※注意!この記事の後半に映画紹介があります!
お見逃しのないようにお願い致します。
一向にマドンナとの恋が進まない。
長いこと和菓子屋に潜入捜査に行ってたから、
恋の聞き込み捜査も止まったまま。
でも、今日マドンナの同期の受付のシネマちゃんに
聞いちゃった。マドンナは10代の時、バンドの
ボーカルが好きでライブに行ったりしてたと。
おお!それは俺の過去を知ってかしらずか
ホトトギスか?(これは分かる人少ない)
実はマズル刑事は高校生バンドを組んでいた。
ランチに誘って(ミケットも付いてきたけど)
ちょっと聞いてみる。
「バンドの音楽好きなの?」
「あ、、笑、、ですね。高校生の時だけど。でも
作曲とかできる人って尊敬しちゃいます」
「おお、、俺も昔、ちょっとね、、」
「え!マズル刑事って昔、バンドだったんですか?」
かわいい、、明らかに尊敬の目やん!!
「いつか、昔の曲とか出てきたら
聞かせようか?ティーンエージャー気取りで
映画みたいに集まろうよ」
「きゃーすてき!」
「俺も、友達と一緒に曲を
作ったりしてたっす!」
「本当?ミケット刑事も?すごい」
「くそお、、話に入ってくるな!」
「ええ、、だって俺もみんなで話したいっす!」
「コイツッッ」
署に戻ってからも、みんなでワイワイ!
「じゃあ、、来週、昔の曲とか持ち寄るのは
どうっすか?」
「きゃー!すてきすてき!映画みたい!
みんなで、どっかに集まりましょ!」
「お、みんな音楽好きなのか?
バンドやってたのか?実は俺も昔
ドラムをちょっとな、、」
「ボスも!?キャ!すごい」
なんでボスまで混ざるんだよ、、
はあ、、しかし、、
「いいね!」といったものの、、
その日の夜、、、夜中、、
困った、、困った、、
俺たちのバンドは、リーダーの
フニくんが曲のほとんどを作っていたし。
(マズル刑事は歌うだけ、
ギターも持ってるだけ、形だけの格好ギターで
たまにジャーンとかやるだけ)
「この際、天才フニくんが作ったやつを
自分のだって言おうかな、、
フニくんの曲は名曲だからな、、」
「いや、、だめだ、、マドンナに嘘は、、」
その夜、気分を出すために
映画「ラブソングができるまで」を
借りて、見ながら急いで作曲、、映画見ながら
ポロンポロン、、、
ってできるわけないやん!そんな簡単に!
ギターも実は、ポロ、、ん、、ポロン、、
と拙いし、、リーダーのフニくんは
今、本格プロだから、気軽に連絡できないし。
思い出す、、あの時の別れ
「マズル、お前は刑事になる夢があるだろ、
俺には音楽しかないから、、このまま続けるよ」
「フニくん、、、ごめん、俺、、
どうしても刑事になりたいんだ。」
「いいよ、、お前とずっとやりたかったけど」
「お互い、敏腕刑事、有名なバンドになれたら
必ず会おう!それまで頑張ろう!映画みたいに
20年後とかに胸に薔薇つけて会おうぜ!」
ってかっこよく別れたから、連絡しづらい。
ああ、、フニくん、余ってるの一曲ちょうだい、、
捨てた曲でいい!ラインで送って!!(図々しい)
結局、映画「ラブソングができるまで」を
朝までに3回も見たけど、
ラブソングはできなかった。しかし映画は
めっちゃ面白かった!!!
.............マズル刑事のオススメ映画....................