脳出血で倒れた知人
見知らぬ番号からの電話今年の春、スマホに知らない番号から電話があり、いつもなら怪しい電話には出ないが、なぜか知っている人かも?という気がしたので出てみた。知り合いのいるドイツからの番号であったのも出た理由だが、女性の声で日本語だった。彼女はしばらく連絡が取れていなかった知り合いの奥さんだった。そうした予感みたいなものは、割と当たるものだ。直接お話しするのは初めてで、自分の長年の仕事関係の知人というのはその旦那さん。ご夫婦で商売をされているが、なんと彼が脳出血で倒れて、今入院中だと聞かされ驚いた。それから何度か仕事上のメールをやり取りして、最近退院したと連絡くださった。彼とはもう20年の付き合いで、自分がスイスに戻ってからは、ずっと会ってない。でも、年に数回は電話をくれて、仕事以外の話もしていた。年も近いので、割と気が合う人。そんな彼が脳出血で倒れたと聞いて、本当にショックだった。倒れる1ヶ月くらい前に電話した気がするが、将来の計画や最近のドイツの事情など、色々話した。そして長い入院生活の末、ようやく自宅へ戻ったと聞いて、メッセージだけ送った。麻痺と言語障害今日は外出中にスマホが鳴った。いつもはあまり気が付かないが、スマホのメモを見ていたのでちょうど着信を確認した。彼からのビデオ通話の着信だったので、すぐに出た。実は、退院後の彼の状態を詳しく知らなかったので、もしかしたら結構大丈夫なのかな?と思っていた。しかし、画面に映った彼を見て、やはりいつもの状態ではないのはすぐわかった。車椅子で、あまりうまく話せない状態だった。それでもカメラでどんな状況か見せてくれた。自分になんとか伝えようと話してくれていたので、こちらから推測して会話した。麻痺が残り言語障害も残ってしまったが、現在リハビリを頑張っているところだと。正直めちゃくちゃショックで、めちゃくちゃ嬉しかった。普通なら、自分の姿をビデオ通話で見せたくないかもしれない。でも、彼は顔を見せてくれたし、一生懸命説明しようとしていたので、正直涙が出てきた。それは、自分に連絡してくれたことへのうれしさ、そして彼の悔しさと、これからの生活の大変さを思うと、いろんな感情が込み上げてきた。彼のSNSをみればわかるが、本当にたくさんの人からの応援メッセージがあったし、人柄の良さと人懐っこさ、正直さみたいなものが滲み出ている。奥さんも仕事と彼のことで、大変だろうと思う。でも、きっと彼の人脈なら助けてくれる人がたくさんいるだろうなと思う。彼と彼の奥さんを応援したいと思うし、可能な限り彼の状態も良くなってほしいと願う。