この間、高校生の時に
別れた以来の親友に会ったんだけど
親友の名は、マズル。
今日は、僕、ミュージシャンの
フニが、高校時代のマズルを語るよ。
マズルはとにかく、いつも元気だった。
やんちゃって感じかな。
面白い話や、楽しいことがあると
飛んでいっちゃう。
バレリーナみたいに!
実は僕は、最初はマズルが嫌いだった。
僕は、クラシックピアノとか子供の
時からやってて、音楽は好きだったけど
バンドとかに興味がなかったんだ。
だから、明るくうるさいマズルが
バンドだ!バンドだ!と騒いでいるのを
冷たく見ていた。
はっきり言って「キライ」だったかも。
ところがある日、僕は、
留学しようとした音楽学校に
落ちてしまったんだよ。
もう、生きていたくもないって
思ってる僕に
マズルが、
バンドに入らないか?って誘ってきたんだ。
僕は、あいつが、キライだったけど、
あいつは僕に
バンド一緒にやろうぜ!と
変なサングラスを俺にかけてきて、、
「ロックも楽しいぜ」と
笑ってた。
ピアノもギターもバイオリンも
クラシックしかしたことなくて
それを練習時に、
馬鹿にするのかと思ったら
すげーすげーって、
天才だねフニくんって。
ピアノさあ、教えてよ!!
クラシックのやつ!とか
音符見ただけで歌えたら、また
すげーすげーって。
ちょっとピアノで作曲したら
天才が来た!うちのバンドに!って。
僕は、元気を取り戻したんだ。
世界一キライだったマズルのおかげで。
再び前を向いたんだ。
女の子たちに、そのサングラス
ダサいからやめたらって言われても
マズルがくれたんだから、、
外せなかった。
プロテストでもつけてて
でもテストの途中で壊れて取れて
そしてら審査員が
「君!めちゃイケメンやん!」って
即合格。
あいつは、正義感に燃えてるだけでなく
すごく優しい。
高校時代、俺をバンドに入れたのは、
「俺の中に天使と悪魔がいるから」
って言ってた。
「フニくんをバンドに誘ったのは
悪魔のささやきさはあって
先生に目をつけられてるから、
バンド活動がやばい、、、
先生に好かれてるフニくんを誘え!
ってささやきがあった」
って言ってたなあ。。
プププ。
マズルは、照れ屋で、
カッコつけられないタイプだから、
いつもこの調子。
あ!好きな女が出来たら、
一直線!
ここはダメなとこ、
周りのアドバイス聞かないからね!
そんなマズル刑事だけど、
俺の親友だから、みんな
たくさん応援してね。
人気がないと、いじけるからさ。
よろしくです!
今日の映画は、
マズルが世界一キライだったって
思い出とともに、この映画かな。
キライって実は、気になるの裏返しなんだよね!
おすすめだから、見てね!
............フニくんのオススメ映画..................
「世界一キライなあなたに」
おしゃれ大好きなルイーザ。働いていた
カフェが閉店して、新しい仕事を
探していた彼女は、バイク事故が元で
車椅子生活をしている、青年実業家の
世話をする仕事につく。ルイーザに冷たく
当たる彼だが、次第に彼女の明るさが、
頑な心を溶かし互いに惹かれていくが、
彼は自分の残り時間を半年と
決めていた。ほろ苦いラブストーリーに、
マズル刑事もハートドキン。