※この記事は後半に映画批評があります。
お見逃しのないようにお願いします!
最近、「警察官の不祥事が目に余る」と
所長の挨拶があった。
警察官も普通の人だった!という考えはいけない、
選ばれし者が警察官になった!と考えなければ!と
所長が、長い長いなっがーーーい挨拶をしていた。
マズル刑事は思う、、
俺の中にもいるの?天使と悪魔が、、。
悪魔っていうか、、
まず、この長い長い、挨拶を聞いてるだけで
暑い、、辛い、、聞きたくない、、
「あ、、目撃者から連絡きたんで
現場に行きます」って言って
抜け出そうかな、、とか考えてる時点で
悪魔がいるじゃん。
と思っていたら、、、
ミケット刑事がすかさず、
「あ、目撃者から電話が!、、俺
行かなくっちゃっす!」と
スマホ片手にどっかに行きやがった。
あいつ!今頃!
「あはは、暑いっす!聞いてられないっす!」
とか言って、どっかで涼んでるはず。
嘘をつくことを屁とも思ってないからな。
そうこうしているうちに、本当に
マズル刑事の電話が鳴った。
「刑事さん、この間、
聞き込みに来た刑事さんですよね?
あの!また来てるんです、
あの黒い帽子の男が!」
「え!あの男が!」
「マスクかけてるし、、でも
あの男に似てます」
「わかりました!駅前の喫茶ボンさんですよね」
「はい、、昭和40年から
喫茶をやっておりますボンです。」
「何年やっててもいいんですけど、
駅前ですよね?」
「駅前、、って言ってもロータリーを挟むんで」
「どーでもいいです、今から行きます!」
ボスに小声で言う。
「所長の話まだ、終わりませんけど
俺、今連絡あって容疑者が
例の喫茶店に現れてみたいで、行きます」
「そうか、、俺も行こうか?」
「ボスは、ここで所長の話を聞いててください」
「俺も、、、行った方が、、」
「ボスはいいんです!」
みんなここを出たい、、みんな
頭に悪魔が、、嘘が渦巻いてる、、
ああ、、所長、、いつまで喋るのか、、
そして、ついに抜け出せたマズル刑事が
駅前に向かっていたら、、
マクドナルド前で、ミケット刑事を発見!
「お前!やっぱり嘘か!」
「暑さで、ものが考えられないっす」
「なんでもいい、あの喫茶店に容疑者が
いるらしいんだ、行こう!」
「ええ、、もしかして、走るかもしれないっすよね」
「うるさい!逃げたら追いかけるだろ!」
「暑いから走りたくないっす!」
「お前ってやつは!!!」
そして、昭和40年から営んでる
古い喫茶店到着!
「ああ、、刑事さん、ごめんなさい、
黒帽子ね、、うちの息子でした、
6年ぶりだから、気まずくてマスクを」
「はあ!?」
と一瞬怒ったけど、、
カキ氷食べていってね、、と言われ、、
至福、、、、
「犯人、追いかけるのは秋にしたいっすね」
「夏は事件、やめてほしいな、、」
刑事なのに、とっても不謹慎な二人。
その夜、マズル刑事は、
映画を見た、タイトルは「天使と悪魔」
そう、、誰の中にも悪魔がいる。
そして誰の中にも、天使がいる。
俺の中の今日の悪魔
「容疑者がいるかもしれない喫茶店で、
いなくて、カキ氷食べてホッとしてしまった。
犯人逮捕よりカキ氷で涼みたいなんて、、」
(なんか悪魔がちっさ!)
.............マズル刑事のオススメ映画....................
そんなマズル刑事の