ちょっと前の映画を見ちゃお！映画「ヴェンジェンス」みたいに復讐したい気持ちはアリ？　

ランチタイムを少し早めに

出たと思ったら、憮然とした顔で

帰ってきたミケット。

「どうしたんだ？」

「今日のランチ、
見本と全然違ってたっす！

ネットで見たから、早めから行ったのに」

「しょうがないよ。
見本は、大きめに作ってるかも」

「むううううう」

「あんなの誇大広告っす！

法律で裁けない悪を

撃たないとダメっす！」

「ん？どうするんだ？」

「口コミサイトに悪口を書き込むっす！」

「絶対やめとけ！
食物の恨みは恐ろしいな、、、」

「、、、、てな感じで
ミケットの怒りが爆発なんです」

「サイトに書き込みとか

止めただろうな？」

「もちろんですよ。

もう、、、学生気分が抜けない

ユトリーナですから」

「仕方ない、、おい！ミケット！

今夜、美味いものを食べに

連れてやるから我慢しろ！」

「本当っすか！？」

「ああ、じゃあ、３人で」

「ボスと二人がいいっす！」

「ええ！」

「マズル刑事は、

遭難したり、俺が滑っていっても

俺を助けないっす、」

「昨日の話じゃん、、それを、、」

※昨日のブログを確かめてね！

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結局、夜はボスに

ステーキを食べに連れてもらうことに

なったミケット。

ふつふつとしながら、

マズル刑事は一人ビデオ屋に。

腹がたつわ、、あいつ、、

いつかあいつにお仕置きしたい！

安定の独り言、、

「ああ、、法律で裁けない相手を

裁く映画とかないかな、

スキッとするやつ！」

そこに、いつものスタッフ登場。

「マズル刑事！
ちょうどいいのがあります。
法律で裁けなかった犯人に対して
ニコラス刑事が怒り爆発ですよ！
「ヴェンジェンス」復讐って

意味のタイトルです。」

「ええ？ニコラス・ケイジじゃなくて？」

「ニコラス・ケイジが刑事なんです。」

「ややこしいな、、、苦笑」

「いや、いまやB級映画の王様ですよ。
ニコラス・ケイジ。
でも、これは被害者の子供との
心の交流もあったりして
怒りでドンパチだけじゃないんで。」

「いいね、ヒューマンどんぱち」

「まあ、そんなとこです。

はじめパチパチ、あと涙、

しびれ切れても　早回しするな！です」

「君はうまいなあ、、

言葉がポンポン浮かんで

川柳に向いてるわ」

「ところで、さっき、

つぶやきを耳に挟みましたが、

マズル刑事は、

闇でお仕置きしてないですよね？」

「そんなわけないだろ！」

「マドンナさんとの恋、

応援してますからね」

「あ、、、あはは、、、」

ちょっと照れるマズル刑事であった。

その夜、勧められた映画を見た。

刑事の映画はたくさんあるが、

こんな復讐劇は、実際は存在するかどうか

わからないが、主人公のケイジ演じる刑事の

気持ちはわかる。

必死で逮捕して、敏腕弁護士の力だけでなく

いろんな大人の事情で悪い奴が、再び自由の

身になる事件をたくさん経験してきた。

見終わってゴロゴロ、、

この映画、マドンナに勧めてみようかな、、

しかし同じ日に、友達と飲み会の帰りに

ビデオ屋に寄ったマドンナ。

「あ、マドンナさん、４本セット？

最後の一本、いいのがありますよ、、

ヴェンジェンスって映画で、

マズル刑事も今日、借りて行きました」

「あ、、、」（この人、少しうざいかも）