秘書、エリザベスの
サポートを受けながら、国難に陥った
イギリスの新首相に就任したチャーチルは
ドイツとの和平交渉をすすめる
チェンバレンとハリファックスらに
陰口を叩かれながらも徹底抗戦を誓う。
そんな折、英国軍は、フランス・
ダンケルクの海岸まで撤退。30万人の
兵士が孤立状態となっていた。
チャーチルは兵士を救うべく、ボートや
小型船など民間の船も、すべて召集し
ダンケルクへ救出に向かわせる
「ダイナモ作戦」を実行する。ナチス・
ドイツと和平交渉に応じ屈するのか、
徹底抗戦か。世界の運命がチャーチルの
手に委ねられる。アカデミー賞・主演
男優賞、メイクアップ&スタイリング賞
受賞の歴史ドラマに、
マズル刑事も背中ゾク！
「ウィンストン・チャーチル」
オフィシャルサイトはこちら
http://www.churchill-movie.jp/
ダンケルクの戦いを映画化する脚本家の話
「人生はシネマティック」はこちら
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タイピスト役のリリー・ジェームス出演の
「ベイビードライバー」はこちら
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マズル刑事ラインスタンプ
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